国道148号線 小谷道路整備凍結解除の動き | 九代目七右衛門の徒然日記

国道148号線 小谷道路整備凍結解除の動き

今日の毎日jpに「国交省の国道148号工事凍結 見直し作業最終段階」という記事が掲載されていました。国交省が3月、建設費に比べて効果が小さいとして、全国18路線の工事凍結を打ち出したうちのひとつ、白馬村から糸魚川に抜ける小谷道路の凍結が解除されそうとの事でした。記事の一部を引用します。

工事が一部凍結されている小谷村の国道148号(小谷道路 .6キロ)を巡り、国土交通省の凍結の見直し作業が最終段階を迎えた。16日には北陸地方整備局の事業評価監視委員会が、凍結解除の判断材料にするため現地を視察。地元村長から意見を聴取した。22日に新潟市である同委員会で、凍結解除の是非が決まる見通しだ。工事は既存道の急カーブや狭い道幅の解消などを目指し、88年に開始。進ちょく率は総額225億円の事業費ベースで83%。現在、未着工区間の残りの約1.2キロで道路拡幅などが凍結されている。県や小谷村などの沿線自治体は、抗議や凍結解除の要請を続けている。16日は同委の新潟大副学長の永山庸男・委員長代理ら委員2人が現場を視察。同整備局の担当者から、S字カーブでトラックのすれ違いが困難▽冬場は雪で急こう配の坂を上れない--など現状の説明を受けた。さらに永山代理らは小谷村役場を訪れ、小林三郎・同村長と太田紘煕・白馬村長から意見を聞いた。小林村長は、冬場のスリップ事故で緊急車両やスクールバスの通行に支障が出ていることなどを挙げ、「あと1.2キロ。住民が安心して通行できるよう再開してほしい」と要請した。また太田村長は、小松空港(石川県)経由で訪れるアジアからのスキー客が、通行を不安視していると説明。「工事凍結は地元の観光業に大変な影響がある」と訴えた。国交省は3月、建設費に比べて効果が小さいとして、直轄国道18路線の工事凍結を打ち出した。しかし地元の反発や国会議員の陳情などを受けた金子一義国交相は、委員会による再評価で凍結の解除を判断する考えを示している。事業のコスト削減などの改善点を盛り込んだ上で、大半が凍結解除される見通しだ。

といった内容でした。確かにこの道は、私が小さい頃は冬季や雨降りの日には通行止めになることが多く、順調なら30分ほどで行ける糸魚川ですが、はるか遠くに思えたものです。あと1.2kmで快適に糸魚川まで行ける事が出来るのならば、1日も早い凍結解除と工事再開をお願いしたいものです。