2012-01-02 18:20:55
posted by 9629pains
億千万の胸騒ぎ
テーマ:涙なくして語れない鬼嬢『この愚図、何やってんだよ!(°Д°♯)』
店長『おらおら、早くやれよ!(゜∀゜)』
鬼嬢『○されてーのか!(°Д°♯)』
店長『伝票ミス?はい自腹ね☆(゜∀゜)』
鬼嬢『目障りなんだよ!(°Д°♯)』
(;´Д`)うえ~ん!
1日が終わり床に付く刹那、悪夢が蘇る。
眠りにつく間際に脳裏によぎる数々のバッドエンディングストーリー。
今宵も罵声罵倒の記憶に惑わされ、枕を涙で濡らす。
最近、朝起きて枕が臭いのは、ボクが歳を取ったから?
それとも、涙の生乾きのせい?(ToT)
もう、辛いよ・・・。
もう、限界だよ・・・。
いつまで?
いつまでこんな日々を、仕事を続けるの?
もう、疲れたよ・・・。
ボクは日々の理不尽の積み重ねを嘆き、
押し潰されそうな気持ちで喚き、
自由になれぬ自分の立場に対して足掻いていた。
そんなボクにも希望の光が・・・。
年末ジャンボ・・・。
今年は当たりが2倍・・・?
なんだと?
2倍って、当たるじゃん。
俺当たるじゃん。
やった!
俺、億万長者じゃん!
イヤッホオオオオイ!!!
3億当たったら、家建てて車買って、
テレビは100型くらいで3D対応だろ、
家具は東○インテリアで全部揃えるだろ、
アルマーニのスーツでビシッと決めて、気になるあの子をデートに誘い、高級レストランのディナーだろ、
アルコールとあの子にほろ酔い気分だろ、
何気なく頼んだおつまみセットに手を伸ばすあの子、
あの子『あれ?このオニオンリング、何か小さくない?』
パクっ!
ガリっ!
あの子『な、なに?』
そこには、フライの衣から何かの輝きが顔を覗かせている。
あの子『まさか・・・。』
俺『オニオンリングと見せかけて、エンゲージリングさ。』
あの子『う、嬉しい・・・。』
俺『結婚しよ。ボクは一生君と一緒にいたい。』
泣いて喜ぶあの子。
カラッと揚がった油まみれの指輪を付けたあの子。
指輪を揚げた油以上に熱い気持ちを胸に秘める2人。
丘の上の教会で愛を誓い、
熱いくちづk・・・(以下略)
ヤックル、妄想モード全開!
忌々しい現実から目を背け、
いかがわしい妄想の中に生き、
清々しいにやけ面で未来を夢見る。
キモいと言う言葉がこれほど似合う人間は、そうはいないだろう。
すぐさまボクは宝くじ売り場に直行。
夢を買いに。
幸せを買いに。
あの子の愛を買いに・・・。
店員『何枚ですか?』
俺『100枚で!!!』
やっちまったぜ。
俺はこれで億万長者だ。
31日が楽しみだ。
その日からボクは笑顔で過ごした。
師匠も焦って走り出すくらい忙しい月、師走12月。
一年で一番忙しく、一年で一番表情が険しくなる月なのに、ボクだけは笑顔でいたんだ。
絶え間なく降りかかる災難も、31日にはいい思い出になる・・・。
ボクにはそう思えて笑いが止まらなかったんだ。
店長『何かおかしな事あんのかよ?真面目に仕事しろ!(゜□゜♯)』
鬼嬢『笑顔がキモい!○ね!(゜皿゜♯)』
俺『(^з^)~♪』
何とでも言えばいい。
今のボクは無敵で素敵。
不敵な笑みをこぼしながら、ボクは愚民の言葉を聞き流す。
誰もボクに優しくしてくれないけど、ボクは幸せだ。
クリスマスなのに誰もボクに微笑んでくれなくても、ボクは幸せだ。
年の終わりと共に、ボクの黒服生活も終わり、
新しい年の始まりと共に、ボクとあの子の愛が始まる。
ボクは幸せだ。
《12月31日》
昼過ぎに家に帰り、まず一眠り。
徹夜明けだ、喜びは後からでもいいだろと思い、当選確認は諦めて床に入る。
夜の8:00頃に目を覚まし、番号を確認。
俺『遂にこの時が・・・。』
ゴクリ・・・。
俺『来い!!!』
俺『よっしゃ!来い!』
俺『来るぞ、来ちゃうのか?!』
俺『く・・・る・・・』
俺『さ、最後の一枚・・・。』
俺『・・・・・・。』
俺『どうしたの急に?こんなトコに呼び出しちゃって?』
あの子『あのね、話があるの。』
俺『そんなにかしこまる話なの?』
あの子『実は・・・。』
俺『実は?』
あの子『来ないの・・・。』
あの子『アタリが・・・。』
俺『いやああああああああああああああああああ!!!』
嘘だ!
嘘だ嘘だ嘘だ嘘だ嘘だ嘘だ嘘だ・・・。
何かの間違いだ!
これは夢だ!
こんな結末、認める訳には・・・。
俺『はっ!Σ(ToT)』
頬に伝わる冷たい一筋の触感がボクを現実に引き戻す。
夢じゃない。
部屋も寒けりゃ心も寒い。
そんな中でも、涙に濡れた頬が世界で一番寒い。
(TДT)うわ~ん!!!
報われぬ自分を呪いながらボクはする事がなく、あの子の代わりに絶望を抱きながらまた眠りに付いた。
そして、夢の中でまたもや絶望が・・・。
《夢の中》
プルルルル・・・。
何だ、メールか・・・。
うお!
あの子からだ!
【件名】
あけましておめでとう
【本文】
そんな事より、私○○さんの事がちょー好きなんだよね。
あの人ってどんな人がタイプなのかな?
ガバッ!
あまりの衝撃に目が覚めた。
○○さんとはうちの店の常連で、
あろうことか、ボクと同じあだ名をつけられてる人なんです。
もう自分の事好きだと見せかけての、それなの?OTZ
立ち直れないくらいの破壊力の初夢にまたもや頬を濡らす。
ボクはまだ、この忌々しい日々の呪縛から逃れられないようです。
当たったら黒服辞めて、このブログも辞めようと思いました。
でも、まだまだ続いちゃうんだ・・・。
(TOT)うえ~ん!
















