インフレ注意報発令!「預金危機」から資産を守る方法
テーマ:海外ファンド(オフショアファンド)以下現役ヘッジファンドマネージャーの元信光人氏の会員向けレポートより抜粋します。
アメリカをはじめとして、まさに世界中の中央銀行で
お札刷り&金利下げ合戦が巻き起こっている・・
しかし、札を刷りまくったのはいいのですが
最近ちょっと過剰に刷り過ぎた感が出てきました・・
下記のチャートを見てください。
銅チャート
http://copper-market.seesaa.net/
最近、インフレの先行指標である銅価格が
どんどん上昇して来ております。
また銅在庫が急激に減少してきております。
さらに・・
原油チャート
http://chartpark.com/wti.html
インフレを反映する原油価格も上昇してきております。
このように、
米・中を中心とした各国中央銀行の大量の通貨発行を背景に、
通貨価値の下落と物価の上昇が既に起こっているのです。
つまり既に世界はデフレからインフレに大転換を起こしたと
考えられます・・
例のごとく非常に動きが遅い日銀は、
世界的なお札刷り合戦で大幅に遅れを取り、
超円高不況を日本にもたらす結果となりました・・
しかし、4月からの大型公共投資開始に伴い、
今後6月にかけ大きく円安が進行する可能性があります。
つまり、日本はここから急激なインフレに
転換する可能性があります。
これにより、
日本が困った状況になることが予測されます・・
日本で多量にお札をすれば
インフレが止まらなくなる可能性があるので
困ったといったわけです。
以前からお話しているように、
1100兆円もの膨大な負債を抱え、
数百兆円の債務超過状態にある政府は、金利を1%でもあげると
11兆円もの負債が増えることになりますので
これ以上金利をあげられません・・
現在既に、政府のキャッシュフローを
大量の国債を発行することによって補っている状態です。
そしてこの大量の国債を購入しているのが
大手金融機関(銀行、郵便局、大手証券など)です。
では、大手金融機関はどこで国債を購入するための
元手となる資金を捻出しているのでしょうか?
実は国債を購入するための原資に、
我々国民の預金が当てられているのです・・
ですから、例えば我々が銀行や郵便局に預金することで
間接的に政府の借金(国債)を肩代わりすることになるのです。
つまり、現時点では政府の大借金の最大の担い手は
日本国民ということになるのです・・
しかし、現在問題になっているのが、
日本国民の預金だけでは
国債が消化できなくなってきていることです。
国民の預金で国債を買うのならインフレはそんなに起こりませんが
それが無くなって国債を日銀が直接刷ったお札で払い始めると
インフレがどんどん激しくなります・・
そうなれば国民の預金はどんどん価値が下がって
アンパン1個100万円と言う事態にもなります・・
所謂「ハイパーインフレ」というやつです。
(近年、ジンバブエが陥ったことで有名です・・
参考URL:http://zimbanet.jocv.net/05_what_zimbabwe/inflation.html
)
もし今、金利を大きく上げれば
政府の支払い利息が急激に増えて
日銀が直接国債を購入せざるを得なくなります。
こんな状況で物価が高くなったらどうしますか?
金利上昇でインフレ抑制が効かないので
インフレとまらなくなる可能性が有ります・・
つまり、財政破綻(ハイパーインフレ)へ
まっしぐらということです。
通常、日銀が金利を上げるのは
物価が上がっていると判断したときですが、
1年前の明らかなインフレでも金利を上げれなかった日銀です・・
当然、今後物価が上がっても見てみぬふりをしてしまう
可能性もありますね?
つまり今年から来年にかけて、
高度なインフレが日本を襲う可能性があります・・
ハイパーインフレとなるかどうかは分かりませんが
インフレが顕著に進行することは予測できます。
場合によっては、
日本だけ万年インフレと不景気が襲ってくる可能性もあります。
つまり、給与は安く物価は高くなり、
円資産が中心のサラリーマンは、生活に困窮する可能性があります。
ですから今、資産防衛するには
預金をはじめとする円建て資産を
外貨建て資産に変換する必要がありますよね?
ここで気になるのが、
「どの通貨が今後高くなるのか?」
ということです。
ひとつには、
米国からの財政出動要請を拒否している欧州のユーロです。
http://mainichi.jp/select/biz/news/20090312k0000e020058000c.html
つまり通貨発行量がそれだけ少ないので
相対的に通貨価値が上昇することが予測されます。
もうひとつは、インフレ転換ということで
資源国通貨である
豪ドルやカナダドルなどです。
(豪ドルについてのテクニカル分析については
http://www.123profit.jp/AUD/?jvcd=1153
をご参照下さい。)
現在は、このような状況となっておりますので、
加速するインフレから預金や資産を防衛する第一歩として
海外ファンド、海外債券、海外株式など
外貨建て資産へのシフトを
早急に行われたほうがいいでしょう・・
この円資産の価値の急減から
うまく資産を守ることができるかどうかが、
今後の「投資人生のターニングポイント」になることは
想像に難くありません・・
まさに投資人生における“関ヶ原の戦い”
と言っても過言ではないでしょう。
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