図書館で見つけた本。
昔読んだことがあったが,再び読んでみた。
ATC
WTC
OCAT
フェスティバルゲート
クリスタ長堀
馴染みのある第三セクターの赤字施設が細々と紹介されている。
さらに,
舞洲・夢洲・咲州
大阪ドーム
清掃局舞洲工場
などの巨大湾岸施設。
たしかにこれだけやれば,普通の会社なら倒産するにちがいない。
この書では,大阪市とひとまとめにして書かれている。
しかし,大阪市という地方公共団体名はあっても,
その組織は一人ひとりの公務員によって成り立っている。
では,大規模な開発は職員の総意で行われたのか?
「踊る大捜査線」のように末端には権限がなく,
一部でおいしい汁を吸っている人の思いつきや利益のために行われているのだろう。
一体誰なのかというところまで踏み込んでほしかった。
2005年に出版されたこの本では,2009年に大阪市破綻と予想している。
今年は2010年。何とか財政再建団体にはまだなっていない。
しかし,財政支出の4分の1が生活保護などの民生費。
夜間人口が昼間人口よりも100万人少ないという社会的な問題。
どう考えても大阪市に明るい未来はない。
なのに,橋下知事は大阪都構想。
アップアップしている府と市の合併よりは,
平松市長の関西州構想の方が現実なのかもしれない。



