昨日、計画停電に対応する給食を考えてみたのですが、今日になって、5パターンの計画停電→25パターンの計画停電・・という「なに?」と思う提案がなされました。
5パターンなら、ある程度対応できるけれど、25パターンって何?
それぞれ3時間ごとの25パターンなのか、1時間という短時間にしぼって地区をふやす25パターンなのか・・・?
今のところ詳細は分かっていませんが、私と同じように、5パターンの停電にあわせて基本作業動線や、基本献立、学校でのとりきまりを考えていた学校の栄養士さんや関係機関は「何をいまさら・・・」という気持ちでいっぱいかと思います。
それだけ、計画的に停電を推し進めないと、復興が厳しいこと
計画的に停電を進めなければ、計画停電実施時期がいつまでも延びてしまうこと
それらを考えれば致し方ない・・・と思うしかありません(聞いた当初は、何!と思いました。申し訳ありませんでした)
今の計画停電(5パターン)ではある程度基本的なラインができていれば、給食の提供は可能です。
栄養士不在の学校であっても、ある程度対応可能。
ただ、25パターンに分かれる場合、停電時間がこまめに切れてしまうのであれば、それぞれの地区にある学校ごとでの対応が必至です。大規模停電が実施となれば、緊急対応も必要?現場に入っていないと対応しきれないところがでてくるかもしれません。
・・・と書くと、「じゃ、給食やめ!弁当持参で」という方向にすればいいのかもしれませんが、被災している地区や、物資の流通が厳しいところについてはお弁当の持参は厳しいでしょう。また、早朝の計画停電にあたってしまっては弁当も持参できません。
・・・と、大人中心の考え方はいいのでしょうか?
学校給食は、大人の都合で作るものではありません。
根本的なところに返れば、児童生徒のために、学校給食法にのっとって実施するものです。
この計画停電下および、物資の不足している状況にある場合、「赤字」で示した部分がいやでも分かってくると思うのです。
食育として取り上げられた当初は、一の「適切な栄養の摂取による健康の保持増進」および二の「日常生活における食事について正しい理解を深め、健全な食生活を営むことができる判断力を培い、及び望ましい食習慣を養うこと」にかなりの重きをおかれて食育が展開されていたような気がします。(それにあわせて、食農教育。これはこれでよしとする)
この目標については、「ものがある」状況下で行なわれる食育です。
今の状況では、難しい部分があると感じます。
食育の考え方を変える必要があると思います。
たぶん、こういう状況下においては、「自校方式」「栄養士(栄養教諭)を各校1名配置」の必要性を訴えるチャンスになるかと思います。
栄養士(栄養教諭)の資質もかなり問われます。「栄養教育」ができる栄養士ではなく「給食提供力」が必要なのは間違いありません。どんな状況にあっても、冷静に判断し、的確に指示をするスキルが求められます。
給食実施についても、事前の確認や打ち合わせも綿密になるはずです(とくに調理業務委託であればなおさら)
紙に指示(献立や調理法)を記入し「これでお願いします」と渡して、出来上がりだけを見に来る・・・という栄養士では、この状況を乗り切るのは大変だと思います。
計画停電の影響で、道路渋滞がおき、納品時間の遅れや物資の変更もあるかもしれません、確実にものが入ってくるかの確認は今以上に必要です。
学校給食に関わっている職員、物資を届けてくれる業者さんや運送会社の方にはここで力をあわせて頑張っていただきたいと思っています。
4月から採用される栄養士(栄養教諭)や、臨時で採用される栄養士には、ぜひフォローをしてあげてください。
ピンチはチャンスであり、新しい道を開くきっかけとなります。
学校給食で、子ども達に笑顔を与えてください。
食物アレルギーを持っている子ども達への配慮も、難しいでしょうが可能な範囲でお願いします。
また、被災地から避難している子ども達を受け入れる学校もでてくるかもしれません。
給食を食べている時間に笑顔を与えられたら、どれだけ嬉しいことか。
子ども達の笑顔は、復興に力を注ぐ大人たちの活力につながります。
私もできる範囲でお手伝いしていきたいと思います。














