29,000フィートへ無酸素での挑戦 プロ登山家竹内洋岳
阿部貴弘です。
学ぶ点が多く、最後の質問でも相次いで出ていました。
昨日は、プロ登山家の竹内洋岳氏の講演を拝聴してきました。
生き様、哲学、考え方が本当に素晴らしく眼から鱗でした。
下記が、竹内さんのプロフィールになります。
[プロ登山家 竹内洋岳様ご紹介・プロフィール]
1971年東京生まれ。プロ登山家、立正大学客員教授。ICI石井スポーツ所属。日本人初の8000メートル峰全14座の登頂者 第17回植村直己冒険賞受賞。
1995年に日本山岳会隊に参加して、マカルー(8,463m)東稜下部より登頂し、初めて8000m峰を登頂する。各国の登山家と少人数の国際隊を組み、酸素やシェルパを使用しない軽量装備でスピーディに高峰への登頂を行う速攻登山で複数の8000m峰を登頂している。2007年にパキスタンのガッシャーブルムII峰(8,035m)で雪崩に巻き込まれ、腰椎破裂骨折の重傷を負う。2012年5月26日(日本時間)に最後の1座となっていたダウラギリへの登頂に成功し、全14座の登頂を成し遂げた。
会場は、50名ぐらいの方がお越しで満席でした。
講演後に、撮影いただきました。
身長180cm、65kgのスマートで物腰柔らかく、大変謙虚で
お話も面白く、引き込まれて、2時間があっという間でした。
8000m以上の山を14座を日本人初で登られたこと自体が
凄いことですが、今でも人類未登頂の山に挑戦されている姿が
本当に素晴らしく、その行動力に心が揺さぶられました。
参加者全員に配られた竹内氏の絵葉書。
日本一の富士山がとても低く感じてしまいますね。
我々が、国内線で利用する飛行機が大体29000フィートを飛行して
いますが、それがちょうど約8000mの高さとのことでした。
通常の人間でしたら、とても耐えられる環境ではありません。
体力、精神力、知力などを含めて、14座を成し遂げるには
大事故を乗り越えて、様々なご苦労があったかと思いますが
目標を達成するために準備していく臨む姿勢、気の持ち方は
準備をしている時が一番楽しいとお話しされていましたが
山に登ることを心から愛し、他国の方々とチームを結成して
14座を達成されたお話は、多くのビジネスマン、若者にもきっと
勇気づけるお話なのではと思います。
直接お話しを聞けなくても下記に著書がありますのでご参考まで。
印象的な言葉を抜き出しました。
今日も、ありがとうございました。