なんだって西洋人の擬人化はこういう…
「Super Angry Birds」は、Angry Birdsのお馴染みの鳥達が腕と足を持つ2足歩行の人間型となり、ゲームと同様の特殊能力を持つスーパーヒーローに変身して街の人を守るという物語。絵柄からも何となく分かりますが、まあ一般的なアメコミ・ヒーローです。ちなみに緑のブタたちは街を牛耳るギャングとして描かれています。当然こっちも人間型です。IDWのページにて1巻と2巻の試し読みができるのですが…
最初のページはこんな感じです。
屋台のねえちゃん：ホットサンドイッチにピザ！ランチに如何ですか～
チャック（黄色い鳥）：チーズのやつ4つお願い！
他の客：超美味い！ここに来るの待ってたんだ！
マチルダ：私はいいわ。早く温室に帰らないといけないから。
緑の豚：ピザだー！
屋台のねえちゃん：ちょっと！まずお金払ってよ！
緑の豚：やっべ！これトリュフ・ハーブ入ってるわ！俺アレルギーなんだ！
チャック：食い逃げだ
他の客：屋台をどっかに移動した方がいいよ。あいつギャングのチンピラだ。
屋台のねえちゃん：彼らと取引しようとしてたんだけど…
チャック：避けろ！
とまあこんな感じに、みかじめ料払え！払わないならこの街で商売はさせねえ！という豚ヤクザを鳥達がボコるというお話のようです。チャックはスピード、ボムは火炎、テレンスはパワーと、通常のゲームと同じ特殊能力を持っているんですがレッドは何だろう？w 鳥達が逆三角体型の見事なマッチョなのに対し、豚はメタボ気味と差別化されているのが何気に細かいです。それにしても原型留めなさ過ぎが凄えw あと人間、鳥人間、豚人間が共存してる街というのもシュール。やはりこれも子供向けコンテンツなのでしょうか？でもアメコミは大人のオタクも読むしなー…
コミックは第一巻がなんと無料で、二巻目以降が3.99ドル（470円ちょっと）とお手軽価格です。
第二巻の表紙を見るに、レッドは全裸なのではなく体の模様がそのままデザインされているボディスーツを着ているみたいですね。一人だけ全裸なんてよく考えたら公然わいせつですからねw
よく見るとステラやブルーズ三兄弟もカメオ出演（？）してるっぽいです。彼らも今後ヒーロー化するんでしょうか？
現時点では日本のAmazon.co.jpでは販売されていないので、出版社のページから直接買うかAmazon.comで買うかしかありません。ちゃんと読んでみたいですが、そもそも日本では原作のAngry Birdsのゲームがヒットしていないので日本版が出る可能性はまず無いでしょう。日本独自展開で日本的擬人化をすればウケるかもしれないけど。
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