先週末はバリへ向かうために非常に多忙でした・・・。
土曜日:銀座のあおいクリニック様に伺い週一のプラセンタ点滴を(疲労予防には最適です)・・・。その後、表参道CA4RAにて、リボンの取り換えをお願いしたパナマハットを受け取りに。代官山に向かって batak にて、リゾート用の白タキシードのチェックと引き渡し、そして友人とレザンファンギャテにて食事をしました。
日曜日:表参道のまゆ毛専門美容室に行き、そこでディナージャケットに着替えて、恵比寿のジョエル・ロブションでのパーティに行って参りました。
バリに行く前にちょっとしたパリの雰囲気が味わえる場所で、素敵な晩餐会。かなりスケジュール的にはタイトだったのですが、大切なパーティーだったので・・・。
以前にお知り合いになった、非常にエレガントなマダム「花千代」さまのご紹介で、御主人が設立した The Best Table という、美食を通して交流を深めるという素晴らしい会に創設メンバーとして参加させていただきました。
花千代さま http://ameblo.jp/a-hanagata128/entry-10908826268.html
The Best Table http://thebesttable.net/index.html
最初は親しい方もおらず、非常に緊張しておりましたが、宮内庁の大膳部の方や、料理評論家・山本益博様など、非常に興味深い方々がご参加になられており、同じテーブルではちょうど同じ歳くらいでありながら、非常に活躍されている経営者の方とお近づきになることもできました。
さて、今回のお料理は・・・
特選生雲丹 甲殻類のジュレになめらかなカリフラワーのソース
大山地鳥 二色ピーマンとローズマリーをパロティーヌに ミントの香るキュウリのマリネとアンチョビのエスプーマ
なんとも長い名前ですね・・・。
合わせる白ワインは、2008年の Meursault "Narvaux" Vieilles Vignes。ヴァニラのような優しい香のブルゴーニュの白ワインでした。
ちなみに花千代さまの旦那さまであり、創立者のアーネスト・シンガー氏は「アカデミー・デュ・ヴァン東京校」を開校され、ワインの輸入を手掛ける方ですので、料理も素晴らしいのですが、とにかくワインを楽しむ事を目的とした集まりでした。
シンガー氏の隣にあるワインは Chateauneuf du Pape というローヌ地方のワインで、6000mlも入っている珍しいものです。私は個人的にこの野趣あふれるワインが好きで、高校、大学時代に、オルレアン家の友人の実家がプロヴァンスにあったので、お隣のローヌ地方のシャトーに伺ったこともあります。このワインどうやってあけるのかと期待していましたが、これは開けずに、同じワインをデキャンタージュして最後にふるまわれました。
次のお料理は「フォワグラ プランチャで焼き カボチャのニョッキ ミモレットとベーコンを添えて」 実に秋らしいカボチャの甘みが閉じ込められたニョッキはフォワグラとの相性が実によく、またミモレットとベーコンの香ばしさがアクセントとなって、一口ごとに違う味わいのある料理でした。
このあたりでボルドーの赤。Chateau Tour Seran 2006年がふるまわれました。このシャトーは新しいシャトーで、1989年にジャン・ギヨンという方が友人に飲ませるために作らせたワインだそうです。ちなみに、ここのレストラン、ジョエル・ロブションでは彼のワインリストにこのワインをスペシャル・セレクションとして入れております。まだ、年が経っていないせいか少し若すぎるきらいがあり、もう少し置いたらばもっとしっかりとしたフルーツの香りが濃厚になると思います。
その後甘鯛の料理、そしてメインは「和牛フィレ肉 ポワレにし、ロブション風ポテトのピューレ、姫ニンジン、ちいたけ、こくのある赤ワインソースと共に」 でした。
ちなみに「ちいたけ」は誤植ではなく、小さなシイタケの事なのだそうです。
赤ワインのソースはどっしりとした感じ。そこで先ほどの Chateauneauf du Pape の2007年が出されました。細かく言えば、"Cuvee Da Capo" Domaine Pegue とリストには記載されていました。あの大瓶と同じなのですが、大瓶は2000年の物なので、多分、比較したらこのワインはまだ若いかもしれません。しかし、思い出のあるシャトーなので、おいしくいただけました。もちろんこのメインのソースにはこのワインが使われていると思います。非常に男性的で、どっしりとした味わい。個人的にペッパーの様なスパイスを感じるワインです。ローヌからプロヴァンスにかけては土壌に鉄分を多く含んでいるので、その大地の味わいが凝縮しているからでしょうか?抽象的ですが、たいへんおおらかな感じがします。
懐かしい(もう10回以上遊びに行っている)プロヴァンスの、宝石のような青空と、瑞々しい木々、乾いた風、そんな思い出がよみがえって来るような芳香でした。
この度は、ワインもお食事も楽しませていただきましたが、いろいろな方と今回もお知り合いになることができ、うかがって大変勉強になりました。
このクラブに入会させていただいたのは、設立趣旨に共感を覚えたからです。ただ高級なレストランを巡るのではなく、『純粋に食を愛し、素晴らしい料理を創り出す料理人に敬意を表すことのできる、そんな貴方様の、今日のお食事が素晴らしいものになりますように。』という一文です。
食は高いからいいのではもちろんなく、繊細な工芸であり、尊重しなくてはなりません。なぜならば、それを介して分け隔てなく、知己の人とは愉しみ、はじめてお目にかかる同席の方と親しくなる悦びがあるのですから。
素晴らしい皆様との会食・・・
非常に楽しいひと時でした。素晴らしい会に入会できたこと、感激です。
ルージュバーでシガーを皆様と楽しみたかったのですが、成田のホテルに行く車の約束の時間になってしまったので、「花千代」さまと記念撮影・・・。本当に世界に通づる魅力があるレディーで、こういう方に会に紹介していただけたのは本当にありがたいことだと、ひとときの「パリ」の余韻を惜しみながら、ディナージャケットのまま成田に向かったのでした・・・「バリ」に向けて。