これは 去年の2月15日の話なんだ。
この辺で オレの今の状態を
話しておこうと思うんだ。
オレが よく寝たか 寝ないか
はたまた 鳴いたか 鳴かないか
考えてみたら どうでもいいことなんだけど
母ちゃんは いちいち報告をしたいんだ。
だから 聞いてくれな。
あのな 夕べは オレ
よーく起きて 鳴いたんだ。
そのたびに 寝返りをうたせてもらってな
それでも 頻繁に起きて ヒーヒー鳴いていた。
夕べは 母ちゃん
いいかげんにしなよ・・・なんて 怒ったりしなかった。
「ジョーちゃん どうしたんかねぇ・・・」
「おおごとなの?・・・」
なんて言って 体をさすってくれたりしたんだ。
だけど 明け方5時ごろ はっと思って
「もしかしたら ジョーちゃん お水が飲みたいのかね?」
なんて言って ぬるま湯を持ってきてくれた。
オレ 夢中になって ぬるま湯をゴクゴク飲んだ。
いつものカップに たっぷり飲んだんだけど
オレが物足りないのがわかってな
2回目を持ってきてもらって
それも オレ ゴクゴク飲み干したんだ。
水を あんなに飲んだのは しばらくなかったなぁ。
それから 落ち着いて 朝まで寝たんだ。
オレの膀胱は この頃 父ちゃんが おしっこを採ってくれるとき
オムツがもう しめっていて そのうち おしっこも自然に出てくるようになっている。
最初は そうではなかったんだ。
あいあいさんが教えてくれた。
それは 膀胱が正常に働き始めたしるし なんだと。
伸びきった膀胱が 収縮ができるようになったわけなんだと。
よかったぞ。
だけど この眼。
これは 老化であったり 顔が痩せたりで
下瞼がたるんできて 半開きになってしまうんだそうだ。
寝ているときも 目が開いていることがある。
その状態では 眼球が乾いてしまって良くないので
「マイティア」 を 使うと楽になる・・・
と それも あいあいさんが教えてくれた。
この頃 それが多くなってきている。
そろそろ 「マイティア」 だな。
それから もう一つの問題
脳の梗塞だと思われる症状。
どうも これは 後遺症 ってやつなんだろうか。
首の傾きは 一向によくならないし
何だか 進んでいるようなふしも 感じられる。
首のこりは 母ちゃんが暇さえあれば
マッサージをしてくれているんだけど
まったく 歯が立たない感じだな。
だから どうこう と言うわけではないんだ。
オレ この歳まで元気に生きてこられた。
少々のことは 仕方がないと思っている。
ただな 病気の犬とか 老犬の介護とかしている者にとって 誰かに共有してもらっている
ということが 大きな支えになるものなんだなぁ。
一番の支えとなるべきは 父ちゃんだ。
なんたって オレのことを小さいころから 母ちゃんと共有している人間だからな。
だけど 父ちゃんは ほとんど仕事で外に出ている。
家に帰ってきても 仕事で頭がいっぱいのこともよくある。
母ちゃんは そういうときは オレの話は遠慮するんだ。
父ちゃんの場合 話しても うなずいていても 心ここにあらず っていうことが普通にあるからな。
父ちゃんに余裕のあるとき まとめて話すんだ。
最近 雪が降って 道路除雪の仕事で ずっと忙しそうなんだ。
母ちゃんも そういう時は 同じに忙しいんだけど
母ちゃんの場合 ずっと家にいて オレと付き合っている。
父ちゃんと 温度の差はあるな。
母ちゃん つくづく思うんだ。
オレの語りの場所は なくてはならない場所だな ってな。
何度も 何度も 言っているな。
それでも言い足りない。
今は みんなに支えてもらって
オレと母ちゃん やっていけている。
ここで 共有してもらって 力が湧いて来るんだ。
ありがたいぞ。
これからも 頼むな。
またな!!!