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2007-02-07 21:22:06

卒業アルバム

テーマ:さ行

今日高校の先輩Nさんニコニコとご飯を食べた。


とはいえ、ぼくははじめて会う人なのだ。ともだちのともだちキラキラで、そのともだちから紹介されて初めて会ってご飯を食べた。


一度電話で話したときに「卒業アルバムもってきてくれクラッカー」と言われていたのである。


2コ上の先輩であるが、彼が2コ下の卒業アルバムを見たいと言っていた。



Nさんは身長190cmの大人物である。待ち合わせではすぐにわかった。ぼくは見上げていた。きっとぼくと彼とは同じ街を歩いていても見ている視点が違うのであろう。170cm(若干のサバ読みアリ)のぼくは少々うらやましかったのだ。


Nさんが行きつけている中華屋さんに行った。名前は「宝来園お酒」。ぼくは地元でその店の前を数百回は通っているであろうが気づかなかったマニアックな食堂である。


唐揚定食550円。この時代錯誤とも言える価格帯に仰天しつつ、でてきたてんこ盛りの唐揚と中華スープ(丼大)に興奮を覚えながらむしゃぶりついたのである。丁度、その前に肉体改造計画中(スリム化計画)のぼくはスポーツクラブ走る人ではつらつと汗を掻いていたためもりもり食べつくしたのだ。


食べ終えて


「Nさん、これがぼくらの卒業アルバムですわ。」


「おおー みたかったんや」


どうもNさんは昔ぼくらの同級生と付き合っていたらしくその子の写真をみたかったようである。

ぼくたちは「やっぱかわいいな うききードキドキ」とかあれこれ言いながらアルバムを見ていた。


同級生の顔は確かに覚えているが、名前がすぐに出てこない。16年の歳月はかくあるものか。

当時はまだそれほど意識しなかったが、18歳ですでにかなりキレイな顔立ちの女の子が数名いた。

きっと今頃はお色気たっぷりの素敵なレディキスになっていることだろうと思うと、二人のテンションはますます燃え上がってくのだ。


ぼくもまさか中華食堂で卒業アルバムを男二人しかも初対面同士でみるなんて予想だにできなかったが、

見ず知らずの30代がすぐに仲良く話せる卒業アルバムの持つ摩訶不思議なパワーをしみじみ味わった夜であった。

2007-02-06 01:45:45

キリンシティ

テーマ:か行

偶然に極上ビールビールとであったのだ。


ビールというものを幼少の頃のお正月に初めて飲んでから25年。まさかここで会ったかビール殿。


とはいえ、下戸中の下戸であるぼくは、子供の頃はさらに輪をかけた下戸だったので、口に含んだくらいで顔を真っ赤にしていた紅顔の美少年であった。


今でもお酒を飲みに行っても、もといご飯を食べに行っても、ビールは最初の一杯だけであとはカクテルなんぞを飲んでいる。


あの苦さとおなかにたまる感覚が好きになれないのよね。




さてさて、時は平成、場所は新宿


ウキウキしながら夜の新宿を歩いておりました。


しかしお目当てのもつ鍋屋が満杯で11時までいっぱいでござると言われしょんぼりしながら、とあるご馳走ビル(勝手に銘銘)にたどり着き、おなかも減っていたのでここでいいかとお友達と一緒に決めたのがキリンシティビール


ええ、まったく期待しておりませんでした


実はこの店大阪のヨドバシカメラカメラのレストラン街にもあるのだが、何十回とここを通り過ぎるだけで入った事はなかったのだ。


しかしさすが花の都大東京ビルは違いましたな。店のつくりがヨドバシのそれとはちがったのである。


コじゃれた雰囲気で入ってみようと思えるフェロモンはほのかに漂ってきていたのである。



「おつかれさま!」


うぐぐ。カウンターに座ったぼくたちはバーテンダーのねぎらい攻撃を受けた。


とりあえずビールの店なのでビールを注文した。なんでもこの店は3回に分けて注ぐらしく4分ほどかかるそうだ。


週末でサラリーマンの男女のみなさまがそこここで乾杯をしていて、熱気もムンムン、お色気ムンムンとテンションも上がってきた。



「今日もお疲れ様です!」


2度目のねぎらい攻撃。ビールを持ってきたバーテンダー殿が見たことがないクリーミーな泡泡ビールビールを持ってきたのだ。


「うきょきょきょきょー な、なんだ、これは。東京恐るべし。なんまんだぶなんまんだぶ。」


とお題目を唱えながら、ソフトクリームソフトクリームのようなビールがぼくたちの目の前に現れたのだ。


「も、も、もしかすると これが噂の泡泡ビールなのか?」


ぼくはかすかに記憶の引き出し手紙から、細かい泡のビールはうまいというデータを取り出してきていたのだ。



「うーむ。ここで出会ったが100年目。いざ勝負手裏剣。」


とばかりにごきゅごきゅ飲んだら、そこはパラダイス。お花畑と天使さんたちが見えてしまったのである。


「むきょー うまい!」


今までのビール像が崩れ落ちてしまった。なんてビールとはうまいものか。


これはビールではない。いや、これがビールなのだ。


これを知らず経てきた年月が悔やまれた。注ぎ方でこんなに変るのね。



ぼくは2杯目にビールを頼む事はまずないのだが、これは頼まないと失礼に当たる。


本気のビール殿にいざ勝負とばかり、「もう一杯お願いします。ビールビール」と丁寧に注文した。



そして4分後。


「うひぃー またまたうまひー」


もうノックアウトパンチ!されてしまった。ごめんなさいごめんなさいと心で謝りながらぐびぐび飲んだのである。



カウンターだったので、お隣には一人で来ていたおじさまがいた。


ぼくがあまりにうまいうまいと絶叫してたからか、お友達がトイレに立ったときに


「キリンシティのビールっておいしくないですか?」


と声をかけてきたのだ。ものすごい笑顔だった。


そのおじさんは最近ここを行きつけにしているらしく、ぼくがほめたくっていたので嬉しくなって声をかけたそうだ。


「いや ホントにここのビール美味しいですね うきききー」


とぼくは奇声を上げながらおじさまとお話をしていたのだ。



しかし、やはり東京の人は物腰やわらかい


ぼくだったらこう言ってただろう。


「にぃちゃん、ここのビールうまいやろ どや うまいか うまいか せやろ もっとのめや おんどれ」



ビールのおいしさと東京の優しさに触れた新宿の夜でした。



2007-02-05 22:00:40

初ブログ 高速バス

テーマ:か行

週末東京に行ってきたビル


普通なら新幹線でビューンと行くところだろうが、ぼくはバス高速バスバスなるもので旅をしてきたのである。


今回が初めてなのではない。何年か前に一度乗った事があり、あまりにも快適だったので東京に行こうとする友達にもススメていたのだ。




ここで少し説明しよう。


高速バスなるものナカナカのスグレモノである。お昼間、京都-東京5000円キラキラでいってくれるのだ。


これは懐具合がサミシイぼくにとっては渡りに舟、道路にバスなのである。





ぼくの住んでいる滋賀県からは京都発が近い。


滋賀の片田舎うり坊のバス停からえっちらおっちら出発したぼくは山を越え谷を越え、外国人観光客がたむろする京都駅へとやってきた。


今の京都駅はカッコイイ。現代建築ババーンビルといった貫禄がある。


昔の京都駅は新幹線の停まる世界の観光都市の玄関口とは到底思えないようなローカルな感じヒマワリだった。


しかしそれこそいきなり電車に乗って駅弁広げておにぎりビール飲んでビールてんやわんやの大騒ぎがそこらで行われている風情があった。


さて、ぼくは電車に乗りに着たのではない。京都駅でバスに乗りに来たのだ。




お登りさんのぼくは、おまわりさんに道を聞きながらようやくの体で乗り場にやってきたのだ。


「おおおお!これかぁ」


新宿行きと書いた2階建てバス。普段は軽自動車に乗っているぼくの車と比べたら、序の口と大関、あじと大マグロ、食パンとなんやらかんやらとデコーレーションしてあるデザートパンくらいの違いがある。


鼻息を荒くしながら意気揚々とバスに乗り込んだ。


「おおおお!動いた!  おおおお!アナウンスある! おおおお!外国人歩いてる! おおおお!○×△□!」


言葉が尽きたぼくはリクライニングをがつんと下ろして150度くらいになったシートでまったりお茶を飲みながらお茶鼻歌交じりで持ってきた本を読み始めたのである。




バスは高速に入ってからぐんぐんとスピードを上げ、ぼくの家のすぐ近所を通った。


「行って来るよー わがホームタウン家 しばしの別れじゃ」


感傷に浸る間もなく100キロは出てるであろう大関バスは3秒くらいロケットわがホームタウンを通り過ぎてしまった。



途中、養老、駒ケ岳、境川のサービスエリアに15分づつ休憩をはさんで停まりつつ、とうとう大関さんは花の都大東京ビルにやってきたのである。




ビルビル・ビル・ビルビル


「うっひゃぁー さすが日本の首都はでかいなぁ」


田舎者丸出しのぼくは首の体操のように下から上へとビルを嘗めまわしていた。何でも新宿は一日の乗降客が152万人いると言うとんでもない大都会なのである。


わが滋賀県の人口が130万人というから県民以上の人間がここに来るのである。


滋賀で最大のイベント琵琶湖大花火大会打ち上げ花火ですら40万人。


あれの4倍くらいの人間が来てると想像すると、もうお祭りどころではない。


まさに盆と正月とクリスマスとハロウィーンと入学式、卒業式が一緒に行われているような感すら覚えたのである。



そんなビルの合間を縫いながら時間通りに大関バスはほぼ時間通りに到着した。


京都発9:20-新宿着17:11


この11分という数字に大関さんの貫禄がうかがえる。17時でいいじゃないか?もうちょっと妥協しても17:10でいいじゃないか。


そこを11分としている日本の会社の意気込みキラキラを評価した一日であった。

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