2012-02-20 16:09:17 88811007の投稿

ゲンナマが

テーマ:家族

これは 去年の2月16日の話だぞ。


「オレと母ちゃん」 オレが天国へ召されて 母ちゃんが乗り越えるまでの記録
母ちゃん ほとんど出かけないけど
面白い話には 事欠かない。

居ながらにして いろんな面白い話が
舞い込んで来る。



今日の話。

すぐ下の妹が 施設のばあちゃんのことを
一手に引き受けてくれている

って 話したな。

「オレと母ちゃん」 オレが天国へ召されて 母ちゃんが乗り越えるまでの記録
お金の管理も 手続きも 施設の対応も
みんな 妹が受け皿になってくれている。



幾日か前に 妹夫婦が ばあちゃんの所へ行ったんだ。

「確か Tさんは 死んだって言うことだったねぇ・・」
ばあちゃんが 妹に言った。



Tさんとは 妹のだんなさんのお母さんのことだ。
妹にすれば 姑さんだな。

2年位前に 本当に死んでいる。


「オレと母ちゃん」 オレが天国へ召されて 母ちゃんが乗り越えるまでの記録
「あしゃぁ あの人には ずい分世話になってさぁ」
「お父ちゃんが死んで 孤独で仕方ないときに よく話を聞いてもらったんだよ」

「ありがたかったんだ・・」



「お線香をあげさせてもらいたいんだけど なにせ あしはここで3度のご飯を食べさせてもらっている身の上だろう・・」

「動きが取れないんだよ」

「それに ゲンナマっていうものを 一つも持っていないから お包みもできないんだよ」



「お母さんのお金は 全部私が預かっているからね」

「そうかい それじゃぁ お前がお包みを持って あしの分のお線香をあげてきてくれないかね?」



「うん わかった そうするよ」

「あぁ よかった・・」
「だけど 今のご時勢だから 3千円っていうわけにはいかないやね」
「5千円くらいは 包むようだろうね」


「オレと母ちゃん」 オレが天国へ召されて 母ちゃんが乗り越えるまでの記録 自分のだんなさんの親に包む金額の話なんかを 当人の前で始めちゃって 妹はおかしくてしょうがなかったんだ。

だんなさんも 黙って聞いていた。



笑ってしまっては ばあちゃんがかわいそうだと思ってな おかしさをこらえて
「わかった 5千円包んでお線香をあげさせてもらうからね・・」



ばあちゃんは ホッとした顔をして 
「あぁ よかった これで気がかりがすんだよ」

「ところで お母さん Tさんは ここにいる私のだんなさんのお母さんだよ」

「おや そうかい・・」


だんなさんのほうを向いて
「偶然 こういう話になっちゃってね・・」
わかっているんだかどうだか わからないことを言っていたんだ。

「オレと母ちゃん」 オレが天国へ召されて 母ちゃんが乗り越えるまでの記録 母ちゃんと 妹で 話したんだ。


「でも お世話になった話で よかったんね」

「お母さんのことだから 悪口だって平気で言うからさぁ そんなことになったら いくら認知症の人の話でも いい気はしないものね」

なんてな・・・



げんに 家に帰ってから だんなさんが妹に 
「ありがたいなぁ・・」

って 連発していたんだと。

とにかく よかったぞ。



それから この間の 痩せていたあの子の写真が また届いたんだ。
わずかだけど 見てわかるくらい太ってきた。

みんなに見せてもいい って言ってもらえたから この次載せるぞ。



またな!!!

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