専用車両 | 動物のキモチ

専用車両

最近普通に見かけるようになった女性専用車両。元々は痴漢などから女性を守る目的で設けられたと聞く。確かに朝夕ラッシュ時に見知らぬ男性と密着するというのはあまり気分のいいものじゃないかもしれない。中には痴漢とまではいかないが女性との密着を楽しみにしている屈折した癖の生物もいるようだ。


この動物は電車通勤を日常としていない。酒飲んだ晩など電車に乗るとけっこうキツイものがある。たまに痴漢に間違われてエライめに遭う男性もいると聞く。この動物はそういったところに遭遇したことはないが細いヒールで足踏まれて涙出たことはあったな。あれだけすし詰め状態ならつり革すらつかめない人が多いのでちょっと急停車でもしたらそうなっても仕方がない。日常通勤手段とされる方々には頭が下がる。


そういった双方の不快の要因を予防するためにこうした女性専用車両には賛成である。


ただ、まだまだ課題は少なくないという話も聞く。


女性専用車両を朝夕以外の時間帯、特に夜間にどーするか?または車両の配置をどーするか?等々。一時車両中央に専用車両を設けたら男性乗客よりクレームがついたとの話も聞いている。また、その逆も。


まぁ、1本の電車で何百メートルもあるワケでないのでどこに配置するかはどーでもいいような気もするが。


動物的には女性専用車両もそうだが、弱者専用車両、幼年通学児童、高齢者、障害者などのための車両もあってもいいのではないかと思う。以前にも書いたことあるが、優先席に健常者が堂々と座るのは極めて遺憾に思わざるを得ない。ペースメーカーなど付けられている方がどこにいるかわからないのに車内で携帯電話使うのは非常にリスキーだ。かといって誰がペースメーカー付けてるかもわからない。であればそうした弱者のための車両だってあっていい筈。


昨今駅舎では駅員が車いすの人を乗せるサービスが日常化しているのだからそうした方のための車両だってあっていい筈。


健常者でこうしたことに異論を曰う生物がいるが、仮に自身が弱者になる可能性がなかったとしても自分の子供がこうしたリスキーな環境で事故にでも巻き込まれたらどーなるかそう深く考えなくてもわかる筈。自分たちの親が高齢者になったら?または祖父母だったら?そのくらいの思考は働かせてもらわねば困る。


最後にアホネタだが、女性専用車両がさほど普及してない時代に駆け込み乗車で間違って乗っちまって思いっきり白い目で見られた苦い思い出がR。