職場の教養-倫理の館ブログ

社会人として、人として忘れがちな物事をやさしく解説
1日1題 毎日読んで気持ちを引き締めましょう。
毎日の朝礼にも効果的 

気をつけているだけで変われる 社会人必読

社団法人倫理研究所 法人局「職場の教養」より転載


テーマ:
天職の喜び



 水芭蕉で名を知られる群馬県の尾瀬では、100キロ近い重さの食料や日用品を背負い、山小屋へ物資を届ける「歩荷」と呼ばれる仕事人が存在します。

 その歩荷を職とする五十嵐寛明さんは、高校時代には福島県の会津から喜多方までの片道20キロの道を自転車で通い、皆勤賞を得たという剛の者です。

 原則として自動車の通行が禁止されている10キロの山道を、重い荷物を背負い四時間をかけて運ぶ重労働です。

 当初、一日一回は転倒したり、足の甲が疲労骨折を起こしたりと、ケガの連続でした。それでも体を鍛えつつ仕事を続ける理由を、「尾瀬の景色に溶け込みながらの仕事ですよ。楽しいとしか言いようがない」と事もなげに語ります。

 「楽な仕事」が楽しい仕事とは限りません。苦労の末に目標を達成した時など、何ともいえない充足感に心と体が覆われた経験は誰しもあるでしょう。

 仕事を楽しいと思える人は幸せです。どんなにきつい仕事でも、そこに働きがいを見いだせば楽しくなるものです。働く喜びこそが本当の幸せなのです。

今日の心がけ;喜んで進んで働きましょう



<社団法人倫理研究所 法人局「職場の教養」より転載>




テーマ:
愛着を持って



 建設会社に勤めるMさんは、下積み時代は頻繁に道具を壊していました。そんなMさんを見かねた親方が、「道具は手足の延長であると思って大切にしなさい」と、その扱い方について諭したのです。

 親方の下積み時代は、物に恵まれた時代ではありませんでした。作業後の道具の手入れはもちろん、礼を尽くし愛着を持って道具に接していたそうです。

 その言葉を受けたMさんは、自身の道具の扱い方を振り返りました。手入れもせず、ぞんざいな扱いをし、<故障しても、また購入すればいい>という、安易な考えで扱っていたことにも気づきました。

 倫理研究所の創設者・丸山敏雄は、物について「大切に使えば、その持ち主のために喜んで働く」と述べています。物にも人と同じように命があり、使う人の心持ちによって、いくらでも物の働きは変わっていくのです。

 以来Mさんは、道具の手入れや整理整頓を意識して心がけるようになりました。道具や物への感謝を、形に表わしていきたいものです。

今日の心がけ;真心で物に接しましょう



<社団法人倫理研究所 法人局「職場の教養」より転載>




テーマ:
ストレスへの対処



 日常の中で、ちょっとしたイライラは誰もが普通にありますが、それをストレスとして背負い込んでしまうことはないでしょうか。

 「人間関係」「仕事のミス」など、ストレスの要因は様々です。最近は、乗り物の中で携帯電話で話す人を見てとか、満員電車で足を組んだり席を独り占めにしている人を見て、ストレスを溜め込んでいる人も多いといいます。

 怒り、恐れ、焦り、心配、憎しみ、悲しみといったマイナスの感情は、肉体にも影響を及ぼし病気の原因ともなります。ただしイライラの内容は同じであっても、反応する側の対応によってストレスの影響は増減します。

 些細なストレスであっても、それが蓄積されると心身に不調を引き起こします。それをはね返すのが「明朗な心」です。明朗は決断力を養い、気力を生み出す元となります。物事を明るく受け止める心こそ、健康の大きな決め手となります。

 マイナスの状況で明朗な心を持つのは、容易ではありません。しかし明るく受け止めることを意識していると、必ずやマイナスを突破する時が来るものです。

今日の心がけ;明るく受け止めましょう



<社団法人倫理研究所 法人局「職場の教養」より転載>




テーマ:
守・破・離



 三月は、茶道を大成させた千利休の遺徳を偲ぶ「利休忌」の月です。

 利休が茶道を学ぶ心構えを説いた歌があります。
  規矩作法 守りつくして 破るとも 離るるとても 本を忘るな

 「規矩」は指金などの大工道具のことです。まず、師匠から教わる形や規則、作法を忠実に守って、基本を身に付けることが大事だというのです。

 「破る」は元の形にとらわれることなく、自分の工夫や努力によって師匠の教えを破って成長することです。いつも定められた通りに事が運ぶことはないのです。

 「離るるとても 本を忘るな」は、師匠の教えを離れて精進することで、独自の境地を開拓したとしても、元の精神・基本を忘れるな、という意味です。

 私たちはまず、仕事の基本を身に付けるところから始めます。その後は、あえて基本から離れて、独自の型を築いていく場合もあります。

 独自の道を進んでも、元の精神である初心を忘れると、独断や我流に陥る危険があります。進む道に迷った時は、初心に返って歩んでいきましょう。

今日の心がけ;初心に返りましょう



<社団法人倫理研究所 法人局「職場の教養」より転載>




テーマ:
物との信頼関係



 私たちは日々の業務を進める中で、様々な物に囲まれています。

 中でも文房具類は職場において、なくてはならない存在です。そのような文房具に、どれだけ感謝の心を持っているでしょうか。

 「あって当たり前」「使えなくなったら替えればいい」という心で文房具に接していると、いざという時に働いてくれません。

 人間関係でも同じです。感謝や尊敬の念を持って接してこそ、そこに信頼関係が生まれ、仕事や交友が円滑に進むのです。私たちは、人間に対しては感謝や尊敬の念を持ちますが、文房具に対して意識することは多くないでしょう。

 人に接するような気持ちで文房具に接し、「お願いします」「ありがとうございます」という気持ちで使っていきたいものです。

 デスクの上に何気なく置いてある文房具に、ホコリが被っていたりしませんか。物を大切にしている人の机の上は、必ずキレイに整頓されています。身の回りの整理をし、使用している文房具への感謝の気持ちを深めていきましょう。

今日の心がけ;物に感謝しましょう



<社団法人倫理研究所 法人局「職場の教養」より転載>



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