こんにちは!
デザイン&マーケティングチームの笠原です!
先日、お休みを利用して、女性誌、男性誌問わず、今何かと話題の台湾へ行ってまいりました。
特に職業柄、LIVESでの「RENOVATION in TAIWAN」やソトコトで山崎亮さんが、台湾のローカルイノベーションを紹介していたりで、
とても気になっていました
https://www.livesjapan.com/issue/95
https://www.sotokoto.net/jp/latest/?ym=201712
美味しいモノもいっぱいあって魅惑の台湾ですが、このブログでは建物やリノベーションに焦点を絞ってご紹介!
まずは言わずと知れた台湾随一の観光名所、「九份」!
その昔、九份は台湾の一寒村に過ぎなかったようですが、19世紀末に金の採掘が開始されたことに伴い徐々に町が発展し、日本統治時代、藤田組によりその最盛期を迎えた。九份の街並みは、日本統治時代の面影を色濃くとどめており、路地や石段は当時に造られたものであり、酒家(料理店)などの建物が多数残されています。(ウィキペディア参照)
細い路地の階段伝いに建つ古い館に、提灯。 灯が燈る夜の光景を皆様も一度は目にしたことがあるのではないでしょうか。
日本では、九份のこのノスタルジックな建物の光景が、2001年公開の映画「千と千尋の神隠し」に登場する湯婆婆の湯屋のモデルになったのでは!? と人気に。日本統治時代に建てられた古い建物が残ることもあり、どこか懐かしい雰囲気が漂う町並みは日本人の心に響くのかもしれませんね。
元々の起伏に沿うように街並みが形成されていて、得も言えぬ造形美を体感できますが、、とにかく人が多いのが難点。。。
続いては、台湾のアートスポット「松山文創園区」
日本統治時代よりタバコ工場として稼働した工場跡地を丸ごとリノベーションして、2010年に再オープンした台北で人気のクリエイティブスポット!!
園内の中心にある製菸工廠(タバコ生産工場)は自由に出入り可能となっていて、特にシェア型のワークスペースはとても洗練された空間となっており、台湾のリノベーションのクオリティの高さを体感できます!!
歴史的背景から多種多様な建築様式を持つ古い建築物群と、現代の感性をうまく融合させる台湾デザイナー、施工業者さんの感性と技術は本当に巧みでした
雨が降っていて、うまく写真に収められなかったのですが、このエリア内には、伊東豊雄氏が設計した「誠品生活松菸店」があり、「蔦屋書店」のモデルともなったといわれている、台湾で人気の本屋さん、「誠品書店」の旗艦店との事。
コンバージョンされた古いタバコ工場と当代きっての建築家放つ現代建築も調和がとれていて、晴れた日に一日掛けて訪れたいな、と思う場所でした。
と、本日はここまで。
次回は台中まで足を伸ばして、世界一美しい眼科医院と謳われる「宮原眼科」をリポート(笑)
ライトアップされた台北駅。日本ではあまり見ない色合いですが、とても良いですね!