二十四節気と整体観 その二 雨水
テーマ:自然なからだを愛する人へ
気温わずかに上昇して
雪や霰が雨に変わる頃
旧暦正月の中気。
立春から約半月経って、
厳しい寒さも少しゆるんで、
これまで雪や霰が降っていたものが
雨になることが多くなり、
池や川の氷も溶け始めて、
水になるという意味で、
少し春らしいが感じられる頃となります。
今年の雨水は2月19日
昨年の晩秋より関東地方は雨が降らず
乾燥注意報が続いておりました。
そろそろ雨を恋しいと思っていた所
先月30日に都心に雪が降り
交通機関も大混乱となりました。
そんな折、僕は雪の降るさなか
オートバイを運転していたのです。
スリップ走行が続いたので身の危険を感じ
都内のオートバイ専用の駐車場に預け
電車にて帰宅しました。
この時期は風邪を引く人が多くなる季節です。
風邪はウイルス性の感染によって感染するといわれますが、
同じ環境にいてもうつる人とうつらない人がいます。
さらに症状も咳き、鼻水など呼吸器の疾患
また、嘔土や下痢といった消化器の疾患等、
人それぞれのからだの事情によって風邪を引きます。
からだが疲労を蓄積し、免疫力の低下による場合とか、
運動をしすぎて、筋肉の疲労の蓄積が溜まっているときに
風邪を引く率が多いようです。
整体法においては、風邪を引くことによって偏り疲労を
からだが調整していると考えています。
風邪をひいたら、先ず体中の力を抜いてからだを
緩めてしまうのがよい方法です。
足(膝)湯の方法
◎ 足湯
風邪で、喉の腫れ、鼻づまり、咳き、のぼせ等、
頚から上の症状がある時行います。
くるぶしの入る深さで足を7分間温めます。
入浴温度より2度位高い温度がよろしい。
途中で湯温が下がる様ならさし湯をしながら行います。
7分後、両足が同じ様に赤くなっていれば、そのまま
よく拭きとって終わります。
片方の足だけ赤くなっていない場合は
その片方の足だけ更に2分温めます。
最後に水を少し飲んでおきます。
◎ 膝湯
やり方は足湯と同じですが、膝上まで入る深さで行います。
主として中毒の時、風邪の為お腹の調子が悪い様な時(下痢)
に行います。
元来、風邪はからだの洗濯のようなものであって、
体の偏り疲労を除去する自然な方法です。
病気視しないで、風邪が経過したあとのからだを丁寧に
観ればこのことがわかります。
参照文献
旧暦読本-現代に生きる「こよみ」の知恵
岡田芳郎著 創元社
風邪の効用 野口晴哉著 全生社





