nanのブログ

読書にまつわる独り言的備忘録。
遅読のため、のんびり更新予定(^^)


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思い付きで習い事を始めたら、そちらで手一杯になってしまった。

もともと本を読むスピードが遅いため、たいして読んではいないのだが、最近読んだ本は以下の3冊。

 

 

 

 

久しぶりに現代作家の小説を読んで、とても新鮮だった。

スマートフォン、LINEなど現代のアイテムが続々と登場する。

それゆえに「あと何年かしたら、小説の真価とは別のところで陳腐化してしまわないだろうか」と余計な心配をしてしまったのだけれど、「現代」を描くのにそれらのアイテムが全く出てこないのは不自然。

百年くらい経てば「古き良き時代」を懐かしむ道具として良い味を出すようになるのかも知れない。

「価値」が感じられるほどになるまで生き残るのは容易なことではないのだと「現代」のものを読んで改めて思う。

 
 

 

My Name Is Mina My Name Is Mina
840円
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こちらは父を亡くし母と二人で暮らす少女の話。

新しいノートに、聡明で感受性豊か少女が思いを書き綴る。

紙の本ではフォントが子供の手書きのようになっているのが特徴。

詩のようで、とりとめのない少女の考えが読者に様々なことをはたと気づかせてくれる1冊。

 

寒くなったせいか、小さな虫が家の中に入り込んでいることがある。

先日は、てんとう虫を見つけた。

紙にくるんで外に出そうとしたのだが、いい加減弱っていたのか飛ばずにちょこまかと逃げ回る。

挙句の果てに「死んだふり」をされてしまった。

昆虫の「死んだふり」を見たのは、とても久しぶりだった。
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ちょっと面白い英会話本を見つけた。

 

 

 

↓持ち運びに便利な文庫本も

 

以前、アメリカに旅行に行ったことがある。

その時はエレベーターに乗り合わせた他人とスモールトークをするのが普通だとは全く知らなかった。

 

エレベーター内でジッと階数ボタンを見つめる東洋人女子3人。

そこに乗り込んできた人が、ほんの一瞬だが、あからさまにひるんだ様子が目の端に入り「変な人!」だと思っていたのだが、変なのはこちらだったのだ(笑)。

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数年前に『怖い絵』を読んだのだが、その内容については日々の生活の中で頭の片隅に追いやられてしまい、ほぼ忘れてしまっていた。

そんな可哀そうな私の頭を慰めるかのように開かれているのが「怖い絵 展」である。

兵庫県立美術館での展示が終わり、107日からは上野の森美術館で展示が始まるそうだ。

 

「怖い絵」と聞くと化け物や幽霊が描かれたグロテスクな絵を想像してしまうが、実際はそうではない。

確かに、竜が食べ残した人間の体が画面の隅に転がっていたり、医者がまだ理髪師と同一視されていたころの解剖風景が描かれていたりと気味の悪い絵も含まれているのだが、一見すると無害な肖像画や農村の風景画も「怖い絵」とされている。

というのは、著者である中野京子氏のいう怖さとは、描かれた絵の背後に潜んでいるものをつぶさにあぶり出すことによって初めて理解できる類ものものだからだ。

 

文庫本では絵のサイズが小さく、目を凝らしても細部を観察できないのが残念。

質感も分からない。

美術館に足を運ぶことのできる方は是非、氏の『怖い絵』シリーズを読み、その目で本物を見てほしい。

 

美術展のサイトでもチラシでも大きく取り上げられているのがドラローシュの『レディ・ジェーン・グレイの処刑』。

わずか9日間の在位で散った16歳のイングランド女王の処刑場面だ。

彼女は目隠しをされてクッションの上ひざまずいている。

「断頭台の露と消える」という言葉があるが、その「断頭台」もなかった時代の処刑なのだそうだ。

 

 

また45ページに白黒写真で紹介されているベラスケスの『セバスティアン・デ・モーラ』。

「道化」または「ペット」として宮廷の人々の慰み者となっていた彼のこの顔を忘れてはならない。

 

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こぶしを握りしめ、短い脚を人形のようにぽんと投げ出して座るこの慰み者は、明らかに「何者か」であって、道化という言葉から連想するユーモラスなところなど微塵もない。彼は、自分が他の人々に優越感を与えるために飼われていることを知っており、知的な眼に抑制した怒りのエネルギーをたたえ、あたかも目に見えない何かに挑むかのように真っ直ぐこちらを睨みつけてくる。彼の精神と肉体の、魂と現実の、大きすぎる乖離が見る者にひりひりした痛みさえ感じさせる。

こういう肖像画をなぜ描けたのだろう?きっとベラスケスの中にも、道化の怒りに共鳴する激しい何かがあったからに違いない。

(中野京子 『怖い絵 泣く女篇』、角川書店、文庫、45-46頁 )

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私のように世界史に疎い人にとっては絵の鑑賞法だけでなく、とてもお勉強になる本であるのも有難い。

↑こちらはエリザベス女王?
 

 

↑もうNHKで「クィーン・メアリー 2」の放送が始まってしまったのだが、

こちらの本を読み、「『クィーン・メアリー 1』を見ておけば良かった」と少し後悔()

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