海外ドラマ HEROES/ヒーローズ 全登場人物データ03『ヒロ・ナカムラ(前期)』 | 情報サイト ほぼ日刊 俺ブログ

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今回は海外ドラマ ヒーローズの登場キャラクター紹介の第三回目。

今回はヒロ・ナカムラ(前期)です。あと記事構成に対するツッコミはご容赦を


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本体名:ヒロ・ナカムラ
能力:時空間操作

   (時間停止巻き戻し時空間跳躍が可能)


能力性能(作中(1~8話)の使用描写に拠る)

破壊力-E
スピード-A

射程距離-A(全世界)
持続力-C

精密動作性-時間停止A・時間跳躍E

成長性-A


能力概要

時間を2~3秒間『巻き戻す』ことが出来る。

時間を10~30秒間『停止させる』ことが出来る。

またその成長性は著しく、発動時間は飛躍的に伸びていく。

空間を捻じ曲げて思い描いた場所に『瞬間移動する』ことが出来る。
その際に手で触れた人や物を一緒に運ぶことが出来る。また移動先は以前に行った事がある場所である必要はない。

数週間~数ヶ月間の『過去や未来に行く』ことが出来る。ただしこの時間跳躍だけは精密な制御が出来ず、自分の意思でコントロールすることが出来ない。


人物像

英雄に憧れる純朴なサラリーマンであるヒロ・ナカムラ。

彼はある日、自分が時空間を操れるという強大な力を持っていることに気付く。

平凡な自分に突如授けられた超能力……ヒロは真正面からその存在を受け入れて、自分には果たすべき使命があると純粋に信じる。


そしてその力を使い、未来に訪れる『破滅の引き金』となる出来事を知ったヒロは、自身に授けられた力で歴史を変えるための戦いに挑むことになる。


性格

単純にして明快、心優しく騙されやすいと育ちの良さが性格に現れているヒロ。

このヒロの人間性を一言で表すとオタクであり、自分の会社の机にゴジラやケロロ軍曹のフィギュアを置いている辺り中々の漢である。


しかしオタクと言っても内向的な性格ではなく、テンションが上がると職場の同僚女性にデートを申し込んだり、道行く人々に無意味に挨拶したり、一般人に対して一般常識のようにスタートレックの話をするような空気を読まない外向性を発揮するアクティブなオタクである


しかし明るい性格の反面、一度落ち込むとダメスパイラルに陥る精神的弱さを持ち、世界を救うために共に旅をする親友アンドウに精神的に助けられることが多い。


ちなみに両手を大きく広げて叫ぶ「ヤッター!」という口癖よりも、作中ではむしろ普段とのギャップから「俺は失敗したんだ…」とつぶやく落ち込んだ時に繰り返すセリフの方が印象に残り口癖のように感じられることも多い。


突如目覚めた人間離れした力を全肯定し、単純明快にヒーローになるために行動するヒロの浮世離れした性格は、同じような立場ながら周囲を現実的な人間に囲まれて、さらに真面目な性格が災いするピーター とは方向性は似ているものの性格的な質は反対方向を向いていると云える。


しかし明るいキャラクター性の影に隠れがちだが、このヒロが歩む道もピーターに負けず劣らずハードであり、出会った人々が自分の目の前で命を落としていくという現実と、それを助けることが出来ない人々を救う英雄を目指す自分』という理想現実のギャップに苦しみ、やがて大きな挫折を味わうことになる。


しかし、その強大な力を持つ弱い人間というアンバランスさと、挫折から立ち上がり、やがて世界を救うヒーローの一人に成長していく王道ストーリーがヒロという人物をこの作品内で1、2を争う人気キャラにする魅力でもある。


能力

時空間操作と一括りに表現されるが、時間停止テレポーテーションタイムスリップと1人が1つ持てれば充分な夢のような超能力を複数所持するヒロ。


本人自体も能力を使用することに乗り気で、大小様々なトラブルを時間停止で解決するためにネイサン と正反対にメインキャラの中でも能力使用回数が飛び抜けて多いキャラの一人である。


またヒロは作中にてピーターやテッドのように能力のトレーニング描写が見られる数少ない人物であり、その成果なのか能力の成長性は非常に高く、能力に目覚めてからわずかな間で時間停止成功率は100、停止時間も数週間の間に数十秒から数十分に成長とエンヤ婆も驚きの成長性を見せる。


しかし時間停止という反則じみた力を持つために、25人以上の超能力者が登場するこの作品内でも、タイマンでヒロに勝てるのは同じ世界に入門できるピーター能力そのものを封印するクリーナー(ハイチ人)くらいのはずなのだが、作中ではヒロの精神的弱さが足を引っ張り超能力者以前に一般人に倒されたりする醜態をさらすこともある。


また能力の発動は目を瞑り精神を集中することで行えるが、極度に緊張した状態力を入れた瞬間に本人の意思を無視して能力が勝手に発動したり、逆に解除されてしまったりと強大すぎるゆえの不安定さを併せ持つ能力でもある。


だが強大すぎる力だからこそ、それを使いこなすヒロ本人の成長によりダイレクトに強さを増していく能力であり、作中で『偉大すぎる力』と表現されるこの『歴史を変える力』は世界を救う鍵となる能力である。



その他01 ヒロの特異なキャラクター性

能力に目覚めた人々が悩み苦しみ、その力に振り回され傷つき、また殺されることもあるヒーローズという作品の作風において、このヒロというキャラクターの明るい性格とキャラクター性は物語内において異彩を放っている。


しかしそれもそのはずで、このヒロというキャラクターは本来の予定では登場しないキャラクターだったという。

製作者インタビューによると、この作品の初期案ではヒロというキャラは存在せず、完成した脚本を見たティム・クリング(製作総指揮)の奥さんの『暗い話ばかりで気が滅入る』という率直な感想から『能力の存在を喜ぶ人物が必要と言うことで急遽生まれたキャラクターがヒロだったという経緯がある。


確かにヒロを除くメインキャラの序盤のシナリオは全員が能力の存在によって苦しめられるという暗い話が続くために、合間に入るヒロとアンドウのアメリカ珍道中はコメディパートとして1つのクッションの役割を果たしている。


またヒロの時空間跳躍(タイムスリップ)という能力はシナリオ運びにおいて非常に重宝する面白い力であり、現実とリンクしながら自然に過去や未来の話を物語に挿入できる舞台装置としても大いに役に立っていると云えるだろう。


その他02 公式モバイルゲームでのヒロ

携帯アプリの公式モバイルゲームにおいて、ヒロはピーターやニキ同様にプレイヤーが操作するメインキャラとして活躍する。

その内容は他2人に比べるとストーリー序盤から終盤までを再現しているので、ある意味シナリオ的には非常に優遇されているキャラクターと言えなくもない(残念ながらチャーリーのエピソードはないが)。

またピーターやニキと違い攻撃手段が存在しないのもヒロらしく、時間停止能力で敵の動きを止めたりスローにすることで敵の目を避けて先に進むという内容になっている。


ちなみに時間を停止させていられる発動時間には制限が存在し、能力の使い時をプレイヤーが決めることになるのでゲーム性が予想外に高いので個人的にオススメである(内容もアイザックの描いたコミックを手に入れたり、車に引かれそうな子供を助けたりと原作再現がされている)。


ただし、キャラの顔グラフィックはモヒンダ同様に中々に残念なことになっているのでヒロのファンは覚悟しておこう(というか何で前髪がリーゼント風になっているんだ、と)。



ユニバーサル・ピクチャーズ・ジャパン

HEROES / ヒーローズ Vol.1