ピオルクssでごめんなさい
テーマ:ssいやほらいろいろやんなきゃいけないことがあるのはわかってるんだけどさ
もうピオフリ考えるのが軽くストレス解消になっちゃってるんだよね。
電車乗ったら必ず携帯に何かしらss書き溜めてる。もう末期。ばか末期。
眠りによせて
霞んだ目に青い天井が映った。
大きな窓からは昇ったばかりの朝日が橙の光を投げ掛けている。
起き出したカモメがうるさく鳴いた。
見張りの者が交代の声を掛け合うのが聞こえる。
上の条件を全て踏まえようが踏まえなかろうが、寝ぼけた頭でも充分に理解できた。朝が来てしまったのだ。知りたくもない事実にピオニーは深く呼吸しながら眉根を寄せ、体を無理矢理に起こした。正確には起こそうとしたのだ。しかし体内の血液は思ったより粘度が高く、水飴の中にいるような感覚に辟易した彼は両手を挙げて観念した。寝乱れた毛布にもう一度体をゆだねる。大きく溜め息をついて、目を閉じた。ブランケットに頬をこすりつけた時のこの言いようのない安心感。彼はいままさに二度寝を決め込もうとしていた。
浅い眠りの淵で、扉が開く音がする。柔らかい絨毯の上で静かに近付いてくる足音。
やがて、わずかにベッドが軋み、ゆらりと体が揺れた。人の気配。
「俺たち、もういきます。」
小さな声がしてしばらくすると、戸惑いがちな指が自分の手に触れるのを感じた。声色で昨日から自分の城に滞在している赤い髪の子供だとすぐにわかる。
もう発つのか。それでも、強い眠気に指一本動かせそうにない。
「昨日はあんまりしゃべれなくて、ごめんなさい」
しばしの沈黙。いま青い部屋を支配するのは小さな息遣いと水の流れ落ちる音。遠くでカモメの鳴く声。
「これから俺達ロニール雪山にいくんです。寒いだろうなぁ。俺、寒いの苦手なんです。陛下は平気ですよね?」
沈黙。
ピオニーは霞がかる頭でたしかに相槌を打ったのだが、はた目から見ればわずかにくちびるが動いただけであった。
『俺が寝ている時はいやに饒舌なんだなぁ、ルーク?』
彼の意地悪な相槌は届かないまま、子供はまたピオニーの手をなぞる。さっきの戸惑いは幾分か消え、少し大胆になっていた。まるで猫を撫でるかのように無邪気で愛おしげな手つきは、異様な色気を感じさせたが、本人に自覚がないのが罪深い。
「きれいだな・・・」
何を指してそういったのか、寝ぼけた頭では理解できない。溜め息とともにポツリと落ちたその声は白いシーツに沈んでいった。長い沈黙が続いた。やがて聞こえたきぬ擦れの音と気配に、子供が近づいてきたことがわかる。美しい翠色の瞳をうすぼんやりと思い浮かべた。
「俺、あなたの生きているこの世界を守るよ。絶対。」
それは小さな小さな声だったが確固たる信念を感じさせる強い色を帯びている。晴れない霞の中でこの小さな決意を聞いたピオニーは赤い色を思い出した。まるでこの子供の髪の色のようだ。と思った。また沈黙が流れる。ふわり、と空気が揺れた。次の瞬間には瞼にわずかな温もりと柔らかな感触が宿る。もしかしたら、キスをされたのかもしれない。
「また・・・またきます。」
元気で。そう呟くとわずかなきぬ擦れの音とともに気配は去って行った。
ガバッと音がするほどの勢いで彼は跳び起きた。
身繕いもそこそこに部屋の外へと駆け寄ると乱暴に扉を開ける。鉢合わせしたメイドに子供の行方を問い詰めた。皇帝の焦る様子に面食らった彼女が言うには、彼等が出ていったのは夜明け直後だったという。今から2時間ほど前のことだ。もうそんなに時間が経っていたのか。呆然と自室に戻ると未だ子供の温もりが残る右手にキスをした。次に彼にあえるのはいつになるだろう。今日の独白が夢でないかどうか、子供に問い詰めなければならない。窓の外に目を向ければ、日の色は橙から純白へと華麗に変貌をとげていた。太陽光の色すら変えてしまう時間の流れを苦々しく思いながら、二度寝の罪悪感などすっかり忘れて、皇帝は大きく伸びをした。
彼の忙しい一日がはじまろうとしている。
ピオ→←←ルクみたいな。×じゃない。お互い片思いの幸せな関係。
要するに二度寝ってリスキーな快楽だよね!!って話。
あと改行をどこでしていいかわかりません!!
こ
う
で
す
か
!
?
わかりません!




