2012年05月29日
「こんなに愛おしい人だったのかってことが分かりました」
テーマ:つぶやき僕も生きてるうちに言えなかったことたくさんあります
生きてるうちに言わないと。。。
なかなか言えないんですがね。。。
でも伝えたいことは伝えなきゃいけないと 改めて感じました ありがとうございます
そしてご冥福をお祈りいたします
■あと前紹介したマメン マーシーが凄く興味深いことを書いてたので 載せさせてもらいます
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そのおじさんが僕に語りかけてきたのは、地下鉄のホームのベンチだった。
その3分前、僕はまだ地下鉄に入る前の地上で、雨の中傘をさし、キャリーバッグを持った、テンガロンハットのおじさんを見かけた。 一瞬、海外旅行が好きなおじさん、なんだろうな、と思った位だった。
普段、地下鉄のベンチに座る事なんか滅多にない僕。その日は、仕事でお客さんと会い、会社へ戻るために、地下鉄に乗った。相当疲れていたので、電車が来る間、ベンチに座る事にした。
そんな僕の横に、さっきのテンガロンハットのおじさんが座り、話しかけてきた。
何度か同じ言葉を繰り返し繰り返し、僕に語りかけてくるのだが、うまく聞き取れない。
よく耳をこらして聞いてみると、「なにか靴の上についていますよ」と言っていた。
靴の上を見ると、その日降った雨のおかげで、散った桜の花びらが一枚くっついていた。
僕はおじさんに「あぁ~これ、桜の花びらですね」と言葉を返す。おじさんはにっこり笑いながら、また話始めた。
おじさんは、耳が聞こえないらしい。
語りかけてくる言葉を、じっと聴いていると、大体理解できた。おじさんは、僕が話している言葉を、僕の口の動きを観察し、読み取って理解していた。びっくりした。
無音の世界の中にいるおじさん。
「僕はね、生まれた時から耳が聞こえないんだよ、子ども頃に戦争で中国から引き上げてきたんだよ。耳が聞こえないので、映画の俳優さんのセリフを何度も何度も繰り返し見て、口の動きを真似して、話し方を学んだんだよ。学校も仕事も、自分のために、普通の所へ通ったよ。」
僕は凄いですね、としか言えなかった。
間もなく、電車が来て、座席の空いている車両に乗り込む僕。おじさんは別の車両に乗った。
やっぱり疲れている僕、あいにく座席が空いていなかったのでポールにもたれかかる。
二駅過ぎたところで、隣の車両に乗っていたはずのおじさんが、一枚のメモ書きを僕にわざわざ渡しに来てくれた。
おじさんは次の駅で 降りるらしい。
さっき出会ったばかりの、見知らぬ僕に「がんばってね!」と言って握手をしてくれた。
真剣な目の中に、優しいがあった。誠実な握手の中に、力強さがあった。
きっとおじさんは、僕が想像できる以上の努力と、凄まじい程の時間を、言葉を話す、言葉を読み取る事に命を懸けてきたんだと思う。
おじさんは、とてもハツラツとしていた。年齢は聞かなかったけど、戦争を体験した世代の方なので、年はいっていると思う。でもおじさんには、若さを感じた。年齢ではない若さを。若さと言うか、輝き、なんだと思う。
生きている事が楽しいという、輝き。
おじさんの人知れず重ねた努力は、自身の悩みや、世間からはハンデとも思われる課題を、全て自身の生きる喜びへと昇華している。おじさんの中から、溢れ出す生命力があった。
それは、あの時、おじさんと交わした、一瞬の握手から感じ取った、僕の実感です。
人と握手をして、涙が出そうになったのは、この時が初めてです。
おじさんと出会ってから、僕の中の何かが変わりました。
そして、愚痴が減った気がします。
おじさん、ありがとう!僕も人を感動させられる、おじさんの様な人になりたいです。
一期一会の出会いに感謝しています。
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必ずまた どうしたらいいか分からないことが起きると思う
平穏な日はそうそうずっと続くものではないような気がする
嬉しいことがあって 楽しいことがあって 苦しいことがあって 悲しいことがあって
いとおしいことがあって 情けないことがあって 有難いことがあって
どうにもできなくなって
人生はそれの繰り返し
だからこそ 出会いとゆうか 周りにいてくれる人を大事にしようと改めて思いました
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