2012-05-21
posted by 758fp
最近の住宅ローン相談会で多い相談事
テーマ:無料相談会開催情報
こんにちは、名古屋ではたらくお金の先生です。
最近、相談会で増えてきた質問があります。
いままでですと
・ どの銀行が有利ですか?
・ 長期と短期の金利ではどちらが良いですか?
・ いくらまで借りられますか?
といった質問事項が多かったです。
また、他にも
・ 住宅購入の流れを知りたい
・ 住宅ローンというものを教えてほしい
・ 税金を含めた諸経費のことを教えてほしい
といった、質問と言うよりは基礎知識を教えて欲しいという声も多かったです。
そこで、最近増えてきたな、と感じる質問ですが、それは、
「マンションと戸建ではどちらが良いですか?」という質問です。
これに似たような質問では、「賃貸と分譲ではどちらがお得ですか」という質問が以前は多くありましたが、最近は減っていたんですね。
おそらく、テレビ番組でいろいろな意見が流れていましたから、質問内容が陳腐化したのだと思います。
どちらの質問に対しても基本的な点は同じです。
まずは、自分の価値観によって満足度は変わるということ。
そして、経済的に損得を判断することは次の2点によって不可能と言えます。
第1に皆さんはそれほど毎日の生活を合理的に送っていないという点。計算上とは合理性を含んでいますから、計算とはずれが生じてしまいます。人間だもん、当然ですね。
第2に将来の経済情勢はわかりません。あくまで推測でしかないので、結果も変わる可能性があります。この点を理論的に理解できない人には、最終的な判断はできないと思います。
したがって、おおよそ自分の満足度によって判断することがよいのではないかと思います。
「合理的に考えて、取り扱い可能な範囲内」でね。
話を今回の質問内容に戻した場合、道理的に考えるというのはこういうことです。
たとえば、税法。購入資金は横においておいて、メンテナンス費用について言えば、将来のことはわかりませんが、比較的長期にわたって基準が固定されます。
たとえば、固定資産税。
戸建ての場合は、減価償却期間がマンションに比べ期間が半分です。減価償却というのは、計算上、建物の価値がなくなるよ、ということです。
固定資産税は、建物の試算としての評価額に税率を乗じたものとなりますから、減価償却期間が短いほうが長いものに比べて評価額の減少が早くなります。
ということは、戸建ての建物のほうが減価償却期間が短いので評価額の減る割合が大きく、建物の固定資産税は年々減っていく割合が大きい…と考えることができます。
が、話はそんなに単純じゃないです。
というのも、ここまでお話ししてきたのは、建物に限った話です。土地には減価償却はありませんね?しかし、値下がりはあります。
一方マンションはどうかというと、償却期間は戸建て建物の倍で48年なのですが、マンションを購入するときの価格の大きな部分は建物の価格なんですよね~。
極端な例を出すとこんな感じ。
【戸建て】
土地 3000万円 建物 2000万円 合計 5000万円
【マンション】
土地(敷地権)1500万円 建物 3500万円 合計5000万円
ということなので、ごくごく一般的なお話をすると、土地の価値が高い、まぁ、建売住宅がご当地では多いと思いますが、その場合はマンションよりも固定資産税が高くなる傾向があります。
また、マンションの場合は、共益費や修繕費、駐車場台など別途だから高いように感じるかもしれませんが、戸建ての場合は、5年10年の単位で考えた時、メンテナンスが必要です。住宅ローンが終了する35年後には大規模な修繕も必要になるでしょう。
そのように考えると、やはり両者に大きな差は生まれないというのが実感です。
毎月毎月は戸建ての方が住宅費として定期的に支払っている感が少ないかもしれませんが、結局、自分で管理しておかないと将来は結構シビアな問題に直面します。
マンションも、よく物件を選ばないと空き家ばかりだと個々の負担はおおきくなります。
こんな側面からも自身のライフプラン等と照らしあわせてどちらが自分たちに合っているのかを検討すると良いですよ。
あと、これはいつも言われることなのですが、土地があったほうが資産価値があるだろう。だから、戸建てだよ、という方が多いものです。
昭和ですね。
もちろん言われていることは、マンションと比較した場合そうですが、そもそも論として、資産価値というのは売却して初めて実感できるものです。
つまり、自分たちの住む場所を他に確保しなくてはならないということです。
それが確保できないということは、売却もできないということなので、そのマイホームは戸建てにせよ、マンションにせよ、超大型消費財であることを忘れてはいけません。
住宅購入と言うのは、結構シビアな買い物ということを改めて認識していただけたのではないでしょうか?
だからこそ、しっかりとした計画が必要なのです。
ぜひ、住宅購入の際には、建物の専門家、土地の専門家、そしてお金の専門家を横に従えて購入プロセスを歩んで下さい。
名古屋ではたらくお金の先生は、お金の先生です。よろしくね☆
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