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公認会計士と税理士の違い 2

Theme:  ◆一流税理士への道 2011年09月27日 08時47分47秒

公認会計士と税理士の違いの一つに重要性があると思う。


会計士の監査の場合は1円単位で争うことはしない。規模の大きい企業を相手にすることもあり、1円単位で議論していたらキリがない。ゴーイングコンサーンを前提として、一定の金額的な重要性の中であれば誤った処理を容認するし、現時点で重要性がなくても将来重要性が顕在化する可能性が高ければ会社に修正を要求する。会計士の業務はやはり監査がベースになっているものが多いので、そこから派生する業務に対してもこの重要性という考え方が根底にあるように思える。結局のところ意思決定を大きく誤らせないような情報を提供していいれば基本的にOKという考え方である。また重要性というのはだいたいこのくらいまではという合意形成が会計士内にも、企業側にもあるので、重要性で議論することはあまりないように思える。


一方税理士はどうかというと、個人顧客、法人顧客が相手になり、その顧客は納税という形でキャッシュアウトが伴う。重要性という考え方がないわけでもないが、当初申告したものから支払額が増えるというのは理解を得られない。重要性がないから追徴されて税金もっと払ってください、とは言えない。重要性というか税務に対するリスクを相当顧客に対して説明しなければいけない。法人顧客の場合は税に明るい人もいるのでそういう説明も可能であるが、個人顧客は理解できないケースもあろう。


重要性に対する合意形成の差は意外と大きい気がする。

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