あの同窓会が10月だから、


もう9カ月も経ってしまった。。。


この9カ月は、私の人生でもっとも激動な数カ月だった。


ありえないことがたくさん起こってしまった。。。


ちなみに明日7月7日、七夕入籍した私は、七夕離婚します。


まぁ、そのうち記事にしよう。




話を戻して、、、、


あの真面目で熱血のN君からの


突然の告白に、私はただただ驚いた。


N君について少し話しておこう。





実は、N君からは高校1年の時に


好きだと言われたことがあった。


なんとなく付き合うことになったけど、


熱血すぎたのと、強烈なラブレターに引いてしまい


長期休暇で寮を離れたことをいいことに


なんとなく、友達に戻っていた。


期間は1週間位だったと思うから、こんなのは


付きあったうちには入らないのかもしれないけど。。。




これは、つい最近彼から聞いて思い出したのけど


高校3年の時も、私は彼から告られていた。


当時、日本に皆で帰国していた時の飲み会の帰りで、


ベロンベロンに酔っていた私は、その時も軽くかわしたらしい。


すっかり忘れていたけど、その時に私は彼とキスをしたらしい。


彼にとってはファーストキスだったそうだ。


はっきり言って、言われるまですっかり忘れていた。。。


まぁ、彼のことをその程度しか意識していなかった男だったのだ。




高校生の頃のN君は、熱血のサッカー野郎で


正直、オシャレとは縁遠い、汗臭い男だった。


勉強もできたし、どちらかと言うと真面目なタイプ。


高校1年の時から、停学を繰り返し、


いつ退学になってもおかしくなかった私とは正反対のタイプだった。


その頃のチャラコ私が、彼の魅力を分かるはずもなかった。





そんなことがあっても、私たちは友達として仲良しだった。


「俺とお前は親友だからな。」


とN君は言っていたし、私も大切な友人だと思っていた。


いや、本当は、心のどこかでは、彼が私のことを


まだ好きかも知れないと思っていたのもしれない。


それなのに、大学1年の終わりに彼女ができて


突然、彼から呼び出され


「彼女がユナと会うと嫌がるから、もう二人では会えない。」


と、一方的に親友解除の申し出をされたのだった。


へ~、男と女の友情はこんなもんか、


と、思い知らされた瞬間だった。




結局、N君はその彼女と10年間も付き合っていた。


同棲もしていたし、その彼女をとてもたいせつにしていたし


N君にはその10年間、浮いた話の一つもなかった。


たぶん、落ち着いたら彼女と結婚するよ、とも言っていた。


いつだったか、N君からその彼女が初めてのSEXをした相手だと


聞いた時だったと思うけど、私が


「え~、1人の女しかしらないでいいの?」


と聞いたら


「1人しか知らなくて、それで満足だったら


これほど幸せなことはないだろう?」


ってサラっと言った。


こんな男が世の中に存在するのか?本当か??


と、半信半疑だったけど


彼の行動を何年も見ていた私は、


こう言う男が1万人位に1人くらいはいるのだろう、


との結論に達したのだった。




きっとN君と結婚する女性は幸せだろうな


と、思っていたし、


N君を好きになれなかった自分に対し


好きになれたなぁ、逃した魚はでかかったなぁ


なんて思ったりもしていた。


もちろん、異性として特別な感情を持ってはいなかったけど


同窓会などで年に数回会う時は、


やっぱり私たちは良く隣同士になったし


なんとなく、深い意味ではなく仲良しだった。




これは、私の推測だったけど


彼女が一番大事だけど、きっと私はその次くらいに


彼にとっては特別な存在なのかもしれないと


N君の態度や言葉尻を拾って思っていた。


もちろん、私にとってもN君は特別だった。


なんて言っても1万人に1人の男だから。




続く。。。。。。。