クイックファスナー受け金具
クイックファスナーの金具が購入した状態では、
パーツの厚みの兼ね合いで加工しないと噛み合わないので、
あえてオリジナルは使わずに、対策部品を製作してみました。
対策受け金具です。
金具エを90度ひねるとシッカリと良い感じで固定されます。
固定した状態です。
反対側もいい感じでシッカリ固定されています。
固定するのに、ネジを使わずにクイックファスナーを使用する事により、
以前のように、走行中の振動でネジがゆるんで落ちてしまい、カウルと
カウルの固定が出来ず、効果が半減するのを防止できますし、固定用
ネジが落下する事もありません。
エンジン温度を下げる工夫にも改良をしました。
インテーククーリングホールも以前より、サイズダウンでホースとの間隔を狭めて、
空気の流速UPでさらに温度を下げる効果を狙いました。
グリルの上から入った、フレッシュエアーがこの空間にいったん滞留して、
アクセルを踏むといつでも必要なだけ吸い込める状態を作っています。
このスリットから隙間風の原理で、走行中にある一定の圧力を超えると、
フレッシュエアーが出て、助手席側シリンダーヘッド上を流れ、エンジンの
奥側の熱のこもる部分のシリンダーの温度を下げる効果を狙っています。
こちらは、運転席側のシリンダー側の温度を下げるのを狙っています。
丸い穴は95yまでの、ボンネットオープン用ワイヤーの通るところです。
運転席側はエンジンが重量配分?の関係で、助手席側に寄っているので、
スペースが大きいのとブレーキマスターにも風を当てたいので、
出る風が広がるように、スリットが少し広くなるようになっています。
すぐパワ-2 ( 画像バージョン )
お待たせしました
すぐパワ-2 ( 画像バージョン )です。
すぐパワ-1で熱気の出口を作ってあげたので、エンジンルームの中にフロント周り
から入った外気が、左右のボンネットのヒンジ金具の方へとスムーズなメインの
通り道ができたので、以前よりも新鮮な外気がエンジンルームの中へ入ってきて、
熱気を引っ張って出て行ってくれるようになったので、エンジンの熱ダレが以前よりも
ましになるのと、ノーマル時よりも外気がぬくもる前にエアークリーナに吸い込めるの
で、少しパワーUPするので、体感できるようになったと思います。
{ すぐパワのお試し方法の追加です。}
すぐパワ-1のゴムの切断加工がいやな人は、両サイドの固定用のピンを外して
あげて、ゴムを切断する代わりに折り曲げてガムテープなどで固定してあげると、
いつでも元に戻せますので、試してみたい方にはお勧めの方法です。
そこで!!
画像のように、エアークリーナーの助手席側についている長いストローと、左に
ついているコブを取ってあげて、フレッシュエアーを吸い込みやすくしてあげましょう。
今回は、用意する道具は軍手などの手を汚れなどか
ら保護するものだけで、作業ができますが、くれぐれ
も怪我には気をつけて作業をしてください。
1)まずはじめに、手前のステーがラジエターシュラウド(プラスチックのカバー)に
固定されていますので、上方向に引っ張ると外れます。その次に画像のようにダクト
を上下にねじってあげると、「パコン」と外れた音がしますので、後は手前にスライド
してあげると、スムーズに外れます。
* エアクリBOX本体もハメコミなので、上方向に引っ張る感じで外れますので、
一緒に外しておくと、両サイドのノズルダクトとコブが外しやすいです。
ついでにエレメントの汚れもチェックをして、汚れていれば程度に応じて、
掃除または交換しておくといいですねっ!!
( 助手席側を外すとこんな感じです。)
2)反対側のコブも先ほどと同じ要領で、外して下さい。
( 運転席側を外すとこんな感じです。)
3)後はBOX本体をしっかり差し込んで元に戻してあげると完成です。
エアーエレメントはBOXの上の二になる部分と下の部分に挟まれる感じで、
固定されていますので、雨天走行でも直接雨が当たることはありませんので、
エレメントに直接ダメージは与えませんので、安心です。
また、ノズルやコブが無くなったことで、吸気抵抗が激減しますので、
アクセルレスポンスがノーマルに比べるとよくなっています。
吸気口が1個から2個に増えたことと抵抗が減ったことによる、吸気音が
なかなか良い感じです。
試してみて、気に入らない場合ははめ込みパーツを外しただけなので、
元に戻せますので、安心です。
一度お試しください。
では、また。
DOPE262装着テスト
95yASTROにさっそく出来上がったDOPE262のプロトtypeを、
装着をして不具合がないか装着テストをしてみました。
(1-遮熱用のアンダープレートを取り付けた状態です。)
このプレートが、エンジンからの熱気を左右のフェンダーへ分散させて、外へ出て行き
やすくして、エアークリーナーが熱気を吸い込まない為の大切なプレートです。
95yは画像のようにボンネットオープン用のワイヤーがあるので、切りカキがあります。
オイル交換時もクイックリリースなので、マイナスドライバーでひねるだけで開きます。
以前のエアクリホース部分の開口部よりも、サイズを小さくしています。
エンジン&ミッションのオイルゲージも点検しやすいように、サイズ変更しました。
立ち上がり部分とクイックリリース受け部分です(まだストッパーは付いていません)
95yの指定ありで、オープン用ワイヤーの切りカキ部分は加工済みになります。
こちらも立ち上がりと、受け部分が変更箇所です。
問題なく装着できました。
なかなかレーシーでいい感じです
色は艶消しブラックですが、お好みで好きな色に塗って頂けるのも、
個性が表現できる、カスタムの楽しいところです。
グリルの上に装着された、インダクションカウルから走行風がアンダーパネル
とアッパーパネルによって作られた空間に入って、圧力がかかった状態で貯められ
ているので、アクセルを踏めばいつでも、新鮮なエアーが吸える状態になっています。
右側ウイングはオルタネータに雨水がかからないギリギリの長さにサイズ変更です。
左側ウイングはエアコンコンプレッサーに雨水がぎりぎりかからない
サイズに変更しました。
画像では、光があたって艶があるように映っていますが、
マットブラックです。
ということで、装着テストは無事問題なく、完了しました。
後は、クイックリリースの受け金具が明日取り付け予定なので、
正式な装着が出来るので、楽しみです。
では、また。
すぐパワ-1 ( 画像バージョン )
ごぶさたしてます。
最近、安くなったのか街中でASTRO&SAFARIを
よく見かけるようになったので、
少しでも、役に立てばと思い、
今回は画像を取り入れて解りやすくして、
自分ですぐできるパワーアップ(画像バージョン)
のはじまりです。
まずは、エンジンルームの熱気を逃がしてあげるのが目的の、
自分で出来るチューニングの紹介です。
くれぐれも、自分の判断での加工をお願いいたします。
上の写真のようにハサミなどで、ゴムをカットして頂くだけで大丈夫です。
助手席側も、同じ要領でゴムを画像のようにピンを外して、切り易い状態にしてから、
カットして頂ければ、効果を体感して頂けると思います。
この加工をすることにより、熱気の放出が走行風によりさらに、促進されますので、
水温計のメモリが少し下がるのが、確認できると思います。
くれぐれも、けがをされないように気をつけて、
自分の判断で楽しんで加工をお願いいたします。
すぐパワ-1で熱気の出口を作ってあげたので、エンジンルームの中にフロント周り
から入った外気が、左右のボンネットのヒンジ金具の方へとスムーズなメインの
通り道ができたので、以前よりも新鮮な外気がエンジンルームの中へ入ってきて、
熱気を引っ張って出て行ってくれるようになったので、エンジンの熱ダレが以前よりも
ましになるのと、ノーマル時よりも外気がぬくもる前にエアークリーナに吸い込めるの
で、少しパワーUPするので、体感できるようになったと思います。
{ すぐパワのお試し方法の追加です。}
すぐパワ-1のゴムの切断加工がいやな人は、両サイドの固定用のピンを外して
あげて、ゴムを切断する代わりに折り曲げてガムテープなどで固定してあげると、
いつでも元に戻せますので、試してみたい方にはお勧めの方法です。
興味のある方は一度試してみてください。
きっと楽しくなると思いますよっ!!
すぐパワのはじまり。
あるTV番組で旅館の各部屋の押し入れの蒲団を湿気ない様に、おかみさんが引き戸を開
けて風通しを良くしているという放送を見ました。
その時に、車の窓も前の2枚だけを開けても入ってくるだけですが、後ろの2枚の窓もあける
と帽子が飛んで行くほど、風通しが良くなるのを思い出し、なるほどと思いました。
その時に、アストロにはエンジンルームには現状でも風が入ってきているので、
出口をしっかりと作ってあげれば、熱気を積極的に外へ出すことが出来る筈!!
と考えて、すぐパワシリーズが始まりました。
追加訂正です(^^;)
昨日の文章半ば後半のゴムモールの文章で94年式は左右フェンダーに・・・・・・という
ところから文章が訂正したつもりが、削除していた様でした。
申し訳ありません、初歩的なUp前の確認ミスです。
94yは左右フェンダーエンジンルーム側のフロントガラス側に寄りに、
スポンジの塊がピンで固定されています。
95y以降はボンネットに取り付けられている、ゴムモールの両端に広がった形で、
左右のボンネットヒンジ部分の隙間上部を覆う感じになっています。
という感じになるはずでした。
伝えたかったのは、
狭いところにV6-4300ccのエンジンが詰め込まれていて、エンジンの上にエアクリBOX
やパワーフローが有るので、夏場は80度以上のエンジンルームの中で更に温められた
密度の低い空気を吸うので、パワーダウン( 熱ダレ )を起こしてしまい、燃費も悪く
なってしまうという悪循環を起こすのではと感じました。
特に96以降ノーマルのエアークリはBOXの片側に長い吸気ノズルが付いているので、
抵抗になっていて、エンジン到着までにさらに時間がかかるので、不利な条件でした。
95yは短く外気を吸い込めるようになっているので、96以降に比べるといい感じでした。
ということです。
では、また。
エアージェットSYSTEMが出来るまで!!(すぐパワシリーズを含む)
街中を走っているアストロ&サファリは95年以降マスクのアストロが一番多いと思うのですが、それ以前の旧
マスク(ファーストマスク)のアストロも、たまに見かけます。
私が初めて乗ったのが96yのASTROロールーフだったのですが、それ以前にお客さんの車で、夏場の熱意ダレ
が気になるとの声が多々あったので調べてみたところ、日本車との明らかな違いがエンジンルームにありました。
日本車にはボンネットと重なるエンジンルームのボディーフロントガラス側に雨水が入らないように、ゴムモール
があったり、立ち上がりがあって水の浸入を防ぐ構造になっていて、熱気が逃げやすいように上部のボンネット側
に隙間があるのに対して、アストロ&サファリ君の場合は、室内空間を大きく取った事により、エンジンルームが
小さくなっている上に、さらにカナダなどの寒い地域でも、買い物をしている間などにエンジンの熱気が逃げにくい
構造にする為にとしか思えない雨水の侵入を気にしていないような、エンジンルームのボディー側ではなく、ボン
ネットの内側のフロントガラス側にゴムモールが右から左にピンで留められています。(逆の構造でした。)
さらに両サイドには94年までは左右フェンダーのボンネットと重なる部分のフロンガラス寄りに大きなスポンジ
広がっていて、エンジンルームの熱気がさらに外へ逃げにくい構造になっていますが、ボンネット側のゴムモール
とボディーの間は隙間があいていますので、雨水が侵入した痕跡は新車&中古車を見てもしっかりありました。
乾燥しているアメリカ大陸では問題なく標準的な性能を発揮する構造に設計されているのですが、吸排気系を
ディチューンしてカリフォルニアの厳しい排ガス検査をクリアーしたエンジン特性で、高温多湿のじめじめした日
本の気候の夏場ではACも使うので、サウナの中で走っていいるような状態になるので、走り出して時間が経つと
さらにパワーダウンしてしまう状態になってしまっていました。
この事が発端となり、98年末からインターネット上で、すぐパワシリーズが展開していくこととなったのです。
次回はシリーズ化していった、すぐパワを画像を含めて紹介していこうと思います。
では、また。