『白鵬 “後の先”封印…1047勝へ「攻めまくっていく」』
と伝えています。
スポニチさんの記事は→こちら
「後の先」。
調べていくと、後の先には「宮本武蔵的な後の先」と「柳生宗矩的な後の先」があるようです。
後の先とは、「相手に先に攻めさせて、その攻撃を受けて(凌いで)、敵が萎えたところを攻めて勝つ」ことを意味します。
「相手を攻撃させるきっかけ」の違いで、宮本武蔵的と柳生宗矩的にわけて考えることが出来るようです。
宮本武蔵的な後の先は、、
「相手にプレッシャーをかけ相手が我慢できなくなり動く」
というもので、
柳生宗矩的な後の先は、、
「相手に仕掛けを施し、限定した動きを誘発することで、勝ちを不同なものとする(兵法家伝書)」
というものです。
両者の後の先を対比してみると、、、、
このような特徴があると思います。
勝率から考えると、「宮本武蔵的後の先」>「柳生宗矩的後の先」となると思います。
なぜならば、これは「後の先」がもつ脆さの表れでもあります。
しかし、高齢でも勝ち続けるには、柳生の後の先が良いと思います。
体力は年齢とともに徐々に低下していくので。
ところで、親交のある剣術家の簑輪勝先生は、後の先を、、、
「相手が技を起こすように引き出して打つこと。心で勝って、能動的に相手の心を動かして技を決めることである」
と述べています。
柳生宗矩さんの後の先です。
簑輪先生も「僕の後の先は、宮本武蔵から柳生の後の先に落ち着きました」とも言っています。
相撲界で考えるならば、
「千代の富士さんは、宮本武蔵。双葉山さんは、柳生宗矩。」
と考える事が出来ます。
あくまでも、推測ですが、楽しくなります。
で、白鵬関は??
両方出来そうです。
両方の後の先面白いですが、個人的には、柳生さんの後の先が好きです。
でも、今後は柳生さんの後の先が多くなると思います。