久々に映画の話題です。
最近見たDVDです。
1932年のイギリスが舞台の映画。
ゴスフォードパークという豪邸で行われる
イギリス上流階級のパーティでの
殺人事件。
サスペンスのストーリーよりも衣装とか映画の
スタイリングにぐいぐい引き込まれて
しまいます。これはいつものことなんですが、
映画は無意識に入ってくる背景の絵の
スタイリングや音楽、景色などのセンスによって
物語がもしも単調なものであっても最後まで
眠くなることなどなく楽しめてしまうもの
だと思います。この映画でも台所とか、
家具とかそういった背景の美術の丁寧な仕事に
目を奪われているうちに
あっという間に終わってしまいました。
職業上、テーブルセッティングだとか
そういうのにスポットを当てて見てしまう癖があり
へたするとセリフ全然聞いてなかったりして。。
70年代の映画などはそういう意味で
釘付けになる映画がたくさんあります。
たとえば「未知との遭遇」などは
家族の食事シーンとかかわいくてたまらないです。
ポラロイドカメラの出始めの色あせた感じというか、
フィルムならではの感じがよくって
デジタル世代の今。もうこういったハリウッド映画は
作られることはないのね、としみじみしたりして。
こういう感覚がオリーブ少女世代のおばちゃん現象
なのかなあ。。と少し悲しくもなります。
恐怖映画「ローズマリーの赤ちゃん」などでは
ケメックスでコーヒーをサーブして、
カーテンやテーブルクロスのテキスタイルの
センスや主人公の衣装とか最高です。
内容はとってもチープなんだけれども
最後までじっくり見てしまう。
話は戻ってこの映画、昔々イギリスではこういった
階級が召使を持つのは普通のことで
主人は自分の脱いだ洋服さえ拾わないような
生活が当たり前だったのですよね。
「家政婦は見た」的な要素たっぷりで
その辺も見ものです。
眠くなってしまう人も居そうなこの映画。
私はとっても好きでした。
横で旦那が「こういう時代物好きだったんだね。
じゃあ又借りてくるよ」とのたまっていたが
いやけっして時代物がすきとかじゃないんですよね。
この映画の雰囲気がすごく
魅力的でひきつけられたというだけで。
すごーくむさくるしいヘンな昔の映画を
借りまくって来そうで怖い今日この頃・・・・。