先週9/17（木）にオープンしたばかりの新店
神田の
『カラシビ味噌らー麺 鬼金棒 』 （からしびみそらーめん きかんぼう）
私、コアな新店ハンターでもないので、
新店はラッシュの落ち着くオープン数日後に行くようにしているのですが、
この店、数日前にテレビで紹介されてしまったらしく、
オープン一週間後というのにいまだ大行列・・・・・・
１４時過ぎに到着で２０人以上待ち・・・。
通し営業みたいなので、一旦別の店に行って、１５時過ぎに戻ってくると・・・・・・
・・・・・もっと人が増えていた・・・
あきらめて、連食のインターバルもかねて、最後尾に接続。
こちらの店主さんは長年麺屋武蔵の看板を支え続け、二天の店長を務めてきた方。
そんなすごい経歴の持ち主の独立店であり、
業界注目の店とあって、マスコミ、プロの評論家さん、著名ブロガーさん、
有名店さんらがチェックしまくっている様子。
オープン後一週間経っているだけあって、スタッフさんのオペレーションも落ち着きはじめてきている様子。
私の訪問時は店主さんは調理担当かと思いきや、ホールを担当していた。
それにしても店主さんの接客はかなりのものだった。
エスパーか
ってぐらい、客の動きを予想し声をかけていた。
客が水を探そうとすると
「水はこちらです」と声をかけ、
紙エプロンを探そうとすると
「紙エプロンはあちらです」とすかさず声をかける・・・。
全て、客が行動する前にそれに気付いて声をかけていた。
その上、キャリアの無いスタッフ（弟さんらしい）の調理ミスにはすぐに気付き、
すかさず無言でフォローする。
調理ミスした汚れたままのドンブリをスタッフが再利用しようとすると、
すかさず無言で新しいドンブリと取り替えていた。
私も、ゴミ箱を探そうとした瞬間に
「（ゴミは）こちらであずかりますよ」
と声をかけられた。
すげー、何で分かったのエスパーみたいだ
当たり前のことをさりげなくやってのける接客。
キャリア以上に接客業の天性の才能を感じました。
きっと、「背中かぃーなー」って思ったら、
すかさずそれに気付き「背中掻きましょーか」って声をかけてきそうなくらい、
かなりエスパーで気の利きまくった接客でした。
まさに・・・、
かゆい所に手がとどく・・・
そんな接客でした。
ってか、本当は店主さんにはホールよりも、調理を担当してもらいたかったけど・・・、
まぁしょうがないのか。
辛さは４段階（抜き・少なめ・普通・増し）から選べる。
今回は’普通’でオーダー。
カラシビ味玉味噌らー麺 880円
シ・ビ・レ・マ・ス
山椒のシビれが舌を適度に麻痺させてきます。
そこに唐辛子の辛み。
すごね
辛いのが得意じゃ無い私が普通に美味しく食べられたんで、
本当に辛いものが好きな人にとっては物足りないんじゃないかな
スープにはあまり味噌は感じなかったかな。
麺は中太麺。
チャーシューはやわらかジュースィー系。
なによりも辛さで見落とされがちだが、脇役の味玉がかなり美味しかった。
絶妙な味付け＆トロトロ具合だった。
欲を言えば、ピリ辛系ラーメンにしては、常習性・麻薬性がまだまだ足りないかなと感じた。
食べた瞬間だけはピリ辛でシビれるが、決して後を引く味ではない。
もう少し後を引くような麻薬的な力が欲しい。
また食べたいと思えるような味には、まだまだ達していなかった。
今後の展開に期待したいお店です。
まぁ、これらは辛いのがあまり得意で無い人間の感想なので、
あまり参考にしないでください。
この手のラーメンは、北極を笑顔で食べられちゃうような辛いもの好きの方の意見を参考にしてください。
とりあえず、シビレ具合はハンパ無く、
まさに・・・、
からい所がしびれだす・・・
そんなラーメンでした。
『カラシビ味噌らー麺 鬼金棒
』
東京都千代田区鍛冶町2-10-10
最寄り駅：神田
個人的評価（５点満点）： ４