2010年08月30日(月) 11時30分00秒

お金が残らない飲食店の傾向と対策

テーマ:オーナーシェフの読み物

このブログを読んでくださっている(中)小規模個人飲食店の経営者さんの中には、毎年の確定申告を自分で済まされている方が多いと思います。


確かに、法人税の計算は、税理士等のプロに頼まないと難しいですが


個人の所得税・消費税でしたら、判らない所だけちょいと教えて貰えば、申告できない訳でもないです。



が、めんど~


出来れば税理士さんに頼みた~い


でも、頼めな~い



なんで?


答えは簡単です。


お金がかかるからです。




ところで、私は(中)小規模個人飲食店の経営者さんと話をする際、こんな事をお話しさせて貰う事があります。


「私達に報酬を払い、税金も納め、なおかつ手持ち資金が今より増えればよくないですか?」


何もしなければ、今まで通り万年資金不足のアリ地獄


将来に対する不安も募る一方です。


しかし、一見高額と思われるお金を払っても


結果、今の資金不足が解消されれば「生きたお金の使い方」が出来たって事じゃないでしょうか。




ただ、ウチのお客様の中にも、


資金不足のアリ地獄から完全に抜け切れていない方と


支払い日の前日でも、安心して睡眠がとれる資金的に余裕がある方の2パターンあります。



そこで、どうして2パターンに分かれるのか、その原因について分析してみた事があります。


まず、ウチでは売上金については必ず、同額を銀行に入金するようお願いしています。


現金過不足が発生したら、その分を調整した金額で入金をして貰います。


つまり、閉店後レジを閉めたら、いつものつり銭分をを除いた残額を翌朝入金してもらいます。


狙いは


余分なお金を持たないようにすること


『今、使えるお金』を常に意識することetc.


売上金と同額を預け入れる点については、ウチのお客様の実行率は100%です。


という事は売上金と同額を預け入れする事自体は2パターン分かれる原因では無いようです。


では、何が違うのか??



その違いは、預け入れのタイミングにありました。


少なくとも資金繰りにそんなに難儀していない方の共通点は


翌朝仕事を始める前に


又は昼休みに


銀行に行って、前日分の売上金を預け入れしています。



しかし、資金繰りに難儀している方は、毎日は銀行に行かない傾向があります。


二、三日分まとめる又は定休日に一週間分まとめて入金をします。


このように、何日間か分をまとめて入金する場合でも必ず、一日の売上高が通帳な打ちこまれるように入金するようお願いしています(税務調査対策も兼ねています)ので


入金作業自体がとっても大変です。


ATMの前に長らく居る事になり、他人の目の気になります。


第一、余分なお金が手元にありますから、知らず知らずのうちに、お金の使い方が雑になります。


他にも原因は色々と考えられますが


結果として、万年資金不足のアリ地獄から抜け出せないでいるんです。



ですから、資金繰りに難儀している方は、まず


毎日銀行に行くクセを付けて下さい。


そして、円単位まで正確な売上高を通帳に記入させて下さい。


これが、必要最低限の対策です。



これらの行動を地道に継続していると、少しずつではありますが手持ち資金に余裕が生まれてきます。


そうなったら、次のステップに進むんですが


今日は、ここまでにしておきましょう。



これらの行動を実行するに当たり、新たな出費は1円も必要ありません。


本人が決心して、即行動するだけです。


このブログを読んだら、早速、今日のレジ閉めから、翌朝預け入れる分を袋に入れて分けましょう。


キリがいいから9月からなんて言っていると、又、ズルズルとアリ地獄にはまりますよ。




はい、やりなれない方にとっては、とっても面倒臭いですよね。


でもね、面倒は成功の母だと思うんですよ。


さ、四の五の言わずにやってみましょう。


一週間続けて、習慣になっちゃえば


こっちのもんですよ。




では、又お時間のある時にお立ち寄りください。

2010年08月24日(火) 10時30分00秒

次回の来店動機を作りだす方法

テーマ:オーナーシェフの読み物

近所のコンビニの店頭に「おでん8月27日から始めます。」と予告が貼り出してありました。


ウンン・・・面白いですね。


チョッピリあつい気もしますが


予告ですから


季節先取りって事でご容赦を挨拶



ブテックでは、店員が暑い季節に長袖の洋服を着るのは当たり前ですからねぇ


あなたのお店でも積極的に『予告』してみませんかはてなマーク



「おでん始めました。」って貼り出すより


期待感が高まるし


次の来店きっかけにもなりますよ。



では、又お時間のある時にお立ち寄りください。

2010年08月20日(金) 15時00分00秒

飲食店の税務調査事情

テーマ:オーナーシェフの読み物

最近の飲食店における税務調査事情です。


残念な事に、飲食店は不動産業等と並んで毎年、脱税が多い業種と言われており


税務調査も数多く実施されている業種です。



ただ、一口に『飲食店』というグループ分けには少々無理があると思うんですよね。


なぜなら


早朝からモーニングサービスを実施して、昼にはランチ


6時にはお店を閉めるような喫茶店から


バー、キャバレーの類までが飲食店ですからねぇぇ


客単価も、原価率も違うので正直言って全くの別物だと思うんですよ。


でも、統計上の区分では同一グループですから・・・


ま、現金商売なので「脱税がしやすい」も思われる節は確かにあると思います。



かと言って、飲食店だからという理由だけで、必要以上に税務調査を恐れる必要はありません。正しい申告をしていれば、税務調査に来られても、何事もなく増差税額を取られる事なく税務調査を済ませる事も出来る訳ですから「税務署が来る」と思うだけで気が重くなりますが・・・



それとは別次元の話で、税務調査は今現在も何所かで行われている訳で


何時、あなたのところに順番が回ってくるか判らないという面もあります。



そこで、飲食店ならではの税務調査の特徴みないなものがありますから、こっそりという程でもないですがお知らせします。


飲食店の場合、従業員から預かった(はずの)源泉所得税を不納付とする事案が多く見られます。


そもそも、本来源泉徴収をしなければいけないところを


源泉徴収し忘れる


又は扶養控除等申告書が提出されていない従業員に対して甲欄で源泉している


などなど初歩的な悪意の無いミスが多いのは特徴です。



実は、飲食店における源泉の取り扱いって、簡単ではありません。


他業種と比べてアルバイトの比率が高く


中には、二、三日で来なくなるアルバイトも居たりして・・・


それから『賄い』の取り扱いも厄介です。


これらの取り扱いをご存知ない飲食店経営者さんを、散見します。



知らないから、間違っているなんて疑いもしない。


疑いもしないから、正しい処理を確認しようなんて思いもしない。


結果、ずーーーーと今まで通りの間違った処理を続ける。




飲食店の場合


長らく料理の修業をしてきた料理人さんが独立しているパターンが多いです。


料理人さんは、料理の修業はしてきましたが


こうした事務手続き関係はどうしても弱い傾向にありますから、いた仕方ない点でもあるんですがねぇ・・・



ま、とにかく飲食店においては給料の源泉徴収に間違いが多いという傾向にありますから、あなたのお店も、今一度確認してみてください。



あなたが今やっている処理は、本当に正しいですか???




では、又お時間のある時にお立ち寄りください。



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