親父と息子の口喧嘩(北朝鮮がミサイル発射 日本海の排他的経済水域内着水も) | 親父と息子の口喧嘩

親父と息子の口喧嘩

ある親父とある息子が、社会の色々な事柄について論じます。
こんなことを考えている親子もいるのかと、ぜひぜひ少し覗いてくださいな。

親父「防衛省は、北朝鮮からミサイルが発射され、日本海の日本のEEZ=排他的経済水域内に着水する可能性があると発表したそうだ(NHK NEWS WEB7月4日 10時04分)。」

 

親父「(연합뉴스)

북한이 4일 오전 동해상으로 탄도미사일을 발사했다.

합동참모본부는 이날 "북한은 오늘 오전 9시 40분경 평안북도 방현 일대에서 동해상으로 불상 탄도미사일을 발사했다"며 "대통령에게는 관련 사항이 즉시 보고됐다"고 밝혔다.

 

(聯合ニュース)

北朝鮮が4日午前、日本海に弾道ミサイルを発射した。

合同参謀本部はこの日、「北朝鮮は今日の午前9時40分頃、平安北道バンヒョン附近から日本海に向けて弾道ミサイルを発射した」とし「大統領には事件がすぐに報告された」と明らかにした。」

 

親父「菅官房長官は、午前10時半前から総理大臣官邸で臨時の記者会見を行い、『本日9時39分ごろ、北朝鮮西岸より弾道ミサイルが発射され、約40分間飛しょうし、日本海のわが国の排他的経済水域に落下したと見られる』と述べたそうだ(NHK NEWS WEB7月4日 10時34分)。」

 

 

息子 「昨日も書いたが、つい数日前、北朝鮮に対する米軍の改革案が準備されている、というニュースがあった。北に対する軍事的対応オプションを含んだものだそうだ。

 

これに対するけん制の意味だろうかね。」

 

親父「先月末の米韓サミットに対する反発だろうな。

文さんがトランプさんに擦り寄り対北連携を演出してみせたから、金さんが怒ってミサイルを発射したんじゃないかな。」

 

親父「北朝鮮国営ラジオの平壌放送は3日、韓国の文在寅大統領の訪米について『哀れな事大屈従』と批判したそうだ(産経ニュ-ス2017.7.4 12:25更新)。

北朝鮮の公式メディアが文氏の訪米に言及したのは、これが初めてらしいな。

ラヂオプレスによると、同放送は『就任後初の行脚がホワイトハウスの主人の歓心を買うための赴任挨拶だということは二言を要さない』と論評したそうだ。

やっばり金様はご機嫌斜めなんだな。」

 

親父「北朝鮮の国営メディアを分析しているラヂオプレスによりますと、北朝鮮は、国営ラジオを通じて日本時間の午後3時半から「特別重大報道」を行うと予告したそうだな(NHK NEWS WEB 7月4日 13時50分)。

今朝のミサイルには、ICBM用のエンジンが積み込まれていた、とでも言いたいのかねぇ。」

 

親父「北朝鮮は4日、「特別重大報道」として、『ICBM=大陸間弾道ミサイルの発射実験に成功した』と国営メディアを通じて発表したようだな(NHK NEWS WEB 7月4日 17時26分)。」

 

親父「4日朝、発射されたミサイルの高度は2500キロを大きく超えると推定されるということで、防衛省は北朝鮮がより高度なミサイル技術を獲得している可能性があるとして分析を進めているそうだ(NHK NEWS WEB 7月4日 17時26分)。」

 

親父「稲田防衛相は4日午後、北朝鮮が同日午前に発射し、高度が2500キロ超に達した弾道ミサイルについて、高度が約2千キロ超だった5月14日の弾道ミサイル「火星12」と同型か、その派生型の可能性があるとの見方を示した。また着水地点は秋田県の男鹿半島から約300キロの日本海上だと発表したそうだ(産経新聞7/4(火) 16:10配信)。」

 

 

息子 「この金正恩という男には、克己心も自制心も無いのだろうか。ここまでまっすぐにレッドラインを踏み越えてくるとはね。。

 

自分がやられるからやらない、という抑止力の観念が欠如しているようだ。そうなると、話し合いも威嚇も全く意味をなさない

 

ただ、実際に攻撃して叩くだけが手段だ。」

 

親父「ロイター通信によると、 米太平洋軍は、今回のミサイルについて、『地上発射型の中距離弾道ミサイル』だと発表したようだな。

まだ米本土の直接的な脅威とはなっていないと判断したのだな。

それにしても、金正恩の腹の中はよく読めないな。

まぁ、結局のところ金さんは裸の王様で、北朝鮮を取り巻く世界情勢がよく理解できていないんだろう。

正確な情報は彼の耳には届いていないはずだ。

その点については、習近平氏も同様だな。

彼は周囲から敬遠され、一人浮き上がっている。

トランプさんも、こんな人物を何時までも頼りにしないでほしいな。」

 

 

息子 「このミサイルでは、まだ米本土には届かないという話もあるけどもね。

 

最重要ポイントは、実際はまだ開発出来ていないかもしれないのに、ICBMを持っていると言いのける人物が独裁者だということだろう。

 

通常なら、たとえ開発を終えていたとしても、レッドラインであるICBMでは無い、と言い張る。普通の人物なら。

 

その逆をやらかすというところに異常さが表れている。

 

ICBMかどうか、ミサイルの性能はアメリカが調査すれば、判る話だ。

 

現状分析としては、

・実際にはまだ米本土に届くミサイルを持っていない。

・しかし、独裁者はラインを越えることを躊躇せず、それを煽る異常な人物。

・そして、技術は確実に向上していて、近い将来米本土が危険にさらされる。

 

さて、ここでどういう判断が正しいのだろうね。話し合いをするか? 即時攻撃か? その間かな?」