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2012-02-29 14:19:02 88811007の投稿

母ちゃん オレのおしっこをとる

テーマ:介護

昨日の 「オカリナの音と共に」 は 編集しながら万感こみ上げるものがあってな

胸がいっぱいのうちに 編集をしたんだ。

やはり あのときのことは 忘れられない一こまなんだな。


ところで 母ちゃんが朝ごはんの茶碗を洗うとき 毎日音楽を聴きながら洗うんだ。

今朝の茶碗洗いには もう長いこと聴いていなかった あの 「宗次郎」 の音楽を 恐る恐る聴いてみることにした。


最初のフレーズが流れ始めたとき ”あぁ・・ これだ・・・” と思い ウッとなった。

オレのあの姿がよみがえって あのときの心情になった。


だけど 茶碗を洗い始めて少し経つと だんだん平静になってきて ”今の心持は だいぶ落ち着いてきているな”

と 感じられるようになっていた。


時間は薬 なり。


今日の話は 去年の2月25日の話だぞ。


「オレと母ちゃん」 オレが天国へ召されて 母ちゃんが乗り越えるまでの記録
もう ずっと オレのおしっこは
父ちゃんが採ってくれていた。



朝 起きると 一番におしっこを採ってから
ご飯を食べる。

夕方は 仕事から帰ってくると 風呂のまきをくべて
まずは オレのおしっこを採ってから ご飯を食べる。 

ずーっと そうやってきた。



でも 夜も 書き仕事をしている父ちゃんを見て 夜は 母ちゃんが やってみることにしたんだ。

父ちゃんが 採っている所を ずっと見てきたから やってやれないことはない・・・

そんなふうに思ってな 父ちゃんが居ないとき やってみたんだ。



何が緊張するかと言うと やっぱり カテーテル(クダ)を 膀胱まで挿しこむときだ。

「オレと母ちゃん」 オレが天国へ召されて 母ちゃんが乗り越えるまでの記録

だって こんなに長いんだもの。














「オレと母ちゃん」 オレが天国へ召されて 母ちゃんが乗り越えるまでの記録
それを ここまで差し込むんだ。
しかも 周りにさわって菌がつかないように

細心の注意をはらって 挿し込んでいく。



母ちゃんは カテーテルに注射器を挿しておいて
注射器のほうを 口でくわえて扱うんだ。

「オレと母ちゃん」 オレが天国へ召されて 母ちゃんが乗り越えるまでの記録

自分の手も 石鹸で洗って
消毒液を ぬっておく。












「オレと母ちゃん」 オレが天国へ召されて 母ちゃんが乗り越えるまでの記録
これは カテーテルに塗る ゼリー。
膀胱まで挿し込むのにオレが痛くないように

麻酔の役目もするんだそうだ。



シリンジ(注射器)を挿して おしっこを引き出す。

やってみて 初めてわかることもあった。


引く感触 

おしっこの臭い (人間のものとそう違わない)
(そして 温かい)・・

初めてやったとき
5センチくらい挿し込むと それから進まなくなった。

「オレと母ちゃん」 オレが天国へ召されて 母ちゃんが乗り越えるまでの記録
そういえば 父ちゃんが同じことを よく言っていたっけ・・・
母ちゃんが オレの足を広げたりして手伝ったこともあったなぁ。



少し焦ったけど 何度か試みるうちに スーッと進んでいった。


カテーテルが入りきってしまえば もう大丈夫。

あとは 慌てないで おしっこを引き出す。
入れ物を そばに用意しておいて そこに入れていく。

最後は 注射器が引けなくなってくるので  カテーテルの位置を 少しずらしておしっこを引く。

そうすると また出てくる。


そうやって 最後まで引いてしまったら

「オレと母ちゃん」 オレが天国へ召されて 母ちゃんが乗り越えるまでの記録
人肌に温めておいた
抗生剤入りの 生理食塩水を20cc入れる。

それを入れ終わったら 
カテーテルを引き出して おしまい。



準備から何から 全部で25分くらいかかるかなぁ・・

母ちゃん まだ慣れていないからな。 

でも もう 今日で5日続けている。


「オレと母ちゃん」 オレが天国へ召されて 母ちゃんが乗り越えるまでの記録
この頃じゃぁ オレが鳴いていると
ばあちゃんが 乗り出してきて

オレをさすってくれる。
そうすると オレ 鳴きやむんだ。



まったく ほんとに 家中の人間が
オレのために いろいろやってくれているんだ。

すごいなぁ。



またな!!!

2012-02-28 14:53:48 88811007の投稿

オカリナの音と共に

テーマ:

とうとう この話を語る日が来てしまった。

このときのことは 強く心に残っている。

母ちゃんが オレの命の炎の衰えを感じ取った つらい出来事だったんだ。

そして この記事のことは おそらく一番印象深い記事として オレと母ちゃんにとって大切なものになっている。


これは 去年の2月24日の話だぞ。


「オレと母ちゃん」 オレが天国へ召されて 母ちゃんが乗り越えるまでの記録
昨日 銀行の人が来た。

たまたま 母ちゃんがクラシックのCDを聴いていた。



「いい音楽が流れていますね」

「あぁ・・ これは 言葉がないから 聴いていると休まるんです」



「そうですね・・」
「私も たまにクラシックを聴きます」

「でも ほとんどは ジャズです」

なんて 話が始まった。

「オレと母ちゃん」 オレが天国へ召されて 母ちゃんが乗り越えるまでの記録
その人は うちに来るようになって
かれこれ 1年がたつと思うんだ。

でも 音楽の話は一度も出なかったんだ。


そのうち 楽器の話が始まってな

「私も 何か一つ 演奏できるようになりたいんです」
「そのうちね・・」

母ちゃんが 言った。


「私 もう何年も前に 宗次郎のオカリナの演奏を 高崎に聴きに行ったことがあります」

「その演奏を聴いて オカリナを習いたくなりました」

「オレと母ちゃん」 オレが天国へ召されて 母ちゃんが乗り越えるまでの記録
なんて話をしたんだ。



それまでは ただの銀行の人だったのに
音楽の話で 急に親しくなったような気がしたんだ。



そして今日 その人が再び来た。
もちろん 銀行の用事があって来たんだけど

帰り際に 封筒に入れた宗次朗のCDを
母ちゃんに 渡した。


「オレと母ちゃん」 オレが天国へ召されて 母ちゃんが乗り越えるまでの記録「これ 古いけど もう聴かないので差し上げます・・」

「えー? ありがとうございます・・」

思いがけないことに 母ちゃん 
うれしくて 感激したんだ。



さっそく 聴き始めた。

コタツの周りに居た オレを
毛布ごと引きずって 音楽が聞こえる所まで連れてきてくれた。

風に乗って 聞こえてくるような
オカリナの調べ。



突然・・・
本当に 突然・・・

「オレと母ちゃん」 オレが天国へ召されて 母ちゃんが乗り越えるまでの記録
この写真を撮るために カメラをのぞいた瞬間
オカリナの音と共に 抑えきれない感情があふれ出てきた。



涙が 次から次へとあふれ出て
とめることができなかった。

いつもは当たり前だと思っていた オレの姿。
その姿が 突然 涙をさそったんだ。

押し寄せるように襲ってくる 切ない思い。


「オレと母ちゃん」 オレが天国へ召されて 母ちゃんが乗り越えるまでの記録 そのうち
やせ細ったあの子の姿・・
emiさんのブログに載っていた ぼーちゃんの姿・・

そんなものが 次から次へと頭によぎり
悲しみが 最高潮に達した。



”えーい 泣いてしまえ!”

宗次朗の演奏は 母ちゃんの感情の
最高の伴奏者だった。


「オレと母ちゃん」 オレが天国へ召されて 母ちゃんが乗り越えるまでの記録

次には 思いがけず 風のようにCDを置いていった人。
オレの背中につけてある 病気平癒のお守りをくれた人。

(ぼやけちゃったけど 帝釈天のお守りなんだ)

オレと母ちゃんを 励まし続けてくれている
語りにきてくれている 大勢の人たち。



今度は そんな人たちの 優しさを思って
涙は 止め処もなく 後から後から流れてきた。

久しぶりに たくさん泣いた。
すっきりしたんだ。


「オレと母ちゃん」 オレが天国へ召されて 母ちゃんが乗り越えるまでの記録
宗次朗の 12曲が終わる頃は
母ちゃんと 一緒に鳴き始めたオレに

「ジョーちゃん なに鳴いてるん」
「せっかく お母さんが音楽聞かせてあげようと思ったのに・・」

なんて オレを怒ったりしていた。



人間の感情は 生きているんだな。
たまっていた もろもろの感情が

音楽の力を借りて 外に出てきたんだな。
内に潜んでいた感情は 外に出てきたかったんだ。

母ちゃん 今日は ずいぶんすっきりしたぞ。

「オレと母ちゃん」 オレが天国へ召されて 母ちゃんが乗り越えるまでの記録
今日は 母ちゃんが オレのおしっこを採った話を語ろうと思ったんだけど 思いがけない展開があったのでな その話をしてしまった。



おしっこを採った話は この次な。



またな!!!

2012-02-27 15:26:04 88811007の投稿

母ちゃん 子守する

テーマ:家族

これは 去年の2月23日の話だぞ。


「オレと母ちゃん」 オレが天国へ召されて 母ちゃんが乗り越えるまでの記録
昨日は 母ちゃん 甥っ子の子守だった。

奥さんが用事があって 朝から昼ちょっと過ぎまで子守をした。



昨日は 暖かい日だったな。
オレも 日光浴をさせてもらったな。



オレも このごろは もう子守をするような立場じゃぁなくなった。

自分が 子守られて居ることになっちゃったものな。



甥っ子は 外が好きな男でな 朝 寒いうちから外に出たがったんだ。

しばらく テレビでだまかしていたんだけど 結局 暖かい格好をさせて外に出したんだ。



母ちゃん 家のことをしながらチョコチョコと 甥っ子の様子を確かめに行っていた。

はじめに確かめに行ったら 見えないんだ。
あれ? と思いながら 名前を呼んだんだけど返事がない。

「オレと母ちゃん」 オレが天国へ召されて 母ちゃんが乗り越えるまでの記録
そのうち ブツブツとしゃべる声が聞こえてきてな
そっちのほうを見たら ユンボの上に乗っかっていた。



一人で よじ登ったんだ。

(これは ずっと前の写真なんだ
この頃は 乗せてもらっていた)

母ちゃん 念のため 鍵を抜いてまた家に戻った。



その次行ったときは ユンボからおろして
家のほうに連れてこようとしたんだけど 来たがらない。

仕方がないから そのままにして
戻ってきたんだ。

「オレと母ちゃん」 オレが天国へ召されて 母ちゃんが乗り越えるまでの記録
まもなく 心配になって行ってみた。
さっきのところに いないんだ。

ユンボの上にも いない。
あれ? と思って また 名前を呼んだ。



「虎ちゃ~ん・・」

返事がない。
また どこかでしらばっくれているのかと思って

「虎ちゃ~~~ん・・」
と 呼んでみた。

返事がない。


2度3度と 呼んでいるうちに たいそう心配になってきてな

だんだんと声が 必死の声になってきたんだ。
「ト~ラ~~・・・」

なんて 呼んでみたり
「ト~ラ~ノ~ス~ケ~~」

なんて 呼んでみたり
声を限りに 呼んでいるうち

顔色が 青から白になってきた。
だんだんのトイレでは 青から赤だったんだけど・・・

「オレと母ちゃん」 オレが天国へ召されて 母ちゃんが乗り越えるまでの記録
土手から 落ちてしまったか・・・
なんて 考えて 泣き声がしないか耳を済ませてみたりな。



こりゃぁ 道路のほうにでも行ったのかもしれない・・・
なんて思って また 家のほうへ戻ろうと思ったとき

ちゃっかり いたんだ。
すぐ後ろの 石垣の上に 猫と一緒にな。

座っていた。



「やーだ! なんで返事をしなかったん!?」
聞いても しらばっくれている。

おそらく 母ちゃんの呼び声が必死すぎて
返事をしようにも 出来なくなっていたのかもしれない・・・

なんてな 思ったんだ。

「オレと母ちゃん」 オレが天国へ召されて 母ちゃんが乗り越えるまでの記録
そのあとは まぁ 何としても家のほうに来ないでな
猫と一緒に 歩き回っていたんだ。



母ちゃん 家とそっちとを行ったり来たりしながら
様子を見ていた。

何回目か 様子を見に行ったら
すぐそばで ブツブツ聞こえた。



「オレと母ちゃん」 オレが天国へ召されて 母ちゃんが乗り越えるまでの記録
今度は いつもの砂場で
独り言を言いながら 遊んでいた。



そこでも いい手間 一人であそんでいたなぁ。









「オレと母ちゃん」 オレが天国へ召されて 母ちゃんが乗り越えるまでの記録

そのあとは 流しで水悪さだ。

この後姿。

おじゅうくな 腰つきだぁな。



ズボンは 砂だらけになってしまって
めいっこのを はかせたんだ。



午後1時半ごろ 奥さんが帰ってきた。














「オレと母ちゃん」 オレが天国へ召されて 母ちゃんが乗り越えるまでの記録
考えてみたら 母ちゃんが 一人で心配しただけの子守だったなぁ。

だって 甥っ子はほとんど一人で機嫌よく遊んでいたんだものなぁ。



甥っ子の子守も ずい分楽になったわけなんだ。



またな!!! 

2012-02-26 13:46:10 88811007の投稿

着替え

テーマ:日常

これは 去年の2月22日の話だぞ。


「オレと母ちゃん」 オレが天国へ召されて 母ちゃんが乗り越えるまでの記録

今日は 暖かくてよい日だったので
久しぶりに 外のいつもの所に連れ出してもらったんだ。










「オレと母ちゃん」 オレが天国へ召されて 母ちゃんが乗り越えるまでの記録


オレ もう 以前のような余裕はなくてな
倒れこむように 布団の上に横になるんだ。








「オレと母ちゃん」 オレが天国へ召されて 母ちゃんが乗り越えるまでの記録



それでも 母ちゃんが 連れ出してくれる。


外の空気を 吸わせたい ってな。










「オレと母ちゃん」 オレが天国へ召されて 母ちゃんが乗り越えるまでの記録

暖かかったので 体を拭いてもらって
着替えをさせてもらった。













「オレと母ちゃん」 オレが天国へ召されて 母ちゃんが乗り越えるまでの記録

青いタートルネックは どうも ヨレヨレしていて
具合がよくないので シャツを着せてもらったんだ。



これも 母ちゃんの お下がりだぞ。






「オレと母ちゃん」 オレが天国へ召されて 母ちゃんが乗り越えるまでの記録

袖口の辺りが 何となく
敏腕サラリーマン って感じがしないかな?












「オレと母ちゃん」 オレが天国へ召されて 母ちゃんが乗り越えるまでの記録

ちょっと失礼して 股も日光浴だ。


失礼して 悪いな・・・












「オレと母ちゃん」 オレが天国へ召されて 母ちゃんが乗り越えるまでの記録

家に上がると しばらく この場所で休んでから

家の中に入る。













「オレと母ちゃん」 オレが天国へ召されて 母ちゃんが乗り越えるまでの記録


外に出てくると 疲れるなぁ・・・















「オレと母ちゃん」 オレが天国へ召されて 母ちゃんが乗り越えるまでの記録

今日は 同時進行で 甥っ子の子守をした。



それも いろいろとあってな
一辺じゃ 語りきれないから この次語ろうと思うんだ。

何しろ 写真も 多いしな。



今日も いい日だったぞ。



またな!!!



2012-02-25 13:43:30 88811007の投稿

心が疲れているとき

テーマ:

これも 去年の2月20日の話なんだ。


「オレと母ちゃん」 オレが天国へ召されて 母ちゃんが乗り越えるまでの記録
母ちゃんが 力がなかったとき。
もう 何年も前の 自律神経のバランスを崩したとき。

少しでも良くなりたくって いろいろな情報を探したことがあった。



その中で 印象に残っているものはな
「辛いニュースは 見るな」

と 言うことなんだ。

今の世の中 辛いニュースが多いな。

日本だけではなく 世界中で悲惨な出来事が起きている。

心が疲れているとき そんなニュースを耳にすると
余計に 心が疲れてしまう。

「オレと母ちゃん」 オレが天国へ召されて 母ちゃんが乗り越えるまでの記録
朝 聞いた 遠い国のテロのニュース。
朝 読んだ 自殺者の数が増えているニュース。



そういうものが 知らず知らずのうちに
心の中に 暗い影を落としている。

だから 必要以上に 心が疲れてしまっている。

なんてことが あるという話だった。



母ちゃん そのことが妙に納得できてな
いまだに 心に残っているんだ。

いやなニュースを聞くには 心が元気でないと
後遺症を 負ってしまう のかな・・・



またな!!!

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