August 23, 2007 15:35:28
「深夜特急1~6 / 沢木耕太郎」
テーマ:books少し前に実家に帰った時に,父親が読み終えたのがあったので,もらって帰って読みました.基本的に,読む本は自分で選んで買って読むのが自分なりのstyleなんやけど,こういう偶然の成り行きであったり,友達から貸してもらって読んだりするような機会も大切にすべきやと思います.読む本の偏りを減らすという意味で.
- 深夜特急〈1〉香港・マカオ (新潮文庫)/沢木 耕太郎
- ¥420
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本の内容について.著者が乗合バスだけを使って,インドからロンドンまで,ユーラシア大陸を横断した体験を綴った旅行記であると同時に,その旅を通して見えてくる旅そのものの本質や,人生とは何たるかについて著者の考えを綴ったエッセイともとる事ができます.
単純に,旅行記として読んだとして,非常に楽しめます.様々な土地で出会った人や建造物,またそこで起こった出来事を,その情景が浮かんでくるような的確な表現がなされていると思います.難しい言葉は使わず,坦々と正確に描写がなされているのは,非常に読みやすいです.
また,国から国に移っていくにつれて変わっていく文化についての著者の考察は分かりやすく,アジア圏からヨーロッパ圏に移って行くのがよく分かります.アジア圏ではC(チャイ),ヨーロッパ圏ではT(ティー)という話はなかなか面白いなあと思います.
旅行したいけど,こんなに大胆に旅行するなんていうのは,現代の大半の人にとって無理やと思うんで,そういう意味で読んでみる価値は充分あるように感じました.





