大漁旗が暴れるぜ!! ~大宮BL祭りでぃっ~

※嵐・大宮で生モノ(腐)書いてます。


テーマ:



都心の中心に建ち並ぶビルの中に、負けじと首を長くする高さ、二十階建のオフィスがある。


バックに広がる世界を例えるなら、さながら洋画に出てくる成功者の景色、つった感じ。

階下を歩く人間には想像がつかないくらい、天に近い場所、無限のパノラマ。



秘書が書類を手渡してくる。


  「社長、」


午後から使う予定の、契約が記されたもの。


  「おっ、サンキュー」


受け取った書類に目を通す。



一番下の項目欄に判を押せば、
山ほどある仕事の1つに片がつく。



押し終えたばかりの紙に、目を通す秘書。


  「今日は天気がいいな…」


背後の景色に目を細めて、言った。


こんな日に釣りでもしたらサイコーだな、回想に笑みを浮かべ、回転チェアをクルクル回す。



すると、鋭く秘書に一喝される。


  「浮わついてんじゃないよ」


二宮が睨む。


  「だってさ、天気いいし…」


ここんトコ、釣りしてねぇもん。



窓向こうに流れる景色を一望すると、


  「そりゃ、分かりますけど…」


アナタ仕事中なんだから集中しなさいよ、怪訝な顔で、窓からの階下を覗いた。



横並びにいるケツを、ペロンと撫でる。



威嚇する声で、


  「やめ…ろって!」


俺の手をパンと叩く。


  「いいじゃんかよ?」


別に、減るもんじゃねぇし。



ブツブツ口を尖らせる俺に、


  「そんなにケツ触りたいなら、給料に加算しますよ?」


言いながら、所定の位置で姿勢を正した。







この仕事について、八年になる。


大学を出てからは、普通にバイトも経験した。



社会人になって少し経った頃、


  「えっ、俺が…?」


会社経営だったオヤジの意向で、創立35年になるビルを急遽、任されることになる。



オヤジの会社は、電気通信を営む子会社から立ち上げて、今に至る。

従業員は少ないものの、オヤジは生き生きと仕事に精を出した。


俺はマダ小っちゃかったし、まさか大人になってオヤジの会社を継ぐとか、思ってなくて。



当然だけど抵抗する。


  「えっ、ヤだよ!」


ムリだよ、俺なんかに。



事業を起こして35年、格段にデカくなった会社の社長を勤めるオヤジは、一筋縄じゃいかない。


歳を重ねて人生経験を積んだ男に、社会に生まれ落ちたばかりの青二才なんて、敵うハズもない。



さんざん抵抗した。



ストンと丸く話を飲んだ理由は、


  「…あのさ。秘書とかって、自分で選んでいいのかよ?」


軽はずみで言った、一言。


けど意外とあっさりオヤジが了承して、俺の意見に、首を縦に振ってくれた。



研修のつもりで、一から学んだ。



たかがバイトじゃない、ドコの世界にもノウハウがあったり、仕事に対する責任感は存在する。



ナメてたワケじゃなかったけど、


  「マジで俺に、務まんのかよ…」


何度も折れそうになる、気持ち。


社長の座を約束されたプレッシャーは、他にいる従業員の比なんかじゃなかった。



三年ぐらい経った頃、


  「失礼します」


オヤジの部屋に呼ばれる。



そこから見える視界に目を見開き、驚愕する。



ガキみてぇにハシャギぐ俺に、オヤジは俺に会社の未来を託した。


こん時はマダ、今ぐらい仕事について全部を把握してなかったし、ちゃんと考えてなくて。


それから数年もしない内にオヤジが倒れ、思ったより早く、俺は社長の席に座ることになった。



俺に合った秘書が欲しい。


  「やっぱ、カワイイ子の方がいいよな…」


履歴の束を、ペラペラ捲る。


次から次に妄想を膨らませる、扉の向こう側には俺の下で働く予定の、秘書が待つ。



部屋に入っては一礼し、退席するの繰り返し。



アクビをする、ドアがゆっくり開く。


  「失礼します」


初めて男の希望者が現れる。



俺の前に立ち、口を開く。




  「ワタシの名前は、二宮和也と言います。秘書歴は他の方より断然少ないですけど、社長を育てる自信なら、誰にも負けません」







俺を育てる…?



キッパリと、自信満々に言い切る男。


  「俺を育てるって、どういう意味だよ?」


身を乗り出して聞く。



会社が俺を育てるなら分かる

なに言ってんだ?

コイツ?



男がニヤリ、斜めに口元を引く。


  「社会的経験値なら、恐らくワタシの方が上ですよ。なので、全力でお世話します」


俺を見据えて言う。


  「お世話か…」


ナゼか惹かれる。



その言葉に

深い意味なんて

ねぇんだろうけど



条件より、コイツに興味が湧いてしまう。




  「…結果は追って、連絡する」






その日のうちに、採用だと伝えた。



秘書つっても、雑用ばかりが仕事じゃない。



俺が出勤するより先に会社に来るのは勿論、全ての庶務の管理や、処理も行う。



来客対応

スケジュールの調整

電話対応

文書作成

上司の仕事がスムーズに行く為のサポート



それから。


  「…ん、社長」


望んだ時に、スグ手に入る唇。


  「二宮くん…」


キッカケは突然だった。



多忙を極めたスケジュール、県外への出張。


  「ワタシも同席します」

  「うん。…頼む、」


そう、二人きりの出張だった。


新幹線を手配し、グリーン車の中で一眠りし現地に着いてから早速、ホテルに入る。


フロントで手続きを済ませる二宮、ルームキーを受け取り、隣同士に並ぶ部屋の前に立つ。



ドアノブに手をかける。


  「では、社長。二時間後に迎えにあがりますから」


ドアの奥に消えていく。


  「ああ、うん」


別に何かを、期待してたワケじゃない。



閉まったドアを暫く見つめる、カバンを放り投げ窓に広がる曇り空を、ぼんやり眺めた。



汗もかいたし、時間もある。


  「シャワーでも浴びっか」


疲れと汗を、綺麗サッパリ洗い流す。



浴室から出る。


  「あ~、涼しいな」


換気の行き届いた、室内の空調。


少しだけ眠い、ベッドの上でゴロンとなりながらこの後の予定を、眠い頭で考えた。









いつの間にかウトウトして、重い瞼を閉じる。



どうせ寝ちゃっても

二宮が起こしに来るし



安心だって思ったらつい、口元が緩んじまう。



真新しいシーツに身を任せる、もう完全に上がりそうにない、両目の瞼。



優しい声が耳に届く。


  「社長、」

  「ん? ……うん」


海面は穏やかだった。



船の数メートル先を、トビ魚の群れが跳ぶ。


  『あっ! 船長、カジキじゃん!』


興奮が止まらない。


しなる竿を力イッパイ手前に引く、まさに食うか食われるかの、接戦が始まる。


船の甲板に足をかける、逃げ回る海のツワモノに胸が躍り、楽しくて仕方ない。



船長からエールをもらう。


  『おおっ! よっしゃ~!』


現れたソイツは、むちゃくちゃ綺麗だった。



けど一瞬の気の緩みが、目前の勝利を手放す。



船が大きく波に揺れ、俺はそのまま引きづられるみたいにして、海底へと沈んでく。



水の中で、思うように動かない手足。



懸命にバタつかせてると、


  『…っ!』


掴める何か、が指に触れる。



手前に引き寄せ、思いきりしがみついた。



リアルで柔らかい感触に、目が覚める。




  「…痛いよ」






俺の腕に収まる二宮がポツリ、呟いた。





























つづく






゚・*:.。..。.:+・゚゚・*:.。..。.:+・ ゚・*:.。..。.:+・゚゚・*:.。..。.:+・゚ ゚ ゚・*:.。..。.:+・゚゚・*:.。..。.:+・゚






涼…井上ちゃんです!!笑 ←改名




このお話ね~


1ヶ月近く前に書いたヤツだから


だいぶ妄想忘れてます。≧(´▽`)≦へへっ




てか・・・




二号店へようこそ!




いつまでコッチでやるかねーー | 壁 |д・)


なんか急に独り暮らしを始めた気分ww


ボチボチこんな感じで暴走して行こう。焦



よっしゃ書くぞーーーー!!!!






お話を書ける生活に感謝 。(*ˊ艸ˋ)♬*


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読んでくれる皆さんに感謝。ヽ(*´∀`*)ノ





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