あれから一年
テーマ:日記『BOXFIGHT』
で試合したのがちょうど一年前の12月。
あれから一年かぁ・・・
BOXFIGHTとは、蹴りなしのボクシングルールの試合でした


私は2009年にチャンピオンになってから右足靱帯損傷、右腕骨折と怪我が続きました。
骨折してパンチが全く打てなくなりました

それまでは試合もパンチスタイルだった私は、蹴り中心のスタイルに変えざるをえなかった。
骨折は全治2ヶ月だったけど、それからリハビリだったり筋肉をつけるため半年~一年はかかりました。
その間まともにパンチを打つことが出来ず、蹴りばかり。
でも蹴る時に腕をふることすら痛かったので、まともに蹴れなかった

ベルトを持っているものの、いまの自分じゃ試合が出来る状態ではない


試合のオファーは断り続けていたけど、それでも『チャンピオン』だから試合はしなきゃいけない。
チャンピオンになった時より、体も心もマイナスのままで試合をすることに・・・
もちろん結果は負け

試合内容も良くなく、モヤモヤが続く日々でした



負けが続いた弱いチャンピオンでした。
防衛戦も負けベルトを失った。
その後、もう私はキック出来ないのかな、やらない方がいいのかな、なんて日々マイナス思考

スポンサーは離れ、ファイトマネーでの生活も出来ず、レッスンも急に増やせる訳ではない。
人は離れて行く・・・。
練習もせず、レッスン少々、あとは朝も夜も寝ずにバイトに明け暮れた時期があった。
生活のために。
でもこのままでは行けない!!
と目が覚め、社会人としての生き方を考え直した。
そうだ!私は試合をしなくても大好きな格闘技がまだ出来るじゃないか!
エクササイズとしての格闘技をもっともっとたくさんの人に伝えよう!
そう強く思うようになり、インストラクター養成コースを始めました。
指導者になる人の為の指導。
インストラクターを育てる。
複数の人間をプロフェッショナルに育てる。
格闘技しかやっていなかった自分に、そんな責任あることが出来るのか・・・
不安いっぱいで始めた養成コース第一期。
それが今は四期生まで受講して下さる方が続き、本当にありがたいことです。
格闘技エクササイズの指導がメインの日々が続く中、私はもう一度リングに上がりたくなったのだ。
というか、右腕骨折からまともにパンチが打ててないまま、どこかモヤモヤが残るまま気持ち悪かった。
もう一度自分のパンチを試したかった。
パンチ力、タイミング、テクニック、などなど。
格闘技人生、パンチが打てない状態で幕を閉じたくなかった。
そこで私は自らボクシングの試合に出ることを選び、ボクシングジムに通うようになりました。
練習はもちろんパンチのみボクシング



髪もバッサリ切り黒髪に!
自分を変えたかった!
チャンピオンを何人も育てている素晴らしいボクシングトレーナーに恵まれ、自分のパンチの技術もマイナスからプラスになりました


ボクシングの世界チャンピオンやランカーともスパーリングをさせていただきました。
ボクシングジムで約2ヶ月ほぼ毎日練習し、試合に挑みました。
負け試合が続いたあとの試合で、しかも試合間隔もだいぶ開いていた。
試合の日は師匠は都合が合わずセコンドに付けない。
不安はいっぱいありました。
でも自分でやると決めたんだからもう後には引けない。
仲間に助けられ即席でチームを作り、セコンドや物販の協力をしてもらった。
試合の日が来た。
アマチュアからずっと一緒に戦ってきた師匠はいない。
海外から前日も当日も、メールで作戦の指示やメンタルの指示をしてくれた。
おかげさまでメンタル良し、アップも順調だった


いままで勝ち負けに追われ、常にプレッシャーと戦い、散々苦しい試合をしてきた。
でも今回は楽しみたい!
もう私はチャンピオンでもなければ、ただの選手。
誰にも期待されなくてもいい。
誰かのために戦うのではない。
ベルトやタイトル、何かを取るために戦うのではない。
とにかく楽しみたい



パンチを打ちたい



打ち『愛』たい


それが私の一番の目的だった。
一番近くにいつも純子がいてくれた


セコンドになぜか884(笑)

ありがとうね

試合は順調にペースをつかみ1Rが終わり2R目に。

2R開始早々、私のパンチが相手の目尻にヒット




ズバッ




切れた


Ψ(`◇´)Ψ傷が深かったみたいで、ドクターストップ

もっと試合したかったけどTKO勝ちヽ(≧▽≦)/



この瞬間本当に本当に嬉しかった



嬉しくて嬉しくてリングで飛び跳ねた



こんなに喜んだ試合は初めてだった

チャンピオンになったときよりも、この普通の何のタイトルもかかっていない試合の勝利は嬉しかった!
人間、辛さが大きければ大きいほど、喜びは大きいんだな~


と実感


諦めなかった気持ち
やりたいという強い気持ち
楽しみたいという気持ち
が勝利につながった



実はこの試合『勝ちたい』気持ちはそれほど大きくなかった。
それが実は一番の勝利の秘訣だったのかな?
もちろん勝つための練習はしてきたけど、もうここまで何戦も戦ってきたら、今更新しい動きはそうは出来ない。
本当に染み着いている動きが自動化され、脳と筋肉の間の神経作用が勝手に反応し、体が動く。
それを一番左右するのがメンタル。
『とにかく相手のパンチを一発ももらわないようにしよう!』
このメンタル

私にはこれが合っていた

このメンタルにより、相手の動きが全部見えてきた。
時にはスローモーションのように。
時にはガードが開いている所に光が当たっているように。
だから試合がすごく楽しかった!!
この試合でやっとモヤモヤが取れたヾ(^▽^)ノ
それがちょうど一年前。
あれから一年。
とても充実した日々を送っています

チャンピオンになったこと、骨折、靱帯損傷、負け続ける弱いチャンピオン、バイトに明け暮れる日々、もう一度自信を取り戻せるきっかけをくれたボクシング、
すべてに意味があり、すべて必要なことだった。
いまおきていること、これから起きることもいずれそう思える時が来るはず。
だから私は失敗を恐れないしチャレンジし続ける。
自分らしく生きる。
みんなも自分らしく、目標を持って生きて下さい

今は一瞬で過去になります。
明日は今日より一歩前に踏み出し、前進しましょう!
一歩進むだけで景色が変わります

今日も1日ありがとう




















1 ■お疲れ様です☆
感動的なお話ですね!
その一年前の敦子さんの頑張りがあったから
今の素敵な敦子さんがいらっしゃるんですね☆☆☆
これからも輝いていてくださいねっ♪♪♪