旅行へ行く前に、百間ぐらを訪れた方々のブログで情報収集をしたのだけれど、
・観光パンフレットやガイドブックなどの写真や画像などのイメージで、パノラマの景色が見えるように思うけれど、実際はそうではなかった。
・木立の中を歩く中で、景色が見える開けた場所。
・団体がお弁当を食べられるような場所ではない。
というような内容だったので、広がるスペースに景色がパノラマに見えるとイメージしていた麻巳子には衝撃的でした。Σ(゚д゚;)
でもそのおかげで、現場でショックは受けなかったよ!
『素晴らしい眺望 百間ぐら』
10:07 百間ぐらに到着
ダーリンの他に、男性の先客がいました。
百間(ひゃっけん)ぐらは、小雲取越(こぐもとりごえ)の絶景ポイントで、「ぐら」とは「高い崖」の意とされる。とのことです。
それでは、百間ぐらの絶景です!
熊野三千六百峰といわれる幾重にも重なる山並みが本当に美しいですね!
しかも雲一つない素晴らしいお天気!!!
先客の男性も、まぁこんな雲の無いお天気は珍しいとのこと。
広がる青空のように気分も爽快です!
そしてこの雄大な景色に、パワーがいただけたような気がしました。
左側から撮影です。
このなだらかな山並みや空気、なによりも神々が宿る熊野と思うとなんとも言葉にしがたいですね。
来られて良かった。
熊野の神様が導いてくださったのかしら。^^と本気で思ったわ!
ぽっかり開けた空間のところに熊野川が見えました。
ズームで撮影です。
熊野川がはっきり見えますね!
そして、右の山に、
白く伸びた線が見え、たぶんこれが本宮大社から奈良県の吉野へ行く、大峯奥駈道(おおみねおくがけみち)のルートだとダーリンと話していました。
足元は下が見えて怖いんだろうか?と思っていたけれど、木で覆われて見えないような状態だったので、高い所が苦手な麻巳子でも平気でした。
百間ぐらから先は、また木立の古道になっていました。
ちょっと歩いてみたけれど、だいぶ先まで続きそうだったのですぐ引き返してきました。
逆に反対側から来たらこんな風に見えるのね。
ほんとに皆さんの感想のように、思っていたより百間ぐらのスペースが狭かったので納得!
先端の方。
全体で見ると景色が開けた空間はこのぐらいの幅でした。
それでも思ったより山々の風景が広がってみえました。
百間ぐらのお地蔵さまにも出会えました。(*^.^*)
石が積まれた上に鎮座されている、こちらのお地蔵さまにお会いしたかったのですよね。
よく百間ぐらの風景と一緒に撮影されていて、シンボル的な存在ですよね。^^
小さなお地蔵さまでした。
お地蔵さまの前にお賽銭がお供えされており、麻巳子も手をあわしました。
正面からは足元に積み上げられた石があるので、そばでお顔が見えず、また逆光で暗くてよく分かりませんでした。
なので、斜めから近寄って拝見したのですが・・・
画像では分かりにくいけれど、半分お顔が風化しているようでした。
ここで長い間、旅人の安全を見守ってこられたのでしょうね。
あ、でも一人じゃないですよ。
向かい側にもお地蔵さまがもう一体ありました。
向かい側のお地蔵さまは比較的新しい感じでした。
こちらも小さいお地蔵さまです。
向かい合うお地蔵さま。
そしてこの広さだと、たしかに団体さんがお弁当をたべるスペースは少ないわね・・・。と思いました。
なかなか来れない場所だし、まだまだ眺めていたい風景でしたが、いつまでもここにいるわけにもいかないし、団体さんも歩いて来ているそうなのでそろそろ後にすることに。
百間ぐらでの滞在時間は20分ぐらいだったかな。
来た道を駐車場までふたりでよかったね~、と話しながら戻る途中で団体さんとすれ違いました。
あともう少し、頑張れ!と応援したくなっちゃいました。
登り口まで実際は15分ぐらいかかっていたと思うけれど、5~10分ぐらいで戻ってきたような感覚で「早っ!」とふたりとも言い合いました。
また会おうね。
百間ぐら