最近は、すっかりフェイスブックでばかり更新しています。

結構、ほぼ毎日ってぐらいに更新しています。

よかったら、検索して友だち申請してください。

というわけで今年もよろしくお願いいたします。



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フェイスブックにもアップしましたが、自分への強い戒めのつもりで、ここにも記しておきます。
福岡は飯塚に来てから、私はとにかく語っています。痛い感じで語っちゃっています。
業界に新しい記者を見かければ、記者の心構えを暑苦しく語ります。

「作り手側がさあ~」というフレーズ。1時間のうち、何度リフレインしたことでしょうか。
仲のいい知り合いと飲めば、すぐさま「友情とは」「やさしさとは」みたいな実に陳腐なテーマで、ここでも力説開始です。

「出会いに感謝!みたいなことを口走るヤツに限って、ロクな人生になっていない。出会いになんか感謝するもんか。世の中で一番不要なものを教えるよ。友達さ」みたいな、もはや一体、この話を聞いて誰がハッピーになるんだろうと、今さらながらに立ち位置の見えない自分自身に閉口するしかないような内容を、平然と厚かましく語り尽くしました。
そして、究極の語りは、若い女性たちを目の前に、「今ね、この世の中にさ、オレのことをアリだね、フェイスブッ...ク的に表現すれば、いいね!って思っている女性が少なくとも30人はいるんじゃないかな。君たちもそのうちの一人さ」。

明らかに、人生で自己ベスト、いえワーストの猛烈激烈勘違い発言をブッ放してしまいました。
語った翌朝は、必ず「何で語ってんだろう、オレ」とひどく反省、いえ猛省するんですが、ホテルを出た瞬間、誰かを見かけた瞬間に、「オレに言わせればね」とレッツ語りです。

話している最中に、明らかに聞かされる相手がゲンナリする表情を浮かべ、その様を見ると「やばい、ノッて来てんな、オレ」と自覚症状は感じまくるんですが、それでも一気に突っ走り切ってしまうのです。
先日、バーで語り切っていた時に、偶然、同じ店で飲んでいた知り合いに、必死に熱弁している姿を盗撮されました。

「またまた、語っているんですか。自分で見てくださいよ、この姿。酔った勢いで元カノに電話しちゃった時よりも、格好悪いですね」と、実に的を得た批判をいただきました。
このまま、語りの症状が深刻化すると、いつか、選手にスタートの決め方などの技術論、大レースに挑む前の心構えなどをとつとつと語ってしまいそうでもう怖くて、怖くてなりません。

その昔、プロ野球の打者に、身ぶり手ぶりを織り交ぜて、バッティング講義をしていた記者を目撃しました。「あんな厚かましい、勘違いした人間にはなりたくない。いや、あのレベルに行けるほど、いろんな意味で自分はスケールないし、逆に安心か」と思ったものですが、今や、そのモンスター領域の5歩手前ぐらいまでやって来てしまいました。

取り返しのつかない愚行をさらさないよう、とにかく発言、振る舞いに注意します。
でも、こうして改めて綴ってみると、自分でいうのもなんですが、これが意外とおもしろいですね。「格好悪い自分をさあ、素直に受け入れることができたらね、その先に格好いい自分がいるような気がするんだよなあ」。今晩はこれを語ってくるとします。さあ、被害者を探してきます。
オートランタブレーブス

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6月7日付けで引退を表明した飯塚将光さんの引退セレモニーが、

7月7日、船橋オートレース場で行われました。


突然の引退発表は、多くのファンを驚かせました。


「ずっと、現役にこだわって走っていくよ!

いつまで、どこまで現役を続けていくことができるか。

長く走ることもプロだと思っているんだ」。


つい先日、笑顔を交えてそう力強く宣言していただけに、余計にびっくりしました。


「実は、ちょっと病気になっちゃってね…。もう走れないんだ。

残念だよ、本当に…」。


引退発表後、初めてミスターを船橋ロッカーで見かけた時は、

見るからにお疲れになられている印象で、

暑い気候もあったのでしょうか、その足取りもどこか心許ない様子でした。


となりで介添えする鈴木将光レーサーの力を借りるように、

静かな足取りで、愛車ホージョウ号の待つ検査場に向かう様は、

本当につらそうに映りました。

オートランタブレーブス
カメラを抱えて、見守っていると、

「写真、撮ってもいいよ」と視線を投げてくれました



「飯塚さん、今日は朝からすごく大勢のファンがスタンドに来ていますよ!」。

ミスターにそう伝えると、

とてもうれしそうに、穏やかに笑みを浮かべて、

「オレと同じ年代のファンも来てくれたらいいんだけれどなあ。

ネットでもいいから見ていて欲しいな。

それにしても、ファンも選手も若くなったなあ。

新人の子たちなんて、90年代の生まれなんだろ?若いよなあ」。

大きく息をついて、しみじみと言っていました。


そして、いよいよ、ミスターが最後の勇姿を披露すべく、相棒にまたがります。

栄光と挫折。数え切れない苦楽を分かち合ったホージョウ号の前に立つと、

飯塚さんは、静かに手を合わせました。

数秒だったでしょうか。

小さく口元を動かし、慈しむようにパートナーに語りかけていました。

オートランタブレーブス



オートランタブレーブス
これぞ、ザ・プロです。

ほんのさっきまでは、表情に疲弊を浮かべていましたが、、

いざ、バイクにまたがった瞬間、急に清々しく、生き生きとした表情に切り替わりました。

「さあ、行こうか!」。

気合、ムンムン。

これぞ、闘将です!


そして、けたたましいいエンジン音を轟かせて、

ファンの待つコースへ勇ましく発車しました。



オートランタブレーブス
コース内には、「ありがとうミスター」のプラカードが。

スタンドのファンもメッセージボードを掲げて、ミスターをねぎらいました。



「新人のころ、レースの途中でヘルメットが脱げてしまい、

そのままゴールすることもありました」。

思い出を語ると、ミスターもファンも笑顔になりましたが、

「オートレースがこれからも続くよう、みなさんよろしくお願いします」。

そして、「オートレースは人生そのものでした」と最後の言葉を発すると、

ミスターは涙に暮れました。

もちろん、ファンも。

オートランタブレーブス
威厳を保ち続けたミスターも、

ファンから盛大な「飯塚コール」をその身に受けると、

ついに感極まり、男泣きしました。



ファンに手を振り、さようならを伝え、

ライバル、仲間の待つロッカーへ帰還すると…。

オートランタブレーブス
鮮やかに紙テープが舞いました。



オートランタブレーブス
共に戦ったライバルたちに、深々と一礼。

「本当にいままでありがとう」。


オートランタブレーブス
最後は選手全員が集合して、記念撮影です。

威厳と尊厳を発散し続けるミスターを誰もがねぎらいました。


セレモニーが終わった後。

お疲れの様子だったので、このまま立ち去ろうと思ったら、

「数分ですが、飯塚さんがお話したいそうです」と関係者から伝達あり、

自分を含めた記者団は飯塚さんの元へ伺いました。


「いやあ、いろいろと言葉を考えてきたんだけれど、

ファンの前に行ったら、ぜんぶ忘れちゃったよ(笑い)。

自分が愛したオートレースをこれからもよろしくお願いしますと、

もっと、もっと伝えたかったに…。それが失念だなあ」。


いえ、十分しっかり伝わったと思いますよ!と答えると、

「そうか。だったら、よかったよ。これからも、本当にオートをよろしくお願いします。

会社の方々にも、それを伝えておいてください」。


最後の最後まで自身の体調よりも、オートレースのことを気にかけ続けたミスター。

ファンも、選手も、関係者も、マスコミも、

改めて、この愛すべき、世の中に唯一無二の競技と末永く付き合えるよう、

できること、やれることを、全力で取り組んでいきたいですね。


飯塚さん、お疲れさまでした。

これからはゆっくりとご自宅で、オートレースを観戦、見守り続けていてください。

体調が快方したら、またオートレースのことをたくさん教えてください。



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