シークレット・ウィンドウ | ・・・ 新☆東京ライフ ・・・

シークレット・ウィンドウ

シークレットウィンドウ

シークレット・ウィンドウ

監督:デヴィッド・コープ
原作:スティーブン・キング
出演: ジョニー・デップ、ジョン・タトゥーロ、マリア・ベロ
製作年度:2004年


スティーブン・キングのホラー小説ってよく映画化されるけど、どれもこれも出来が

イマイチと思うのは私だけ?
(『ショーシャンクの空に』や『グリーンマイル』みたいなホラーじゃない奴はいいんだけどね)


彼の小説は心の中の悪に迫った恐怖が多いから、ホラー映画にするとわけわかんなくなるのかな・・・。


で、この映画は、妻に浮気されて、離婚協議中の半分落ちぶれた?作家(ジョニー・デップ)が主人公。

怠慢な毎日を送る中で、ある日突然「自分の作品を盗作した」という奇妙な男が現れ、

「それを認めないととことんまで戦いぬく」と宣言されます。


それ以来、彼の回りで血なまぐさい事件が次々と起こりだす。
そして、次第に追い詰められていく彼・・・。といったストーリー。


ストーリーは、勘のいい人だったら途中で結末がわかってしまうレベルですが、

おもしろいといえばおもしろい。(私はおもしろかったにひひ


それより特筆すべきは、ジョニー・デップの演技かな。
いい感じにダメ男 → 追い詰められる男 → サイコな男を演じてました。


私はなぜ彼がそんなに人気があるのかよくわからないのですが、やっぱりダメ男を演じてても

カワイイのがいいのかな?
確かに母性本能をくすぐる演技をしてますね(笑)

この役は、最初の頃限定ですが『ALWAYS続・三丁目の夕日 』の茶川さんに通じるものがありました。


まぁ、一言で言うと後味の悪い部類の映画かと思いますが、私は不思議と後味の悪さは感じなかったな。
これもひとえにジョニー・デップのおかげ?(笑)


映画は原作とは違うエンディングみたいなので、これを機に原作も読んでみたくなりました。