ファッションブランドコミュニティ「プーペガール」
2016-06-20 20:13:18

猫が毛皮を着替えたら

テーマ:うちの猫
5月11日朝 ススが旅立ちました
16歳になったばかりでした
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時々調子を崩すぶーにゃんに比べたら、ススはいつも元気だねって
いつも話していて
このまま20歳まで生きるんじゃないのなんて、根拠もなく思っていました。

ゴールデンウィークに、息子と2人二泊三日の合宿に出かけ、発つ日の朝はいつも通り洗面所でにゃあにゃあ話しかけてきて、ごはんも食べました。

出先でススがごはんを食べないと聞いて、戻ってすぐに名前を呼ぶと、キャットウォークの1番上から顔を覗かせ、自力で降りてきました。

高いところが大好きなスス。
結局それが、ススが、ススの城に上った最後になってしまいました。

大好きなヨーグルトを口元に持っていくと、少しペロリとしましたが、それっきり何も口にすることはありませんでした。
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病院で、もうこの子は、本当ならとっくに死んでるよと言われて、ああススは、いつも元気だったんじゃなく、いつも元気にふるまってくれていたんだって、初めて気付きました。

この子はとても立派ですよとお医者さんが褒めてくれました。
とても大切にされていたから、きっとまだ頑張っているんですねと

猫は死ぬ時も、死ぬ場所も選べるんですよ
最後にこの子の選択を、受け入れてあげてくださいねと

そう言われて、自宅ケアを選びました。
何も口にしないススは日ごとに弱って行きました。
でも目だけはずっと澄んだまま、こちらを見つめていました。

城に登れなくなったので、洗面所やお風呂場が好きなススと、一緒に洗面所で3日ほど寝起きを共にしました。

ススが小さい頃はよく抱っこして寝ていましたが、子供がひとり、ふたりと増え、ぶーにゃんが来て、麦が来て、私の布団にはいつもスス以外の誰かがいました。

洗面所で寝ていて、夜中に気づいたら、懐にススがいました。
とても小さくなってしまったススを、つぶさないように、朝まで布団で温めました。

2日ほどは、朝家族が起きると、いつものように洗面台の上で迎え、一緒にお風呂場へ行き、シャワーを見守っていました。

体力ももうないのに、懸命に普段どおりに振る舞うスス。

生きていることが不思議でしかない。きっと生きたい理由があるんだねと

そう言われました。

水すら口にできないのに
一生懸命生きようとしてくれていました。

動物は最後の最後まで、自分の事より家族を心配しているのだそうです。
あまり悲しむ姿は見せちゃダメと言われましたが、ススを安心させてやる事はできなかったかもしれません。

ほとんど寝たきりになってからは
みんなとリビングで過ごしました。
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一日中そばにいてわかった事は
いつも高いところでツンとしていたススは
私たちが思うよりずっと
私たちの行動を見守っていたんだという事。



少しでもススのからだが楽になるように
皮下点滴には毎日通いましたが
亡くなる2日前には、痙攣発作を起こしてしまったりもしました。


痙攣した後、もしかしてこのまま、と不安になる私の前で、ススはすくっと立ち上がり、何事もなかったような顔をして見せました。

もう病院も辛いのかなと思いましたが、キャリーを出すと、自分から入って、素直に治療も受けてくれました。

ススに伝えるべき言葉はもう、ありがとう以外には何も出てこなくて、最後の2日ほどは、ススを撫でながら何度も、ありがとうと声をかけていました。

息子の運動会や合宿、いろいろな予定が迫っていて、私はそれらを返上して、ススと一緒にいようと思いました。 

5月11日明け方、名前を呼ぶと、口元だけでにゃあと返事をしました。

朝が来て家族がバタバタと準備をし、ひとりずつ家を出て行く様子を、ススは目を閉じたままじっと聞いていました。
全員が出かけて、ススの隣に腰を下ろし、お腹のあたりに手をおいたまま、30分ぐらい静かに過ごしました。

その後に起こった事は
もう散々心の準備をしたにも関わらず
あまりに耐え難く
息を引き取ろうとしているススを
ただ安心させてあげるために、
片手で包んで撫でてあげながら、大丈夫だよありがとうと優しく声をかけるつもりが、ほとんど絶叫のようになってしまい
ススは最後まで私の事が気がかりだったのではと思います。

気づけば痩せて小さくなっていたスス
ずっとなんて、老いていく現実を認めなくなかっただけで
本当は少しずつ少しずつ、弱っていたのだと思います。

ごめんねって思う気持ちは
動物を不安にさせるからと言われましたが
それでもやっぱり

ごめんねスス

もしかしたらもっと一緒にいられたかもしれないのに。

綺麗にからだを拭いて、小さい頃していたような赤いリボンを首に結んで、レースが敷き詰められた棺にそっと寝かせると、まるで眠っているみたいでした。
毛もいつまでもフワフワ柔らかくてかわいいまま、ススが初めてうちにやってきた時から大切にしていたギズモと一緒に、家族に見送られ、旅立って行きました。

愛猫との別れが
こんなにも辛いものだとは
ただ悲しいとか寂しいとかでは
言い表せないのです。

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運動会も合宿も、予定どおり息子を見守る事ができて、ススは最後まで私にたいした世話もかけずに逝ってしまいました。

手のひらに乗るほど小さかったスス
16年間ずっといつも一緒だったスス
いつも私を気にかけていてくれていたスス

向こうで毛皮を着替えたら
きっとまた私のところにかえってきてくれるはずだから
またススに会える日を待っていようと思います。

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