日本向けのステルス戦闘機F-35Aの姿が、初公開されました。 

機体に描かれている
「日の丸」に「ロービジ迷彩」が採用されるなど、これまでの
空自機にない特徴を持っています。


航空自衛隊がその次期主力戦闘機である
ロッキード・マーチンF-35A「ライトニングII」
日本向け初号機「#701」の 写真を初めて公開。
その組み立てが完了したことを明らかにしました。


公開されたF-35A初号機「#701」は
ロッキード・マーチン社(アメリカ)のフォートワース工場
(テキサス州)において飛行試験を行ったのち 
航空自衛隊へ引き渡しが行われる見込み。

2016年10月までに4機が出荷され
合計42機が航空自衛隊へ導入される予定です。


航空自衛隊で最初のF-35A実戦部隊は
三沢基地(青森県三沢市)での編成が決まっていますが
まず出荷される4機は ルーク・アメリカ空軍基地(アリゾナ州)
へ移され
同基地に所在する「F-35Aアカデミックトレーニングセンター」
において、 航空自衛隊パイロットらの訓練機材として
用いられる予定です。


また現在
三菱重工の小牧南工場(愛知県豊山町)に設置された
F-35A最終組み立て検査工場(FACO)においても
国内生産型F-35Aの 組み立てが始まっており
2017年中に2機の引き渡しが予定されています。

ただこの三菱重工製の機体も
当面はルーク空軍基地で訓練に用いられる見込みです。
 

ステルス性の観点から使用可能な塗料に大きな制限が
あるため、航空自衛隊機としては初めて国籍を示す
「日の丸」が グレー1色の「ロービジ(低視認性)迷彩」
になっているなど、これまでの空自戦闘機にない
特徴を持っているのもポイントです。
 

 空気取り入れ口横にグレーの日の丸


ただの丸だと分かりにくいから
旭日旗のデザインに
 www。