11月3日に腰痛学会に行ってきました。
自分の発表は、AKA-博田法の仙腸関節への操作と、マッサージ、腰をつまんだ際に反応する骨盤周囲の筋肉や靭帯などの変化を超音波診断装置で比較したものです。
ビデオ画像なのでここに載せられませんが、腸骨付近の腰を摘まむと、背中の筋肉が収縮してしまいます。そのために仙腸関節がロックされているようです。
マッサージでは、皮膚と背中の筋肉の間が動いていて、皮膚が筋肉の上を滑走している感じです。
見ていて気持ちよさそうですが、関節は動いていません。
博田法では、皮膚の滑りも筋肉の収縮もなく、皮膚から筋肉・靭帯までが全く動いていないように見えます。しかし、操作を終わると一斉に元に戻るように動きます。関節がゆっくりと動くとき、その周りの組織は刺激を受けることなく、一緒に動いているのです。
聴衆の方々は、医師が殆どですが、呆気にとられているようで、ざわつきすらなくシーンとしたまま、質問もありませんでした。
世界で初めての動画での発表ですし、理解されにくいAKA-博田法ですので、ブッシュマンのコカ・コーラの空き瓶以上に異次元だったようです。
学会感想は、後日記しますが、腰痛を脊椎などの病変で解釈しようとしているようでした。
努力されている発表が多く、海外での発表も積極的になれているそうですので、日本だけの風潮ではなさそうです。
もう少し、いろいろ仕掛けていきたくなりました!