おそらく今世では最後になるであろう
今回の出産のお話を書きました。
今回はスピンオフ的に
お世話になったかん助産所、かん先生のことを。
言わずもがなですが、右がかん先生
ね。
かん先生、大学病院での勤務も経験されている
開業３０年のベテラン助産師さんです。
カカカカっと笑い
ズバズバっと喋り
ガオガオっとドヤしますが
相手を思いやって
不安にさせない温かいお人柄だと感じました
妊婦にも
旦那さんにも
子どもにも
胎児にも
正面から、時には斜めから
きっちり向かい合ってくれます。
特に、私はこだわりが強い方で扱いが難しいところもあったと思います。
それも真正面からぶつかり合うのではなく
上手く横から受け流してくださったりしたおかげで
心地よい通院・入院生活を送ることができました。
助産所での診察は完全予約制で
長時間待たされることもないしあっても５分とか
診察が５分で終わり、ということもありません。
１時間くらいは時間をとっておいてくださってるから
しっかり診てもらえるし、しっかり話せる。
人と人の付き合い
という感じです。
だからお産も安心して挑めます。
私なんか臨月転院で1ヵ月も通ってなかったのに、何も不安はなかった
手形とってもらってるとこ。
さすが赤子にも遠慮はありません(笑)
おかげで綺麗な手形がとれました。
何よりね。。。
入院中のごはんが美味しい！！！！
＜そこかい！
産後しばらくは発芽玄米粥。
ああ、この高野豆腐美味しかったなぁ。。。
すごいでしょ、おひつにご飯だよ！
そしてこれで一人前！！ぺろっと食べてたけどね。
家族みんなでいただいたこともありました
おやつも手作り。
この鬼まんじゅうすごく美味しくて、退院のときにレシピもらいました
朝・晩はかん先生
お昼とおやつはスタッフさんが作ってくれてたと思います。
入院しているのは私だけなので
私のためだけに
こんなに作ってくださってるの！！！！！
すごいよね。
助産所は１軒家で、
１階に診察のお部屋と水回り。
２階に産み兼入院部屋と予備部屋とトイレ。
基本、入院してるのは自分だけです。
出入りするのは先生とお手伝いのスタッフさんと自分の家族だけ。
もちろん入院中に他の妊婦さんの診察や
助産師さんたちの出入りがありますが
音や声は気にならない程度。
だから他人に対する気遣いもなにもしなくてOK
自分だけだからシャワーも好きな時に使える。
お洗濯物は私のも赤子のもぜんぶやってもらえる。
ご飯は３食たんまり、３日目からはおやつ付き。
もうほんと、至れり尽くせりな６日間。
あっという間だったな。
あと、毎晩おっぱいマッサージをしてもらえます。
桶谷式というやつです。
※助産所によってマッサージ方法はちがいます
最初は痛い。
ええもうほんと、痛い。
けど、おっぱいがふわふわになる
そしてしっかり母乳が出てくれる。
これはごはんの効果も大きいと思うけど
そして、
ヤマを超えれば痛くなくなる！！！
だから、頑張れママたち！
おかげさまで３日目あたりから良く出だしました。
私はたった２回の出産経験ですが
前回の市民病院での通院とお産と入院とを比べて
通院中の不満も不安もなく
出産の不安も何もなく
入院中のストレスはまったくなく
退院後もお世話になれる安心を
この助産所出産で感じていました。
助産所（助産院）での出産は全体の３％ほどだそうです。
医療が近くにあることや医療介入が
本当に必要な方なら産科での出産は当然ですが
特にリスクがないのであれば
助産所（助産院）で出産することが
もっと選択肢として当たり前になったらいいのになぁと思います。
そしたら
マタニティブルーも産後鬱も赤ちゃんの虐待も
もっともっとなくなるだろうに、と思う。
おっぱいマッサージしてもらいながら、いろいろ話したなぁ。
もう３歳若かったらもう一人
かん先生のとこで水中出産してみたかったなぁ。
ほんと、産んで育てるだけだったら
来年あたりもう１回お産したいくらい
しかし妊婦はもう勘弁(笑)
かん先生、良いお産をさせてもらって
本当にありがとうございました。
転院することになってここに辿り着けて
本当に良かったです。
かん助産所
愛知県一宮市木曽川町玉ノ井砂割７
0586-85-0201
かん先生、自宅出産も受けてます。
多少遠くても大丈夫みたい。
ご希望のかたはぜひご相談してみてください。
【かん先生大活躍な最後の出産話】
最後の出産話①〜今回こそは助産院で
最後の出産話②〜神降臨とどっこいな真実
最後の出産話③〜始まりそうで始まらない
最後の出産話④〜もうほんと、妊婦飽きた
最後の出産話（番外）本気の足湯のしかた
最後の出産話⑤〜とうとうキ タ ！
最後の出産話⑥〜陣痛なう
最後の出産話⑦〜気持ちいいお産？
最後の出産話⑧〜出産なう
最後の出産話⑨〜安産の裏側（最終話）