705DanceLabのブログ

埼玉県ふじみ野市にあるクラシックバレエ、モダンバレエ、
コンテンポラリーダンスのスタジオ。

主宰:菊地尚子

HP:www.nanamarugo.net


テーマ:
どうやらコンクールに出てみたいと思ってがんばっている生徒さんも増えてきていると思いますので、
ここで一度、私のコンクールというものの考え方をお伝えしといた方が良いかと思い、
以前コンクールに出場する生徒さんの親御さんに送っているメールをアップいたします。


【コンクールに参加する生徒さんのご両親の心構え】

1. コンクールは合否や、点数でお子様の踊りにハッキリと結果が出ます。点数が悪いとあたかもお子様を否定されている様な、または才能がないと言われているような気持ちになるかもやしれません。時にはお子様以上に親御さんが凹んでしまったり、お金をかけているのに!とお子様に対して感情的になってしまう方もいるようです。(幸い705の保護者でその様な方は見受けられません)思うような結果でなくても受け入れ、お子様の成長過程を見守る温かい気持ちを持てるご家庭のみコンクールへの参加をお勧めいたします。踊りというものは、そんなに簡単に積み上がる芸術ではないことをご理解ください。

2. コンクールの練習を通してお子様達は踊りのこと以外に、礼儀や態度のついてや、自立心なども身につく様に指導が入ります。コンクールだから踊りを手取り足取り教えてもらえる訳ではありません。自分で考え自分で踊りを膨らます力こそが必要となってきます。
私は賞をとらせる事を目的としてコンクールに参加させている訳ではなく(ここの所賞が続いているので一見そう見えるかもしれませんが、、)、お子様達が自分力、人間力を身につけるためのお手伝いと思い指導している所も大いにありますので、菊地および担当の先生方の指導方針をご理解いただければと思っております。


3. コンクールは、良い結果、悲しい結果など感情が一喜一憂するものですが、全てはそのお子様にとって今必要な結果だと思っております。
良い結果の時は、今まで頑張ってきたお子様への神様からのほんのプレゼントぐらいの気持ちで、「この先も!」と過剰には期待せず、悲しい結果の時はその子が今越えなければならない壁なんだと見守っていただけたらと思います。

たまにコンクールの帰りの電車の中で、落ちたお子様へ異常に駄目出しをされているお母様を見受けますが、私は正直とても苦い気持ちになります。落ちた当事者はお子様であってお母様が落ちた訳ではないのですが、そのお子様の辛さを察しれないのだなぁと。駄目出しするのも親心とは思いますが、基本親御さんは踊りの先生ではないですし、日々先生とお子様で培ってきた現場にはいらっしゃらないわけです。お子様達は日頃から十分に先生方より駄目出しのシャワーを浴びております。そしてその子その子の成長する速度も過程もバラバラです。他のお子様と比べるのもあまり気持ちの良いものではありませんので、長~い目で大きな器でお子様の頑張りを見守りつづけていただけたらと思います。
決して褒め続けろと言いたい訳ではありませんが、私の母が常に前向きに応援しつづけてくれたので、8年も連続して落選しても前向きにトライしつづけたのだと思います。毎回踊るたびに厳しく駄目出しされつづけたら、そういう気持ちにはなれなかったかもと思いました。
なんのためにお子様をコンクールに参加させるかをよくご家庭で相談し、ご意見をまとめてから参加するかしないかをご決断いただいた方が良いと思います。


そして上の主旨にご賛同できない場合は、コンクール参加は断念していただいた方がお互いにいいと思われますので、その場合は遠慮なくご連絡ください。

最後になりますが、お子様達がコンクールを通して様々な感情を経験することにより、強い魂になっていくことを願っております。


___________

ここ数年、コンクールで上位をとる生徒さんが出てきたり、到底予選を通るはずのない東京新聞のコンクールを通過したりなど、スタジオとしても吉報が続いてまいりました。

大変喜ばしい、素晴らしいことなのですが、そのことにより、みなさまにそういうものなんだと思われてしまうのが講師一同の現在の不安要素です。コンクールはそんな甘いものではありません。

東京新聞のコンクールなどは本当に狭き門なため、幼少時代からコンクールに全てをかけ、日本中のコンクールに参加して経験を積んできた様な、レベルも経験も意識も度胸もある人が、ジュニア部門で予選を突破する様なそんなコンクールです。正直親御さんが投資しているお金の大きさも半端ないと思います。


705がコンクールに再び参加しだしたのは、ここ2~3年でして、その様なコンクールへの過程は通ってきておりません。
特にジュニア部門は1番難関で、子供時代にコンクール経験を積んだ上に、中学生になって部活や勉強が大変な中でも、コンクールに参加して来る意識も実力もある強者ばかりです。
また中1が高3と戦わなくてはならなく、本来は中学生で受かれるものではありません。去年あの様な結果が沢山出てしまったことの方が驚きであり、本当にたまたまだと言って良いと思います。

もちろん受かったり賞を受賞した人たちの努力や、能力もありますが、そんなんですぐ結果がでるのは、本当にたまたまで奇跡に近いと思っていいでしょう。
それはそれで、この先本人のハードルが上がってしまうので、辛さもともないます。

また、スタジオの生徒さんやお母さん達にその基準でコンクールを考えてしまわれると、結果がついてこない時に「自分はダメなんだ」「うちの子はダメなんだ」と勝手に思いこんでしまったりします。それはその子の成長を願って日々指導をしている講師達からしたら、本当に辛いことです。

コンクールに振り回されさずただ「自分が上手くなるため、成長するためにコンクールを利用する」という気持ちで参加できない場合は、コンクールに手は出さない方が身のためだと思います。

考え方ひとつで、コンクールは良いものにも悪いものにもなってしまいますので、お気をつけください。


以前書いた、私の幼少期についてのブログもご参考に。






菊地
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