女性のためのナチュラル・ハイジーン 
生理痛から乳ガン・更年期障害まで、「女性の悩み」すべて解消!

女性のためのナチュラル・ハイジーン
(2007年10月20日)
松田麻美子(著)

日本人のナチュラル・ハイジーン第一認者松田さんの
最新栄養情報を盛り込んだナチュラル・ハイジーンの最新版です。

ローフード (生野菜&果物、48度未満の加熱食品)に興味のある方は、
「フィットフォーライフ」 を読むより、
断然わかりやすく、最新情報満載でお勧めです。

特に牛乳の悪行ぶりは、「子供たちは何を食べればいいのか」 よりも
グレードアップしており、さすが、「葬られたマクガバンレポート」 の翻訳者です。

さて乳製品がなぜ悪いのか?

牛乳とは赤ちゃん牛(約45キロ)を1年で約445キロに成長させるための
牛の赤ちゃんのための飲み物であり、
エストロゲン他性ホルモン、IGF-1(インスリン様成長因子)
他の生物活性ホルモンを大量に含んでおり、

牛乳に含まれる成長ホルモンIGF-1(インスリン様成長因子)と人間のIGF-1は
同じであるために、人間の体の成熟をも無理に早めてしまうし、
IGF-1(インスリン様成長因子)は乳ガン、前立腺ガンが成長する一番の原因物質だからです。

ここで注目は エストロゲンの乱高下 です!

血糖値の乱高下 同様、体内の恒常性を乱す事で女性特有の疾患の原因になっているそうです。

アンチエイジングの世界では、更年期前後のエストロゲンの減少を問題としているのですが、

ナチュラル・ハイジーンでは元々がある程度低いレベルであれば、更年期で多少減ったところで
問題なし、ただしいつでもエストロゲンを放出できるように血中の性ホルモン結合グロブリンのレベルは
正しく保たれているそうです。

乳製品や動物性食品で不自然に増加したエストロゲンが急激に下がる時に
その落差に体がついていけない、
生理痛やPMS、更年期障害と関係大なのが想像できます。

なおコーヒーや動物性タンパク質の摂取もエストロゲンを過剰にする要因です。

もちろん生理痛予防にはオメガ3系脂肪酸が作成する抗炎症のプロスタグランジン強化の
ことも書かれてます。
ただしオイルで摂取するよりは、亜麻の実そのものを、EPAやDHAも魚の汚染が怖いので、
汚染されていない地域の魚で精製されたサプリ系が推奨させていました。

また現代の女性は解毒のための老廃物排泄経路として子宮を利用しており
本当に健康な人は生理による出血がないこともあるそうです。

生理のどろどろ血は動物性タンパク質の過剰摂取、
さらさら鮮血は糖質の過剰摂取が影響しているそうです。

コーヒー大好き、著者の松田さんご自身も30代後半に子宮筋腫で子宮を摘出。
ナチュラル・ハイジーンの食事療法を始めて、健康にかつ若返った事を実感されており
経験者ならではの説得力がありました。

もちろん、ナチュラル・ハイジーンのライフスタイルの説明&食事レシピの解説もバッチリ

ワイヤー入りブラと制汗剤の弊害、乳ガン検診のマンモグラフィーの効果への疑問などの
話も興味深かったです。

とても良い本なので、購入決定です!

女性の方は是非読んでみてください。

しかし、エストロゲンは多めの方が女性として魅力的だと思うのですが、
でも乳ガンにはなりたくないし・・・

なおバターやアイスクリーム、チーズ、脱脂粉乳系も乳製品系はすべてアウトですよ。


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