岩口昇龍「アラブでお仕事を成功させるコンサルタント」のブログ

岩口昇龍(龍児)
「ハラール「再生」コンサルタント/アラブ・イスラームビジネスコンサルタント」

アラブ・コンサルティングサービス東京
中東・イスラーム圏ビジネス&ハラール「再生」コンサルタント

岩口龍児(いわぐち りゅうじ)
1976年、東京都生まれ。大学では国際法や比較法を専攻。在京アラブ・イスラーム学院(サウジアラビア国立大学付属)アラビア語学部、アフリカ国際大学(スーダン)アラビア語研究、サディーク・ビ・アスル学校(イエメン)理系コースを経て 2009年、日系企業入社(マレーシア)。大学在学中から教育業界で従事。2011年、日系プラント企業入社(サウジアラビア)。2013年アラブ・コンサルティングサービス東京を設立。現在は、経験と専門知識を活かし、コンサルタントとして日本人へアラブ・イスラーム商習慣・ビジネス文化を伝える活動を行う。出版会社等のサウジアラビア進出、カタールテレビ局とのスポンサー契約業務、ドバイへの販路拡大アドバイス等を実施。また商工会議所、国際交流会等でのアラブに関するセミナーを各地で実施している。


テーマ:
メルマガ「正しいハラール&イスラームを知ろう!」

【新潟マスジドの講演会の一部20160513】


私は、メルマガも配信しております。
先日配信した内容が好評ですので、
こちらにも添付します!

正しいハラール&イスラームを知ろう!よりよいイスラーム理解を目指す専門家有志の会(ハラール&イスラームを良く理解し、それぞれ専門分野に深い知識がある専門家集団)が不定期に見解を配信致します。


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こんにちは、アラブ・コンサルティングサービス東京の岩口昇龍(龍児)と申します。
不定期ではありますが、メールマガジンのタイトル通り、正しいハラールやイスラーム理解につながるような
内容をお届けしています。


今回は、我々ハラール勉強会(よりよいイスラーム理解を目指す専門家有志の会)メンバーで 宗)日本ムスリム協会のタウフィーク須見(札幌在住)さんが新潟マスジド(モスク)で2016年5月にお話された講演会の内容(一部)を文字起こししたものをお送りします。

この講演会は、新潟の在日外国人ムスリム 主にマレーシア人新入留学生に向けてお話されたもので、
在日日本人ムスリムやノンムスリムに対しても気づきが多い内容になっています。

ご本人の了解を得て、特別に配信いたします。

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                    【宣伝】
来たる2015年7月15日(金曜日)に
ウェスタ川越(埼玉県川越駅近くの複合施設)の会議室3にて
観光学者でインバウンドやハラールを研究している四国学院大学の杉山先生とセミナーを開催します。

(仮題)「外国人観光客へのインバウンドとハラールを考えるセミナー@川越」
https://www.facebook.com/events/725181150956772/
日時:2015年7月15日(金)19:00より
場所:ウェスタ川越 会議室3 (駅西口から徒歩5分)
講師:四国学院大学准教授 杉山 維彦氏
  :アラブ・コンサルティングサービス東京 岩口龍児

ウェスタ川越とは:
2015年春オープン!
川越駅西口徒歩5分。大ホールや展示場、その他様々な公共施設が入った
埼玉県と川越市、民間事業者が整備する大型複合施設です。

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それでは、タウフィーク須見氏の講演の一部をご覧くださいませ。
(当日は英語のみで講演されたそうです)
【新潟マスジドの講演会の一部20160513】

尚、須見さんからの提案により、
ムスリムでない方がわかるように 岩口より解説を加えます。
下記「*」は解説になります。

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アッサラームアライクム ワラフマトゥルラ ヒワバラカトゥ
皆様に平安がありますように

*ワラフマトゥルラ ヒワバラカトゥは、アラビア語で「ورحمة الله وبركاته」で「神様によりあなたに平和や恩恵が与えられますように」という意味で、アッサラームに続ける挨拶表現です。
一般的にはアッサラームアライクムだけで十分ですが、更に丁寧に言う場合には長く言います


本日はお休みの所来て頂きありがとうございます

また、今回このような場所でお話しさせて頂く機会を頂き感謝いたします

本日は、新入生向けのお話しと言うことで、日本でイスラームはどう思われているのか。ということと日本においてムスリムとしてどう過ごすことが良いか。という事を私の経験から皆様への参考になるようなお話をしたいと思います。


「日本でイスラームを信仰するということ」

最初に、日本での生活についてお話しします

一般的に日本に来た外国人が陥ることは、自分の国の文化や生活習慣を日本においても行ってしまうと言うことです。
自分の国では問題の無いことでも、日本では法律違反となったり、悪いマナーとしてトラブルを起こすことが多いです。

日本に来たばかりで知らなかった。で済まないこともありますので十分ご注意ください。

こういう話は、大学等で教えて貰えると思いますし、先輩などにも聞くことをおすすめします。

ここでお話ししたいのは、外国人プラス、ムスリムとしての行いです。
日本では信仰の自由が法律で保証されております。
なので日本においてイスラームを信仰することは全く問題がありません。

ただし、日本人がイスラームの教えやムスリムの習慣を知っているかというと、ほとんど知らないと思ってください。


つまり、自分たちの国では周りの理解があり、当たり前に行えていたことが、日本では奇異なことに映ったり、嫌悪されることがあります。

逆に言うと、皆様も日本人の文化や習慣をこれから経験すると思いますが、皆様も日本人の行動を奇異に感じたり、嫌悪感を持つこともあるでしょう。

それはお互い様であり、相互理解していく気持ちが大切です。

話を戻しますが、ムスリムという立場で接するときに、また行動するときに是非気をつけて欲しいことがあります。

あまり、「イスラーム」を理由にしないで下さい。
先ほども言いましたが、信仰は自由と言うことは全ての日本人は理解しています。
ただ、宗教事は自分の範囲で行う。という感覚を持っています。

日本では協調性や団体行動をなるべく優先するという気持ちが強いです。

礼拝と食事等の状況にはすぐに直面することだと思います。

例えば、講義や会議、外部への訪問や旅行など、団体行動しているときに礼拝時間が来て、その時間帯中に休憩などが無く礼拝出来ないという経験をすると思います。

貴方の礼拝に対して理解者が多ければ気遣ってくれると思いますが、そうでない場合に「礼拝するから」と言って途中でいなくなったりすると、まだ理解の浅い人たちから見ると「宗教」を理由に関係ない方を巻き込むと言うことに嫌悪感を抱かれます。

そして、それは貴方への嫌悪では無く、イスラームへの嫌悪になってしまいます。


「ムスリムが日本で食事をするとき」

歓迎会、懇親会といった食事会もあると思います。
日本の文化では「交流を深める集まり」という意識があります。
そしてお酒が提供されることや、お酒を提供している飲食店に行くことがあります。

例えば貴方は「お酒を飲む人と同席したくない」「お酒を提供する店には入りたくない」という気持ちがある場合どうしますか?

「イスラームではお酒あるところは禁止されてるから行きません」と断りますか?
先ほどと同じく言われた相手は、貴方への嫌悪より、イスラームを嫌悪します。

かなり極端な例を紹介しましたが、信仰の教えをどう守るかは個人の問題です。
イスラームにおいてもそういう教えなはずです。

自分の信仰実践をイスラームの教えと伝えてしまうことは尊敬される事よりも反感を持たれることが多いと考えた方が良いでしょう。

敬虔さゆえ、厳しい教えを選択し実践することは当然尊敬されることです。
しかし、それをイスラームとして他人へ伝えたり強制してしまうことは誤解を招くばかりで無く、イスラームへの関心を持つ可能性を失うばかりか、嫌悪感を抱かせてしまう場合があります。

そういう場合は例えば
「私はお酒の臭いに弱いので、気持ち悪くなってしまいます」
と断るとよいでしょう。
日本人は、身体的な弱者にはとても理解を示してくれます。
日本人にもお酒を飲めない体質の人も結構いますし、アレルギーを持った方も多いです。
ムスリムということは知っている方が多いと思いますが、だからといって「宗教」を第1の理由にしてしまうと、イスラームを遠ざけることになる事があります。

実際、お酒の席に同席したくない方でしたら「気持ちが悪くなる」ので、嘘をついているわけではありません。

仲良くなる、打ち解ける事が大切です
仲良くなった後に、イスラームについて興味を持って質問してくるはずです。
その時に、どうして断ったのかなどを詳しく伝えれば良いのです。



ブハーリのハディースにこうあります
Buhari’s hadith says the following.

* ハディースとは、
預言者ムハンマドの言行録と呼ばれ、ムハンマド自身が日常生活の中で語った言葉やその行動についての証言をまとめたものです。
* ブハーリというのは、
人の名前でアラビア語で「サハーバ(教友)」と呼ばれる預言者ムハンマドに直に接した人のことです。

預言者が、宣教のためにサハーバ(教友)をイエメンに派遣したが、その時二人にこういった。
Our Prophet (PBUH) got Sahaba to go to Yemen, when He said to two people…

人には寛大な慈悲の気持ちをもって接し、決して無理なことを押しつけてはならない。
Be benevolent to others. Do not make anyone do anything impossible.

アッラーの福音(良い知らせ)だけを人々に伝えなさい。
Only convey Allah’s good messages to them.

決して人々にイスラームに対する反感を抱かせてはなりません。
Do not cause anyone to be against Islam.


「モスクで礼拝するときに注意すべきこと」

次に私の経験上多いことは、モスクにおいての行動です。

特に次の3点は日本全国のモスクでも問題が多い事象です
1.自転車、バイク、自動車などの駐車
 他の人の通行などに支障が出る駐車。他人の土地への駐車。
 駐車禁止の場所や通行に支障があれば、警察に通報されたり法律で処罰されます。

2.モスクの周りの道での立ち話。特に金曜礼拝の日
 金曜日は特に人が多くなり、道路や歩道を占拠して長時間立ち話をすると声もうるさいですし、通行の支障にもなります。

*金曜礼拝とは、
金曜日にモスク等で行われる集団礼拝(合同礼拝)のことです。
イスラームの安息日は金曜、ユダヤ教は土曜、キリスト教は日曜日です。

3.礼拝などの音や光。特にファジュル、イシャーやラマダーン中のタラウィー(夜間の礼拝)

* ファジュルとイシャーとは、
礼拝の時間帯の名前です。詳しくは、こちらのリンクをご覧ください。http://islamcenter.or.jp/about-islam/prayer/
* ラマダーンとは、
イスラームの断食月のことで、「断食」という言葉は「サウム」という別のアラビア語になります。

 アザーンやサラート中はもちろん、大きい音量になる場合は窓を閉めて下さい。
 日本では朝は7時8時から夜は8時9時まではほとんどの方は起きている時間帯ですが、それ以外は寝ている方が多い時間帯です。
音や光が漏れないように窓を閉めたり、カーテンを閉めるようにしましょう。
* サラートとは、
アラビア語で「礼拝」という意味です。

これらについては、日本人でもマナーを守らない方がいます。
しかし、それは自己責任なことです。
その方が注意されたり、嫌われたりするだけです。
言いたいことは、「モスクに来る人達」という目で見られると言うことです。
つまり、モスクに来たムスリムが迷惑行為をすると、イスラームが嫌悪されるという事です
モスクに来る数十分、数時間は「イスラーム」を見られている。という気持ちを持って頂ければと思います。

日本人はあまりストレートに伝えることをしない方が多いです。
謙虚な文化であり、人を傷つけないようにする思いやりの文化があります。
また、自分が我慢する、トラブルを起こしたくない。という面もあります。
例えば、アパートに住んでいて隣の部屋がうるさかったとします。
そういう場合は、我慢したり、壁をコンコンとノックしたり、管理会社に代わりに注意して貰ったりします。
その時なにも出来なくても、次の日隣の人と会ったときには「昨日はずいぶん楽しそうでしたね」と遠回しに言うことも多いです。
車両の駐車などでは、隣近所仲良くしたいという思いから、少しぐらいの我慢を自ら提案することもあります。
「少しぐらいなら私の場所に駐車しても良いですよ」


続きは、こちら。
http://archives.mag2.com/0001651265/
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