カツには、
両上下肢に運動機能障害がある。
体幹にも失調がある。
言語障害もある。


どこからどう見ても、
立派な障害者だ。


だから例えカツが、
車椅子でゆっくり動いていたとしても、
早くしろ!と、
後ろからせっつく人はいない。





けれど、
そうではない場合もある。





目に見えない障害。

言葉が口から出て来ない。
時計の針の意味が理解出来ない。


昨日の、
簡単な約束が思い出せない。


分からない事さえ、
分かってもらえず、


とんでもない誤解を受けたりする。

こんなはずじゃないと、
深く悲しみに沈む。







痛みだって、そうだ。

大怪我の大量出血でもない限り、
見た目だけでは分からない。

ましてや、
何がどんな風に痛いのかなんて、


どんなに筆舌を尽くしても、
理解してもらえない。


痛いはずはない、
とまで言われる事さえある。

こんなに痛いのに!







そして、心の病。

右か左か、
判断なんて出来ないと、
うずくまって苦しんでいても、


周りからは、
白い目でみられる。


何とかしなければいけない事は、
本人が一番、
良く分かっているのに、

答えを出せないだけなのに、


ズルイ奴だと後ろ指をさされたりする。









不自由なのは、
身体も、
心も、


みんな辛い。


誰がどのくらい辛いとか、
どの症状が最悪だとか、
ましてや事の真偽なんて、



そんな議論は無意味だ。













私は、
ただ応援したい。



その辛さと、
闘うあなたを、

そして、
闘う家族や、
愛する人を見守るあなたを、



ずっとずっと、
応援したい。






















こちらも宜しくお願い致します。
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