「ザ・ハロウ:侵食」。。。 | 怒りくまのブログ(仮)

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気が向いた時、だらだら書いてます
一部、ネタバレもあるのでご注意を

さっそくですが今日観た作品はコレ!
  叫び【ザ・ハロウ:侵食】叫び


大規模な森林伐採前の調査のため
アイルランドの森へとやってきた
アダム、クレア夫婦と赤ん坊のフィン

深い森の中にある古い家屋に住まい
木を伐採するための準備をするが
それが気に入らないご近所のコラム
家族と代々森に住む彼はアダムが
森を荒らせばそこに潜み棲む妖精の
「ハロウ」に侵食されるからやめろと
何度も何度も警告をしてきて。。。


 (田舎にありがち怪しい隣人。。。)
ある日、アダムは森の奥の空き家で
動物の死骸に付着した粘菌を発見
サンプルを採り家に戻り調べると
それは冬虫夏草のような菌類と判明

と、まだまだ冒頭だというこの時点で
「ああ、粘菌に侵食された人間が
森に潜んでいて菌に支配されて
悪さしたりするのがハロウなのね」

なんて野暮な私をよそにお話は動く

深夜にフィンが眠る部屋のガラスを
何かが割ったり車のエンジンの中に
粘菌の塊が詰め込まれていたり。。。
コラムが犯人だと思わせようとする
ありがちな演出?のシーンが続いて
通報を受けやってきた保安官から
実はコラムの幼い娘がかつて森で
行方不明になった事件が発生。。。
それはハロウの仕業とされていると
思わせぶりなことを語ってくれる

そんな中、家を訪ねてきたコラムが
彼の家に伝わる古い本を持ってくる
そこにはハロウの伝説が書いてあり
中には「取替え子」なんて記載も。。。


 (どこにでもある伝承ですな。。。)
しかし「そんなものはおとぎ話だ」と
一切取り合わないアダムだったが
深夜、停止した発電機の修理のため
クレアと物置に向かったアダムは
人型のクリーチャーの群れに遭遇!
なるほど。。。こいつらがハロウ


(今晩は、裏の森に住んでる者です)
慌てて家へと逃げ帰る二人だったが
アダムがハロウに傷を負わされて
そこから次第にに侵食されてしまう
更にタンスの中に隠していたフィンを
家に侵入したハロウに連れ去られて
パニくったクレアは家を飛び出し森へ
なんとかフィンを取り返して家へ。。。
するとアダムはフィンの姿を見るなり
殺そうと襲い掛かったからさぁ大変!
って、取替え子だっけ?ニヤニヤ(爆


(半分とはいえ仲間だから分かる?)
ハロウに侵食されたアダムから逃げ
フィンを抱えて外へ飛び出したクレアは
隣家のコラムに助けを求める。。。が、
「自業自得だ!警告はしたぞ!」
なんて無碍に追い返されてしまって
暗闇に包まれてる森の中を右往左往

一方、半分に支配されたアダムは
クレアが抱いていたのは「取替え子」
フィンはハロウの元にいると考え。。。
必死に抵抗しつつ納屋の中を物色し
草刈りの大鎌の刃に布を巻きつけると
燃料を染みこませて火をつけて。。。
燃える大鎌で武装しハロウの森へ!


(RPGの後半で手に入りそうな武器)
もうなんとなく分かってはいましたが
ハロウは自分たちの“作った赤ん坊”
誘拐した子供を取り替えて家に帰し
本物の赤ん坊はを感染させ仲間に
家に連れ帰られた偽物はそこで繁殖
新たな縄張りを作りまたそこで増えて
拡散する習性?があるようです(・ω・)/

炎やを恐れるハロウを威嚇しつつ
住処の洞窟の奥へと進んだアダム
そんな彼の前にフィンを抱いた少女が
少女はかつて森で行方不明になって
に侵食されてしまったコラムの娘


  (他のハロウとは少し違う。。。)
彼女からフィンを奪いとったアダムは
ハロウの追っ手をかわしつつ森の奥へ
そこでクレアと再開したアダムは。。。
「クレア!本物のフィンはこっちだ!
その子を置いてフィンと逃げろ!」

そう言ってフィンを地面に優しく置くと
炎の消えた大鎌を手にハロウと戦うが
多勢に無勢では勝ちめはなく。。。
その隙に赤ん坊を交換したクレアは
フィンを抱きかかえて森の外へ逃げる

ラストシーン
取替え子に近づいてゆくハロウたち
と、その時、ここで夜が明けたのか
森の木々の間から優しい朝日が差す
するとハロウたちは次々に退散して
放置された偽の赤ん坊に日が当たり
その体が次第に朽ち果ててゆき。。。
見届けたアダムはそこで力尽きる


  (赤ん坊を回収してまた使う?)


 (朽ち果ててしまう取替え子。。。)
その後、森では何事も無かったように
森林は伐採され開発が進んでゆく
そこから街へと運び出される木材には
黒い粘菌がベットリと張り付いていて
嫌な予感がする中。。。-THE END-


 (続編は無いだろうなぁ。。。無念)
独特の灰色がかった寒々しい映像に
怪しい雰囲気の登場人物たち。。。
淡々とした展開が続いたかと思うと
いきなり現れ暴れるハロウの群れ!
ハロウや残酷描写もクオリティが高く
かなり良くできたユーロホラーでした
ただ、先の展開?というかオチなど
早々に予想がついてしまったのが
残念というか惜しいというか。。。
それでも邦画のホラーに近い感じの
薄ら寒い怖さがある良作でした(o^-')b
ま、新作で観て!とは言いませんが
旧作に落ちてからでも十分OKなので
気になった方は観てみてはいかが?

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