シルクの2016年度産の出資理由を簡単に記載します。

 

ただの馬好きの戯言ですので、軽く流して下さい。

 

ではシルク出資馬  第5回目は「クレヨンルージュの16」

 

 

 

 

5代血統表

http://db.netkeiba.com/horse/ped/2016104461/

 

血統

父系

父の父King's Best はアーバンシー(Galileo、Sea The Starsの母)と3/4兄弟になる。父ワークフォースは父King's Bestに母父Sadler's Wellsをかけているので Galileoと近い血統構成となる。また父ワークフォースが持つKingmambo ×Sadler's Wellsからエルコンドルパサーが出ており父の配合は興味深い。


現役時には凱旋門賞に勝っており、その血統構成と合わせ日本での期待は高かったと思うが周知の通り非常に厳しい種牡馬生活となり、現在は欧州に戻されている。エルコンドルパサーもそうであったように非常にスタミナとパワーに優れた血統構成でありこちらは軽い馬場の日本とは結果論だが合わなかったのだろう。ただ血統構成から嵌れば大物を生み出せる下地はある。残された産駒から大物がでてもおかしくはない。

母系
フジキセキ、Nureyev、Private Account とパワーを感じさせる代々の母父。

母クレヨンルージュは2003年生まれ。

現役時中央のダートで3勝を挙げた。500kg程の体重がありやはりパワーに優れた競走馬だったし血統である。これまでのところ目立った産駒は全く出ていない。クレヨンルージュの16の人気のない所以は先ずこの繁殖成績。それに加えて父がワークフォースという人気のないというか失敗種牡馬のため。確かに血統的に考えれば相当に手は出しにくいところ。

 

兄弟や甥や姪には堅実な活躍馬も出ており母系自体は地味目も、3代母Personal Businessは米のG1馬でニシノフラワーとは遠い親戚にあたりここまで遡ると悪くない血統。

 

 

配合

本馬クレヨンルージュの2016の血統構成は7,729万円稼いでいる現役馬クィーンズベスト とは7/8同血(ボトムラインが違うだけ)であり非常に近い血統構成である。ちなみに今のところクィーンズベストがワークフォース産駒の稼ぎ頭。父ワークフォースはかなりの失敗種牡馬だが本馬はクィーンズベスト と7/8同血というのが配合的に推せる数少ないセールスポイント。

クィーンズベストはマイル~中距離の芝をメインで走らせていて先行粘り込みタイプ。イメージとしては本馬もこんな感じの適正な気がする。牡馬である分400mほど長めだと思う。

 

また全兄弟の一つ上の姉ラインアストリアは現在4戦で未勝利だがダートで3着3回、4着1回と堅実に走っており未勝利は脱出できそうだ。

 

血統構成は母父父サンデーサイレンスを除けばほぼ欧州型のかなり重めでスタミナとパワーに偏った配合。普通に考えればスピード不足の感は否めない。どうやってそのスピードを注入というか引き出せるかがカギになりそう。父も母も揃ってスタミナとパワーに偏った配合なのでこれは仕掛けがいりそうだ。

 

7/8同血のクィーンズベストがそうだが父ワークフォースに流れるKingmamboとSadler's Wellsが持つSpecialの血。この血しかない。

ワークフォースにはNureyev、Sadler's Wellsを通してSpecial​​​​​​​の血がクロスされている。上記にも書いたがエルコンドルパサーと少し配合が似ている。

 

ともかく母クレヨンルージュにもNureyevの血が3代目にある。Nureyev 5s×3m≒Sadler's Wells 3sの完成。当然これはクィーンズベストと同じになる。要はSpecial​​​​​​​ の4m×5s×6s の完成。Special​​​​​​​の父はアルゼンチンの歴史的名馬であり母Thong 祖母Rough Shodと続く歴史的名門牝系でありSpecial​​​​​​​の母父にはNantallah 、Nasrullahと続く現代競馬に欠かせない強いスピードを伝えまくり現在も世界中に強い影響力を放っている血が入っている。

 

その血(Special​​​​​​​ の4m×5s×6s)をクィーンズベストも姉ラインアストリアも、そしてクレヨンルージュの16(キービジュアル)はクロスされており配合面で強く強調できるのがこの仕掛けである。Special​​​​​​​ 3本の血と母父父サンデーサイレンスの血が噛み合えばそれなりの活躍も期待できるかもしれない。

 

ちなみに母父フジキセキはパワーに優れた種牡馬だがスピードもあるのでこれも結構良いかもしれないとも思う。

 

配合だけで何とかなるものではないが馬体は良いだけに頑張って欲しい。一億以上稼げればワークフォース産駒の代表産駒になれる。

 

馬体

募集時の馬体がなかなか良かった。少し筋肉は硬そうな印象ではあるが全体的にまとまっている。トモも肩の筋肉もなかなか有り、上腕も太く頸差しも悪くない。胴長な感じで父が出ているのか(良く分からないが)距離適性は中距離~だろう。管 囲:21.8cmと募集時の段階で充分に太いのは写真でも確認できる。結構枯れている感じで脚元は強そう。健康で頑丈そうでパワーやスタミナに優れていそうな馬体。顔つきも悪くなく頭は良さそうに見える。

 

2018/02/01更新の写真は非常に良くなっている。幼かった感じの顔つきだったが眼つきが鋭くなってきている。皮膚感や艶も断然よくなっており筋肉の硬そうな感じはなくなっている。繋ぎの角度も良く胸も深く馬体はかなり良いと思う。順調に調教をこなす中で馬体重も50kg程増えてきているのも頼もしい。

 

動画

募集時の動画では少し背中が硬そうではあるが頸を使ってわりとリズムよくしっかりと歩けている。繋ぎもなかなか柔らかいのは良い。

 

2018/01/16更新の動画ではまだフォームはぎこちなく少し力任せに走っている感じはあるが躍動感というかパワーは感じる。もう少しフォームが安定してきてトモがしっかりしてくればもっと推進力のあるスムースな走りも出来そうに思う。

 

 

測尺 

体 高:156.5 cm胸 囲:174.5cm管 囲:21.8cm馬体重:457kg(2017/7月現在)

 

 

所感

とにもかくにもシルクの現3歳馬が素晴らしく走っている。クレヨンルージュの16の現2歳馬は血統レベルからはさすがにそこまでの期待はできなさそうだがそれでもこれだけシルクの現3歳馬が走ると2匹目のドジョウではないが2年連続しての爆発も考えられる。爆発までいかぬとも急激にレベルがいきなり低下するのは考えずらく現2歳馬も結構走ってくる馬がでてくるだろう。

 

またそれと合わせて庄野調教師の今年の現時点での調教師成績は素晴らしく、現役馬にもニシケンモノノフやスワーヴリチャード、レッドアンシェル等がおり今後の活躍に目が離せない。ダートで大活躍し将来を嘱望されながら予後不良となったクロスクリーガーやサマーウインドなど血統レベルの低い馬からでも過去に活躍馬も出しておられ、個人的には将来的には中内田調教師と並んでリーディングトレーナーを争ってくる一人になるのでは、と踏んでいる。今後血統レベルの高い素質馬が多くなってくるはずであり調教師として先物買いする手は充分に計算できそうな気がする。

 

肝心のクレヨンルージュの16(キービジュアル)だが、地味な血統ながら7/8同血のクィーンズベストの存在と共通するSpecial​​​​​​​ の4m×5s×6s の配合は悪くない。何より馬体が良いのが大きい。また波に乗っているシルク募集馬で庄野調教師。これで牡馬で1400万なら私的にはお買い得品かも、と出資した次第。元々一次募集時から気になっていたこともあり頑丈そうで順調な育成状況を踏んでいることもプラス点だった。

 

ただ、とは言っても父がワークフォースなことは勿論大幅にマイナスだが・・・。1400万の牡馬で馬体も悪くないのに未だに半分も売れてないのは間違いなく血統のなせる技だろう。最終的には売り切れるとは思うがそれまでに追加出資するかは慎重に様子を観たいと思う。

これでY田厩舎だったなら売れ残り確定だったか。言わずもがな私も出資していない。

 

さすがにキレる脚は期待しないが、持続力のあるスピードを遺伝しているかどうかがポイントになるだろう。

 

 

2016年4月6日産まれ  1,400円  牡馬

 

ノーザンファーム生産・育成

 

関西 庄野靖志 厩舎

 

 

以上、最後まで読んで頂きありがとうございましたm(_ _ )m ご一緒の方、宜しくお願い致します(≧▽≦)