親父と息子の口喧嘩

ある親父とある息子が、社会の色々な事柄について論じます。
こんなことを考えている親子もいるのかと、ぜひぜひ少し覗いてくださいな。


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親父「7日行われたフランスの大統領選挙の決選投票で、フランスの公共放送は、中道で無所属のマクロン候補が極右政党のルペン候補を破り、勝利することが確実になったと伝えたそうだ(NHK NEWS WEB 5月8日 3時03分)。

まあ、予想されたとおりの結果だな。

『世界に広がる自国の利益を優先する動きにも歯止めをかけることになるのか、注目されます。』

これがNHKの希望的観測だ。」

 

親父「ルペン氏が敗北宣言を出したようだな。

国民戦線のルペン候補は、パリ市内で支持者の前に姿を見せ、『フランスには課題が山積しており、マクロン氏の成功を祈る』と述べ、事実上、敗北を認めたそうだ(NHK NEWS WEB。5月8日 3時25分)。

早々の敗北宣言、潔い態度だ。」

 

親父「マクロン候補の勝利が確実になったと伝えられたことを受けて、同氏は日本時間午前4時ごろ、パリ市内にあるみずからが率いる政治運動「前進」の本部からテレビを通じて演説し、『非常に大きな名誉で大きな責任を感じている。私に投票してくれたすべての国民に感謝したい』と述べ、勝利を宣言したそうだ(NHK NEWS WEB5月8日 4時19分)。

フランスもこれから大変だね。

移民問題等を巡っての社会の分断は大きく、経済面でも多くの課題を抱えている。

15~24歳の失業率が、フランスでは確か30%ぐらいではなかったかな。」

 

親父「なんとも若い大統領の誕生だ。

史上最年少だとのことだ。

仏内務省5月8日 9時16分の暫定集計(開票率100%)によると、EUとの協調を重視する独立系のエマニュエル・マクロン前経済相(39)が得票率66・06%となり、同33・94%の「反EU」派の国民戦線(FN)のマリーヌ・ルペン候補(48)を破り、新大統領に選出されたそうだ(NHK NEWS WEB)。

なんとも地滑り的圧勝だな。

EU残留も含めの現状維持が民意だったんだな。」

 

 

息子 「これは、アメリカの大統領選挙と似たような構図になっていたね。そして結果は、逆と出た。

 

一般市民からの支持が多いルペン氏が、なぜか極右とレッテルを貼られて、メディアに総攻撃されてきた。これは、トランプ大統領と似ている。

 

超エリートが牛耳るEUによるバックアップもあり、エリート中のエリートである、マクロン氏が富裕層から支持されてきた。エスタブリッシュメントの力が大きいというところが、ヒラリークリントン候補と似ている。

 

結果的に、若さとエピソード(年上奥さん等)が、メディアで取り上げられ、かなりの票が集まったのだね。

 

聞くところによると、彼の経済政策は場当たり的で、かなり酷いらしい。まぁこれから徐々に修正していくとは思うがね。

 

このアメリカと逆の結果は、なぜだろうか。

 

思うに、やはりフランスというのは、基本が左に相当寄っているからではないだろうか。王の首を皆でギロチンにかけ、世界に先駆けて共和制を作り上げた国だからね。

 

そういうこともあり、少し右寄りの人への嫌悪感が強い、と言えるのかもね。」

 

 

息子 「マクロン氏の政策について。

 

経済政策の柱は、法人税引き下げや住民税の免除のようだ。公務員の大幅削減も掲げている。右も左もない感じだ。

よく言えば、バランスを取っている。悪く言えば、何でも支持を獲れることを盛り込んでいる、と言える。

 

注目のEUに関する考えは、もちろんEU加盟でやっていくことを支持。だけれども、通貨ユーロを使用することを許されている19か国を、他のEU加盟国から分離して考えているようだ。

 

その19か国のユーロ使用国のみで予算を組むことや、そこだけの議会や財務大臣を置くことなどを掲げている。これは、昔からよく言われていた『EU2部制』に近いね。

 

拡大し過ぎたEU加盟国を、1部リーグと2部リーグに分けるようなものだ。うまくいくかはわからないが、EU離脱を考えていた人々も、これであればうまくいくか様子を見てみよう、と思わせることに成功したのかもしれないな。

 

そして、結局のイギリス離脱の主要原因であった『移民政策』。多様性の擁護や、移民地区からの雇用に対して税制優遇をするとの政策だ。

 

早く手を打たずにずっと来てしまい、手遅れ感があるこの問題に対して、この期に及んで融和や、移民優遇政策を主張するとは、あまりにフランスの国益を損なう考えだ。

 

失業率も高く景気も悪いのに、移民の雇用優遇をすると、益々国内分断化が進むだろう。

 

実はEU離脱に関する話より、この移民対策の方が、国を将来世代に渡って揺るがす最重要課題だったのだけれどねぇ。

ちょっとEU関連に隠れて、疎かになったようだ。

 

フランスの将来の見通しは、厳しいと思うなぁ。」

 

 

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