今日は先日の天然氷のかき氷に続き
夏旅で食べた埼玉のB級ご当地グルメ【あずきすくい】をご紹介
伝統工芸品である「小川和紙」で有名な小川町と秩父市を結ぶ急峻な定峰峠にある
峠の茶屋で、この【あずきすくい】を食べてみました
この峠道を最初に訪れたのはエスが中学生の時それも自転車で・・若かった
その後もこの歳になるまで何回か来たことがある・・ドライブだけど
そういう意味ではどこか懐かしく、青春を謳歌していた頃を思い出させてくれる特別な場所
近年、ご当地グルメのイベントが全国で行われるようになって
我が埼玉県もその開拓に熱が入る
そのイベントに向けて、定峰峠のある東秩父村が満を持して推してきたのが
この【あずきすくい】と呼ばれる素朴な風土食
平たく延したうどん生地を使って、きれいな「箕」のかたちにしていく
この「箕」をうどんのように茹でて、汁粉を温めれば出来上がり
注文してしばらくすると、瀬戸物の椀に入った【あずきすくい】が出てきました
粒の残った汁粉は甘さ加減もちょうどよく、まさに懐かしい味
そこに、軽く茹であがった「箕」が入ってます
汁粉のような米でできた「餅」ではなく、あくまでも小麦でできた平たいうどん状の「箕」
ここがポイントですね
そのやさしい口当たりとこの食感には新鮮さがあります
ここ数年、ある意味では異常な過熱ぶりとも思われるB級ご当地グルメ
でも、そんな中とても素朴で・・
外秩父の山奥でひっそり慎ましやかに存在するこの【あずきすくい】
エスは応援したくなります
ここ定峰峠の峠の茶屋の他にも
農協直売所など村内4か所で食べることができます
■定峰峠 峠の茶屋
埼玉県秩父郡東秩父村白石311
10時30分~16時 ランチ営業/不定休
TEL:0493(82)0659
定食、うどん、そば、郷土料理