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福島第一原発 格納容器機能失い放射性物質放出か

東京電力福島第一原子力発電所の事故で環境を汚染した原因の1つである3号機からの放射性物質の放出について、東京電力は放射性物質を閉じ込める「格納容器」と呼ばれる設備が機能を失い、直接外部に放出されたと考えられるとする見方を示しました。
東京電力は福島第一原発の事故で起きた放射性物質の放出の原因などについて,新たにまとまった検証結果を公表しました。
核燃料が溶け落ちた福島第一原発3号機では放射性物質を閉じ込めるため、原子炉を覆っている「格納容器」内の圧力が上がり、破損するおそれがあったため、水蒸気などを放出する「ベント」と呼ばれる操作を繰り返し行ないました。
これについて、東京電力はデータを改めて確認した結果、3月13日の午後9時に行った3回目のベント以降は圧力の下がり方が緩やかなことなどから、ベントは成功していないという見方を示しました。
このため、14日の夜から16日にかけて引き起こされた環境への汚染は核燃料の熱で3号機の格納容器が放射性物質を閉じ込める機能を失い、直接放出されたのが原因と考えられるとしています。
これについては、ベントの状況によっては圧力が緩やかに下がることもありうるほか、操作の前後で圧力が変動しているのはベントによる可能性があるという指摘が専門家の間から出ていて、現在も検証が続いています。
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3号機の記事ですね。2、3号機の話は1号機と混同すると嫌なので注視していないのですが、この記事のオカシナ処を探ってみましょう。

14日の夜から16日にかけて引き起こされた環境への汚染は核燃料の熱で3号機の格納容器が放射性物質を閉じ込める機能を失い、直接放出されたのが原因と考えられるとしています。

今回の事故で放射性物質を多く排出したのは2号機だとされています。
ベントが上手く行かず、圧力抑制プールが破裂して、蒸気が横穴から漏れました。
破裂音がしたのは15日6時10分です。
15日朝から16日にかけて引き起こされた環境への汚染は2号機の横穴から漏れたものと考えるべきで、上記と矛盾します。
15日の朝以降に測定が行なったとして、これは3号機から漏れたものだなどと判定できるものでしょうか?

3月13日の午後9時に行った3回目のベント以降は圧力の下がり方が緩やかなことなどから、ベントは成功していないという見方を示しました。

3月13日21時以前に行なった2回のベント成功しているようです。
水酸化セシウム入りの蒸気は煙突から上手い事排出出来たのでしょうか?
3号機は14日の11時1分に水素が破裂しています。
1号機ではベント後1時間で水素が破裂しています。3号機では14時間以上経ってから破裂したことになります。
水素が建屋に籠もったのは1号機と同じ理由、バイパス配管からの逆流と思われますが、何時間も経つと水素の分離は進みますが温度が下がってしまいます。
ベントの水素が発火出来たのか疑問は残ります。
こちらはタイミングからすると格納容器のパッキングラバーの劣化の可能性も否定できません。
もれた蒸気は長い事建屋に籠もって液化されてから、建屋の屋根が破壊されてセシウム入りの蒸気が排出されました。
建屋に籠もっていたいた時間が長いのですから液化が進んで汚染量は1号機より少ない筈です。
構内の放射線量なんてホットスポットの生成具合や風向き一つでいかようにも変化します。1号機からの放射性物質なのか、3号機からの放射性物質なのか判別できるとは思えません。1,2号機の状況からして14日から16日にかけての汚染に3号機が登場する余地はありません。
13日に放射線量が急に上昇しているかどうか知りたいですね。ベント蒸気が煙突から排出されたのならメーターが大きく動く筈です。13日に大きな数字の変動が無かったとしたら3号機も1号機と同じ建屋内への逆流ベントと言う事になります。

東電の見解は水素の放出はパッキンラバーの劣化によるものとしていました。
3号機は14日の11時1分に水素が破裂しています。
13日に2回のベントをするほど圧力が高まっていたのですから、13日の内に、「格納容器」と呼ばれる設備が機能を失い、ラバーの劣化により放射性物質が建屋に放出されたと思われます。
記事の文章が不明瞭で判り辛いのですが、14日の夜に「格納容器」と呼ばれる設備が機能を失ったというのであれば話が矛盾します。
3回目のベントが上手く行かなかった為に、核燃料の熱がどうのこのという話も理解できません。ベントがどうなろうが核燃料の熱が格納容器に及ぼす影響には関係ありません。

ベントとは燃料棒が破損した以降は「放射性物質が親和した蒸気」を放出する作業です。上手く行けば環境は汚染されます。3回目が上手く行かなかったから環境が汚染されたなどというのは全く反対の話です。格納容器が熱でどうなろうが漏れる放射性物質はベントで圧力をかけて漏れる量や水素が破裂して漏れる量に比べれば少ないと考えられます。

核燃料が溶け落ちた福島第一原発3号機では放射性物質を閉じ込めるため、原子炉を覆っている「格納容器」内の圧力が上がり、破損するおそれがあったため、水蒸気などを放出する「ベント」と呼ばれる操作を繰り返し行ないました。

核燃料が熔けることは考えられませんが、熔けるとして、燃料棒の大半が水から露出していなければなりません。10m近い水が蒸気となってSR弁から圧力抑制プールに放出された事になります。高温の蒸気ですからプールですぐに液化するわけではなく、格納容器が蒸気で満たされ圧力が上昇します。
液化した蒸気は格納容器の底にも溜まります。
こんなところに70気圧の圧力容器から熔けた燃料(2800℃)が落ちたら水蒸気爆発状態になります。
少なくとも圧力抑制プールは音を立ててパンクします。
ベントなどと悠長な事をやって圧力が下げられるものではありません。

何年も経って、今頃になってこんな下らない検討をしている東京電力という会社もふざけていますが、この記事を書いたNHKの記者は格納容器の図面すら見ていない。
燃料棒損傷以降にベントが成功して煙突から蒸気が出た場合の環境汚染を全く理解していない。社内にある程度原発に詳しい人を置いておいて、記事にする前にチェックさせるべきでしょう。
”放射性物質を閉じ込める「格納容器」と呼ばれる設備・・”
ど素人丸出しです。
記者が無知だからこんな記事になったのだとしても、東電の発表は矛盾だらけのいかがわしいものです。

(参考)
1号機  3月11日16時00頃? IC閉鎖
      3月12日14時30分  格納容器ベント
      3月12日15時36分  水素破裂

2号機  3月14日13時25分 冷却機能喪失
            19時45分 燃料棒全露出
      3月15日6時10分  異音発生

3号機  3月13日2時24分  高圧注水系停止   2:44
      3月13日4時15分   燃料棒露出
            12時55分  燃料棒1.9m露出
      3月13日21時     3回目のベント
      3月14日11時1分  水素破裂

(一言)
次回は2月1日から貼り出す予定です。
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