さて、なんて話しかければいいのだろう。
僕は外に出て一緒に見張りをしているが、智華に話しかけることができずに戸惑っている。
智華はただじっと、通路の先をみている。そんな智華はどこかイライラしているように見えた。
僕は智華にたずねた
僕「なにか機嫌を損ねることしたかな?」
智華「あなたは悪くないわ。あたしが人嫌いなのが原因だから。特に男の人はね。私は一人でいるのが好きなの。他人(ひと)といると傷つけてしまうから」
智華はその質問が来るのをわかっていたかのように答えた。
僕は彼女のことが気になっていた。好きだとかではなく、この先も長い長い仮想世界での生活を一人で過ごすのかと考えると放っておけなかった。
テーマ:仮想戦争~バグとの戦い~


