花火大会

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今日は、東京では隅田川の花火大会をやってるけど、オレが住む街にほど近い、越谷の花火大会がやっていた。

隅田川には及ばないがそれなりにデカい花火が上がっていた。

オレは、通り過ぎただけだけどね。

だって、楽しそうなカップルが結構目について、こんな場所にオッサンひとりは虚し過ぎると思わない?

つうワケでオッサンは、これからひとりで知り合いのところに飲みに行ってきまーす
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今回読んだのは、現在ヤングキングで自分が好きな、無理を平気で押し通す、ワガママが服を着ている最強のチンピラが主人公のヤクザマンガ「ドンケツ」
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を描いてる漫画家の前作で、元々はヤングマガジンに連載された作品で、単行本も講談社から出ていたらしい。
それを現在ヤングキングで描いてるからか、単行本三冊分を一冊にまとめたコンビニコミックとして少年画報社から再発売された。
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自分が読んだのは、このコンビニコミックなのだが、「ドンケツ」以外、たーしの作品を知らなかった自分だが、どうせ車屋のマンガにありがちな、車好きな作者の知識と取材で得た車のウンチクの押し売りを売り物にした自己満足マンガだろうとタカをくくって1巻を読んだら車そのものじゃなく、その車の購入者のこだわりや関わりの方をドラマチックに描いていたので興味をもち、軽く調べてみたら、この作品は「アーサーGARAGE」という作品の続編である事がわかった。

さっそく古本屋へ走り、サラっと立ち読みしてきたが(笑)、今回の作品のメインキャラとの関わりはもちろんだが、「アーサーGARAGE」の時に比べ、画もエピソードの深さも格段に上手くなっている事に驚いた。
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(↑アーサーGARAGE ただの汚いオッサン風)
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(↑熱血中古車屋魂!アーサーGARAGE シブみのある中年風)
今回自分がちゃんと読んだのは、「熱血中古車屋魂!アーサーGARAGE」だが、メインキャラクターの深い拘わりとかを気にしなければ、「アーサーGARAGE」を読まなくても楽しめる。

なにしろ単行本三冊分を一冊に纏めての、全5巻完結となっていたので、読み応えは十分だった。

この物語の舞台となるのは、福岡県にある漁港のオンボロ倉庫を借り、在庫を一台も置かず、セコいと評判の注文販売専門の中古車屋「アーサーGARAGE」。

この店の社長(といっても従業員は一人だが)、原田朝男(アーサー)
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は、二十歳の時に一度中古車屋を始めたが失敗し、ヤケになり、ヤクザの世界に入り、ずっとアーサーを支えてくれていた、妊娠中の妻に出ていかれた過去をもつ。

やっぱり車屋が好きで、立ち直ったアーサーはヤクザをやめて、ふたたび中古車屋を始めた。

もうひとりの主人公として、従業員の梅木千春(チハル)。
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自称アーサーの右腕の二十歳(ハタチ)。
幼い頃に事故で両親を失って以来、親代わりになった姉・チナツに育てられた。
自分が半人前の為、恋人の許になかなか嫁げない姉に申し訳なく思い、早く一人前の男になろうと、アーサーの背中を見ながら奮闘中。
自分の思った通りに行動する直情型ゆえ失敗も多いが、真っ直ぐさと正直さで成長していく。

今回の作品は、そんなアーサーが30歳を前に一大決意をし、これまでのブローカーもどきの注文販売専門店から、店頭在庫を抱えるちゃんとした?中古車屋に生まれ変わろうとするところから始まる。

とはいえ一気に店を移転したり、在庫をバーンと抱える資金はなく、まずは看板を新しくし、在庫を二、三台置くくらいからスタート。

「まごころの車屋さん
アーサーGARAGE」

この看板こそがこの作品のテーマとなっていく。

アーサーの決意にたいして、最初のお客さんはアーサーの昔からの知り合いで、ヤクザ時代は親分として面倒を見てくれ、ヤクザをやめる時もあたたかく送り出してくれたアーサーが絶対頭が上がらない三日月組組長・村松(ムラさん)。150706_111007.jpg
注文は二台。
一台は、村松の若衆でアーサーの後輩・ヨシオが組を持つのと出産祝いを兼ねたもので、はじめはほかの幹部達と同じセルシオの予定だったが、四駆が好きなヨシオの希望でランドクルーザーのシグナス。

もう一台は、「20代後半のそんなにケバくない女が乗る50万で買える車」。
車種は、アーサーに任せるという。

ヨシオは若いながらも三日月組のホープとして持ち上げられてきたが、このシグナスを買ってもらう過程で、過去の因縁から狙われる事になる。

それをヨシオにはいっさい知らせず、秘密裏に処理しようと動く村松とアーサーだったが、ヨシオは襲われてしまう。
窮地をアーサー達に救われ、ヨシオは自分の甘さや弱さ、自分の為に動いてくれる人達のありがたさを知り、人間としても極道としても一回り成長する。

このエピソードでは、アーサーの商売人としての成長と、アーサーが巻き添えで刺された後のチハルのキレぶりで、チハルのアーサーにたいする思いも描かれている。

続くもう一台の注文はラシーンに決まるのだが、実はアーサーの別れた奥さん・涼子の車であった。

アーサーに任せると言いながら、アーサーが用意した車にムラさんはなかなかOKを出さない為、店頭在庫は増えていく。

これは、涼子が店に来た時、ちゃんとアーサーが車屋をしてる姿を見せる為のムラさんの考えであった。

なにも聞かされてなかったアーサーの前に涼子と
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娘・サトミ(9歳)
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が現れ戸惑うアーサー。

涼子は最近、サトミが自分の父親を意識しだした事から、アーサーに父親として名乗ってあげてというが、ひとりでサトミを育ててきた涼子とくらべ、一年前までサトミの存在すら知らなかった血の繋がりによる父親でしかないと思うアーサーは名乗れない。

サトミは父親だと気づきながらも、そんなアーサーに敢えて友達としてメルアドの交換を申し出る。

アーサーには、想い描いた将来の理想がある―。

小さくてもいいから、もう一度ちゃんとした店を持つコト……

そして、人並みより少しでいいからお金を稼ぐコト……

そして何よりも………
涼子 サトミ…
おまえたちと一緒に暮らしたいと願っとる―
ずっと 永遠に叶うコトはないとわかっとるのに………

そんなアーサーの決意にたいしてムラさんは、一度絆の切れた家族を再会させるという粋な贈り物をしたのだった。

このあとも、自分の油断から目を離した為に手伝いをしていた後輩を事故で死なせてしまった過去をもつ整備士・福田圭一郎(25歳)の150706_110606.jpg
入社や一度すべてを失った男が、再起した姿を自分と別れた後、再婚が決まった女房に見せて安心させるのと、娘にした「迎えにいく」という約束を守れなかった事を謝る為だけに、手元にある現金だけで買える、かつて家族であった時代に乗っていたオデッセイを巡る話など珠玉のエピソードが続き、なかには後輩の整備工場の倒産やチハルの姉の彼氏の母親の痴呆症など現実味を帯びた話もあった。
現在、おもしろいマンガはたくさんあるが、読みながらキャラクターに感情移入し、泣けるマンガはなかなかないと思う。

このマンガのキャラ達はアーサーをはじめ、とにかくよく泣く。
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ときには落ち込み、悩んで、そして、よく笑う。
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その表情や感情の動きが、作者からの押し売りではなく、キャラクターから自然に溢れ出てる感じがたまらなくいいのだ。

そして、この作品には敵役でもメインとなるキャラクターに悪人がいない。

行為や行動だけを見ればかなり酷い事をするのだが、そうなった背景がきちんと描かれているから、敵役にも情が入り、一概に悪役と思えなくなってしまう。

この描き方は、たーしが現在描いてる「ドンケツ」でも本編では理不尽さで暴れるキャラクター達だが、外伝では毎回個人にスポットを当てるので、そこに活かされている。

順に話を読んできてのクライマックスは感動もの。
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もうひとつ忘れちゃいけないのが、全編に使われる福岡弁?北九州弁?
この方言が、作品をより味わい深くしている。

マンガや小説のセリフは、昔から標準語が大半を占め、たまにあっても「なんちゃって関西弁」くらいだった。

それも、作者がその土地出身というわけじゃないので、大阪弁や河内弁がごちゃ混ぜの場合が多い。

この方言については、マンガは画がある分、感情表現がわかりやすいので、小説より受け入れられやすかったからか、自分の育った土地を舞台にし、自分の方言にこだわって描いている作者も、この作品の作者であるたーしを含め、少数だがいる。

ただ、リアルさを追求したものや奇抜さ、おもしろさだけでなく、人間を描いたドラマを読みたい人やしばらく涙を流してない人にはとくにオススメしたい。

たかがマンガとバカにせず、たまには素直な気持ちで読んでみて、感情に任せて泣いてみませんか?
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毎度お馴染み、タイガーマスク関連のオモチャの新作が出たのを知ると勝手に紹介するシリーズ。(笑)

今回紹介するのは、電人が原型製作をしてる「タイガーマスクソフビシリーズ」の新作。

メディコムトイで7月31日まで受付中の受注生産品、キング・ジャガーと
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ハンス・ストライザー。
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各7800円(税込み8424円)。
この二人、アニメ版のオリジナルキャラで、伊達直人(タイガーマスク)が卒業した後、近代化された虎の穴にスカウトされたうちのひとりで、いわば新世代卒業生として、先輩であるタイガーに挑戦する。

キング・ジャガーは、アニメ第71話でタイガーと対戦。80-tab04080.jpg
前に紹介したケン高岡(高岡拳太郎)と同期で、ケンがマスクを被ったイエロー・デビルが「アメリカ東部の新人」と呼ばれるのにたいし、「アメリカ西部の新人」と並び称された。

子供の頃、貧乏が原因で他人に蔑まれた反動から金に異常な執着心をもち、虎の穴の支配者達の前でも、タイガーの処刑でなく、「カネの為に金を稼ぐ」と言い放ち、タイガーへの挑戦を認められた。

タイガーとの試合では、ムエタイ仕込みの打撃で善戦するも勝ちは奪えず、タイガーのロメロ・スペシャル(吊り天井固め)に敗れる。20120223213109.jpg
↑(アニメの資料画像で技のシーンがなかったので、サンダーライガーがかけている画像を使用しました。)

ちなみにキング・ジャガーの趣味は、街を車で暴走する事というアブないヤツでもあった(笑)。

ハンス・ストライザーは、第67話、69話に登場。

ナチス・ユンケルのマスクの下の素顔である。

虎の穴の次世代を担う逸材として、高岡に次ぐナンバー2の成績で卒業した。

ハンスは少年時代、両親が交通事故の後遺症から仕事を失い、ガス自殺をしてしまったという過去をもつ。
その為、交通事故を非常に憎み、デビュー後は交通遺児に尽くす事を心に誓っていた。

しかし、若さゆえ手柄を焦った彼は、虎の穴本部の命令を無視し勝手にタイガーに挑戦し、しかも簡単に負けてしまう。

虎の穴は、そんなハンスにたいして行った処刑は、ミスターXが交通事故に見せかけて車で轢き殺すというハンスにとって最も非情な処刑だった。

余談だが、このキング・ジャガーとハンスのエピソードは、アニメ放映当時、いかに交通事故が多かったかを窺わせるものともなっている。

また、このあたりから、アニメが原作マンガに追いついてしまい、人気アニメだったせいか途中で終わらせず、原作の試合を織り交ぜながらも、アニメ独自の路線を進んでいく事になる。
今回のふたりには両方にマントが封入りするのだが、ハンスに付属する青のマントは今まで発売されたものにはなかった、新しいカラーで、ハンスのカラーによくマッチしてると思う。

アニメの画像資料が少なく、顔のアップ画像を貼れないのが残念だが、今回のふたりの顔はよくできていると思う。
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やっぱり、ソフビやフイギュアって顔が凄く大事だよなあ。

次にでるものとして自分の予想だが、シャキル・ランパファ(キング・ジャガーの素顔)とナチス・ユンケルでは?などと勝手に思っている。
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