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2012年02月18日(土)

二十四節気と整体観 その二 雨水

テーマ:自然なからだを愛する人へ


 気温わずかに上昇して

 雪や霰が雨に変わる頃


旧暦正月の中気。

立春から約半月経って、

厳しい寒さも少しゆるんで、

これまで雪や霰が降っていたものが

雨になることが多くなり、

池や川の氷も溶け始めて、

水になるという意味で、

少し春らしいが感じられる頃となります。 


今年の雨水は2月19日

昨年の晩秋より関東地方は雨が降らず

乾燥注意報が続いておりました。

そろそろ雨を恋しいと思っていた所

先月30日に都心に雪が降り

交通機関も大混乱となりました。

そんな折、僕は雪の降るさなか

オートバイを運転していたのです。

スリップ走行が続いたので身の危険を感じ

都内のオートバイ専用の駐車場に預け

電車にて帰宅しました。


この時期は風邪を引く人が多くなる季節です。

風邪はウイルス性の感染によって感染するといわれますが、

同じ環境にいてもうつる人とうつらない人がいます。

さらに症状も咳き、鼻水など呼吸器の疾患

また、嘔土や下痢といった消化器の疾患等、

人それぞれのからだの事情によって風邪を引きます。


からだが疲労を蓄積し、免疫力の低下による場合とか、

運動をしすぎて、筋肉の疲労の蓄積が溜まっているときに

風邪を引く率が多いようです。


整体法においては、風邪を引くことによって偏り疲労を

からだが調整していると考えています。

風邪をひいたら、先ず体中の力を抜いてからだを

緩めてしまうのがよい方法です。


足(膝)湯の方法


足湯

風邪で、喉の腫れ、鼻づまり、咳き、のぼせ等、

頚から上の症状がある時行います。

くるぶしの入る深さで足を7分間温めます。

入浴温度より2度位高い温度がよろしい。

途中で湯温が下がる様ならさし湯をしながら行います。

7分後、両足が同じ様に赤くなっていれば、そのまま

よく拭きとって終わります。

片方の足だけ赤くなっていない場合は

その片方の足だけ更に2分温めます。

最後に水を少し飲んでおきます。


膝湯

やり方は足湯と同じですが、膝上まで入る深さで行います。

主として中毒の時、風邪の為お腹の調子が悪い様な時(下痢)

に行います。


元来、風邪はからだの洗濯のようなものであって、

体の偏り疲労を除去する自然な方法です。

病気視しないで、風邪が経過したあとのからだを丁寧に

観ればこのことがわかります。

  


参照文献

旧暦読本-現代に生きる「こよみ」の知恵

岡田芳郎著 創元社

風邪の効用     野口晴哉著 全生社

2012年02月11日(土)

祝祭日に思うこと

テーマ:自然なからだを愛する人へ


以前より 思っておりました。

どうして祝祭日の日程が変わって

しまったのだろうか!

調べてみましたら、

2000年(平成12年)

公務員、週休2日制の導入に伴い

ハッピーマンデー制度が導入され、

例として

成人の日・体育の日について

成人の日は1月第二月曜日

体育の日は10月第二月曜日に

変わりました。


知人のお母さんは息子が生まれた日を

記念日として「成治」と名づけたのです。

当時の成人の日である1月15日です。

誕生日には毎年、親戚・友人・知人を

自宅に招いて お祝いをするそうですが、

成人式の日付が毎年、違うので戸惑っていると

言葉少なにこぼしておりました。


もう一つの例えは

体育の日は10月10日です。

当時、体育の日にしたという理由は

わが国で1964年(昭和39年)

初めてオリンピック開催日の記念として、

それともう一つは日本の観測史上、

統計的に晴れる確率が最も高い日が

1010日」ということもあって決めたようです。

従って、

現況の体育の日はまちまちなので雨に降られて

日程を変えざるご苦労もあるようです。 



2012年(平成24年)1月上旬、

夕方のテレビニュースで

今年の休日は祝祭日、日曜日を含めて

昨年より5日少ないと報道され

道行く人の老若男女にインタビューをしている

場面を目にしました。

結果は賛否両論です。

今後、新しい祭日を設けることを予定とするならば、

カレンダーを見るにつけ勤労意欲が

なくなるのではないだろうかと心配しています。


最近、ハッピーマンデー以前の祝祭日について

個人および小グループの場で話をする機会に

めぐり合いました。

その時に感じたことは、

日本で生活するうえで祝祭日の行事が

歴史を重ねて織り込まれています。

その習慣的行事が親から子と伝承され

伝統を守ることになるのです。

そして一人々が日本に生まれてよかったと

心に秘めておりました。

年代の若くなるにつれ、時が過ぎて行くごとに

祝祭日の歴史と伝統は希薄しつつあるように思います。

祝祭日の変更については法律に基づくものであるゆえ、

耐え難いことでありますが残念でしかたありません。


と思うのは僕だけでしょうか?


2012年02月04日(土)

二十四節気と整体観 その一

テーマ:自然なからだを愛する人へ

 立春

 

二十四節気は立春から始まります。

特に立春が重視されるのは、

立春が年の変わり目にあたっているからで、

その前日の節分は季節の境であるとともに古い年の最終日、

立春は新しい年の第一日という意味を持っています。

旧暦正月の正節。

二十四節気の春の初め、春といえば暖かい印象が強いのに、

なぜ厳寒に「春立つ」というのでしょうか。

古代中国の陰陽五行思想では、

「陽極まって陰に転じ、陰極まって陽に転ず」

という考え方があるようです。

「寒さ(陰)も極まると暖かさ(陽)に転じる」

という連想から、厳寒の時期に春の始めを感じたと

思われます。


今年の立春は2月4日(土)

この時期には、温かい水分より、

冷たい水の方が体の吸収がよくなります。

水の飲み方は、口に水を含ませ、なじませてから

2回ばかり吐き出します。

改めて、口に含ませるように、少しずつ飲むことで

吸収がよくなります。

年をとって、水気がなくなり皮膚がかさかさになって

痒くなることがあることのようですが、水を飲まないからです。

春になってから飲んでも体は吸収しないのであります。

特に1月2月はその時期です。

ただ、同じ飲み物でも濃いコーヒー、お酒等は、

それを多く飲んだといっても、水の代用にはなりません。

しかい、水分が欠乏して、なかなか吸収できないような場合は

多少のお酒なり、コーヒーを口にしてから水を飲むと吸収がとても

良くなるのです。

いまの風邪には温かい水分と寒の水を

十分にとることで、非常に早く抜けやすく、

からだも本能的に欲しているのです。


参照文献

旧暦読本-現代に生きる「こよみ」の知恵

岡田芳郎著・創元社

月刊全生-平成13年2月号

「寒の水」より

2012年02月01日(水)

自然な”からだ”で生きる~二十四節気

テーマ:自然なからだを愛する人へ

自然なからだで生きる~二十四節気


人類が文字のない時代に法則化した暦はありません。

人々は自然の移り変わりに従って生活していたわけでございます。

人間にかぎらず、生命に命を与えてくれるのは太陽です。

太陽の運行によって地球上の地域にそれぞれ違った季節が形成されます。

温帯の地域では春夏秋冬の四季が、低緯度地方では雨季と乾季という季節

が生じますが、人々はその季節的変化という自然の暦に従って生活をしてきました。

季節の一巡りを1年とした素朴な太陽暦を自然暦といいます。

わが国では弥生時代か古墳時代にかけて自然暦でした、現代でも

一部では使われております。

農耕の目安として種を蒔く時期とか実った稲を刈りとる時期とかの

農作業の目標として使われておるわけです。

実際の季節を知らせてくれて、人々の生活の目安となるのに二十四節気がございます。

二十四節気は中国伝来の語で、長い歴史の中で

人間の体験の積み重ねが体系されたものです。

天文学的な意味での地球から見た太陽の位置の変化と

それによって生じる 季節の移り変わりを意味づけ、

かつは象徴するとても根源的なものであります。

二十四節気は一年の太陽の黄道(太陽が一年でひと回りする天球上の道筋)

上の位置を春分点を基点に二十四等分(角度で十五度分)して決められます。

そして一ヶ月の前半を節気(正節)とし後半を中気とします。


すなわち一年十二ヶ月の節気は二十四あり、


立春・雨水・啓蟄・春分・清明・穀雨・

立夏・小満・芒種・夏至・小暑・大暑・ 

立秋・処暑・白露・秋分・寒露・霜降・

立冬・小雪・大雪・冬至・小寒・大寒


と名付けられます。


二十四節気のよいところは、

太陽と地球の位置関係が全てのもとになっていることです。

四季の変化のプログラムを太陽から受ける

エネルギーによって述べているので、

生きものとしての人間の生理サイクルにも合っております。     

古くから人間は四季の自然の流れの中に生きる智慧を見出してきました。

自然を人間に合わせるのではなく、

自然に人間のからだを合わせることが 大切かと思われます。


参照文献:

旧暦読本-現代に生きる「こよみ」の知恵

岡田芳郎著・創元社

季節を生きる

        福原義春著・毎日新聞社

和ごよみ

岩崎眞美子著・学習研究社
2012年01月28日(土)

ト イ レ 法

テーマ:自然なからだを愛する人へ


昨日いただいた色々のご馳走が、

昨夜あれほどぐっすり眠っていた間に、

一刻も休まず消化して

今、血となし肉となし骨となし栄養となし、

今日一日、どれだけ働いてもぜんぜん疲れを

知らないエネルギ-となし、

今、その不要物だけをスムーズに

      排泄させていただいたのである。


これほど偉大なる無限の力が、

   この私のからだの中にあったのである。

今日も一日この無限の力で思いっきり

社会のため多くの人々のために

          働かせていただくのだ。


今日は我が生涯の最良の日だ。

    善いことだけが私を待っているのだ。

~~ 有り難い 有り難い。

合掌




※ 1985年(昭和60年)8月12日

     友人・U氏から頂いた手紙より









20代後半のとき便秘に悩まされました。

あまりにも辛いのでトイレさんにお願いしたのです。

いつもお世話になります、便秘が辛いので、

         便が楽に出るようにお願いします。

暫らくの間、トイレに行く時は、

    習慣のように言葉に出してお願いしたのです。

すると不思議なことにトイレさんが

            願いを叶えてくれたのです。

「ありがとうございました」とお礼をいいました。

このような経験から思いました。

物にもこころがあることを、


「目にふれるすべてのものは一切合切すべて

 人間のこころのなかの思考から生み出される」

               

                 中村天風


ものというのは人間が作り出したのでありますから

             作り手の心があるのです。

たとえ、機械化されたとはいえ最後の仕上げは

          人の手によって行われるのです。

物を大切にすることによって自分のこころを

     豊かにしてくれるということを身に持って

            体験させていただきました。

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